情熱のルンバ


ハンゲショウの葉の上で、ハート型を作っているのは『クロイトトンボ』のカップル


トンボの交尾はちょっと変わっていて、オスの「副性器」・・・交尾のために精子を入れておく場所(しっぽの付け根にあり、「交尾器」とか「交接器」とも呼ばれます。)・・・に写してある精子を、メスが自分の生殖器を当てて受け取ることを「交尾」といいます。これがハート型を作る秘密。

オスはシッポの先に精子を作る生殖器があるんだけど、シッポの先はメスを捕まえるのに使うので、こんな方法をとるのです。ついでながら、副性器に精子を写すのを「移精」と呼びます。

これがトンボのハート型になる不思議の理由・・・よ~し、こんだけ覚えりゃ、いっちょまえじゃ~!


お互いのシッポを上下に動かして、かなり情熱的なダンス!

前回紹介した「おつながり」(別名は「連結」)というのはこちらで、これは交尾とはいいませんぞ ⇒ 首根っこ


1 件のコメント:

  1. 「おつながり」みたけりゃ「里山に来い!」・・・ですよねっ。ホント!

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