学力テスト Vol.93

先週、わが家の近くで十数年ぶりに「ミゾゴイ」の声を聞きました。夜の高圧鉄塔の上で「ブオ~、ブオ~」、双眼鏡で見ると月明かりに、そのうずくまった姿が!

見ていたすぐ近くでは、それに釣られるように「ウシガエル」がさらに低い声で「ブオ~、ブオ~」!・・・ うっひゃ~~っ、こんな豪勢なデュエットを聞いたのは初めてじゃ~!

最近は時間の立つのが高速ジェット並み! 29日の学力テストのこともすっかり忘却の彼方へ!
でも、1日遅れでもしっかりと思いだすのがすごいところ・・・と、自画自賛!

さてさて、今回は前回に引き続き、虫シリーズのクイズ!今度は成虫にしようかなっと。













答えはこの中から:ヤブキリ、クツワムシ、ツユムシ、アシグロツユムシ、ヒメギス、キリギリス、ササキリ、エンマコオロギ、オカメコオロギ


参考までに前回のクイズはこちら  ⇒  学力テスト Vol.92






これもカツオ




ハスジカツオゾウムシ

漢字であらわすと「葉条鰹象虫」、すなわち上翅に葉っぱの葉脈のような筋が付いているゾウムシという意味なんだって! 



見かける時はたいがいこんな風にデート中のことが多いので、きっとアツアツなんでしょう!
ああ、青春まっただ中でいいな~! うらやましか~!


一度だけ、まだ赤味が残っている個体を見かけたことがあるので、これもきっと「カツオゾウムシ」と同じように羽化したばかりは赤いんじゃろね~

そのカツオゾウムシと比較をしてみるなら、こちらをどうぞ。⇒ どれもこれもカツオじゃ~

イカす名前を!


あれれっ? ヤゴからトンボじゃないのが出てきた~!さては寄生か?!
おっと、それは大きな間違いです。この蛍光グリーンの鮮やかなのはハチ?それともハエ?

これは『コガタノミズアブ』という、もう少しマシな名前を付けてあげたくなるような美麗種。
こんなところに命名者のセンスが発揮できるチャンスなのに~・・・もったいない!
私だったら・・・う~ん、これはうかつに書くとバカにされそうなので後で熟考することにしよっと。

ミズアブの一種・・・すなわちハエの仲間です。サイズは13mmほどと小型。
だからシオヤあたりのヤゴが、やたらとでっかく見えてしまうのです。


ミズアブとは、幼虫が水生の場合が多いことから付けられた名前のようです。


両目が離れているので、これは♀。

こんなところはハナアブにそっくり。ここ里山ではまだ2回ほどしかお目にかかっておりませぬ。


義兄弟


A:こんちわ~、ボク『エントツドロバチ』って呼ばれてま~す。


B:見て見て~、最近どうも食欲旺盛で、ついつい食べ過ぎちゃうもんだから、こんなお腹になっちゃったい!


C:ホンの1ヶ月前まではこんなにスリムだったのに~・・・


D:もう体が重くて重くて・・・しゃあないからスポーツクラブに通うことにしよっと!
あそこならかわゆいオネエサマ方が親切丁寧に痩せる方法を伝授してくれるっていうし~・・・



E:そしてこんな元のカッコイイ「ハチの腰」のサイズに戻さなきゃ! 

ほらほら、ボーっと見てるアンタ! そうアンタのことでんがな!
この5枚の写真の中に2種類が写ってるって分かってる?
ヒメアトスカシバ』ってのがいるけど、どの写真か分かるかな? いつも緊張しながら食事をしないと太っちゃうぞ~!


なぜ蝶はこない?


今年の遠州地方は空梅雨模様・・・

少し濡れた感じが良く似合うと
個人的に思っているのが

この

カキラン

梅雨の季節にピッタシなのです。

でも今年は雨が少ないので
ちょっと変な感じかな?


ところでこのカキランになぜか
チョウチョが止まっているのを
一度も見たことがない。

そんな記憶が私の頭の中にはインプットされているのです。
本日も一匹のチョウチョも見当たりません。

他に見た人がいたら教えてぇ~!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おっと、そんな他力本願では先は暗い!

自分で調べなくちゃ!ネットと言う
超便利なツールもあるでよ!

ということで、こんなサイトが見つかりました。


こちらをクリックして下さいな!


カキランのポリネーターはハナアブの仲間

それもヒラタアブの仲間が中心らしい。

そしてなんと花粉塊なるものを
背負っているのです。

こんな写真、里山で撮れたらスゴイですネぇ~!

ねぇ~hideさん!

こんなにフサフサだっけ?


写真を撮ってみて

わかったこと


とにかく毛だらけ

背中はこんなにフサフサなんですねぇ~!

そして
ちょっとカッコいいなぁ~

このスタイル


エンジン全開 テイクオフ!




ビオトープ池で一番最初に咲いた

たった一株だけの

ヌマトラノオ

そして
その蜜を吸いにやってきた

ベニシジミ




初夏の儚い夢

夢と希望があったのは前半終了間際での岡崎君のヘディングシュートによる同点ゴールした時!
この時点では、もう一試合が1-0でギリシャが勝っていただけに「えっ、ホントに? 2-1で勝てれば決勝トーナメントに行けるのけ?」と真剣に喜んでしまいました。

そしてそれから45分後・・・結果は完敗!やっぱりコロンビアは強かった!フンッ!

お話変わって、こちらは『クロフヒゲナガゾウムシ』君。
里山では過去2回しか見つかっていない、いわば稀少種?!
それともこちらが見つける前に葉っぱから落っこちて逃げてる? いずれにせよ私にとっては珍種なのです。



ゾウムシというよりも顔は馬?! 蒙古の大草原を駆けるマダラ模様の野生馬・・・というよりも足が短いからマダラロバ!?! それともアフリカの大地を優雅に歩くマダラゾウ?!? 
アンタにゃどう見える?



6本の肢すべてに縞々ソックスを履いてかわゆいね~!


警戒心はかなりのものです!この後、ポトッと落ちたら最後、念入りに探したけど、とうとう見つかりませんでした・・・トホホ






パルピテーション



今日『ナガコガネグモ』の幼体を見つけました。まだまだうぶな感じですが、今頃からチラホラ見え出して、しばらくするとりっぱな成体に!

これが水曜日の朝には皆さんの脳裏に焼き付くような色に変身して登場するのです。


それが、こちら!
 
ええっ、まだ分らない? この色・・・すなわち黄色がベースに黒いストライプ!
これが25日の5時から登場する恐るべき相手「コロンビア」のユニフォームなのです。

もしかしたら控え選手ばっかしのメンバーで日本を舐めきってくるかも! そしたら大チャンス~!

野球で一番興奮するのは「代打逆転満塁さよならホームラン」! 
さてザックジャパン、その起死回生の一打が飛び出すかどうか! ザックおじさんは何か秘策を持ってるのかなあ? あれ?スーパーサブって誰かいたっけ? おっと余分な心配はしないしない!

とにかく、花子じゃないけど「ハートはパルピテーション(Palpitation:ときめき)の嵐」で見守りましょうぞ! うう~っ、今からワクワクドキドキする~!! 
もしも、もしもですよ、1次リーグ突破なんてしちゃったら朝食から乾杯かな? ムヒッ!

バックはグリーンに限る


だいたい蛾なんて興味ないしぃ~!

それにどれもキモイしぃ~!


そうですよねぇ。

ましてやマンションの壁に張り付いたの
ばかりじゃぁ~絵にもなぁ~ンにもならん!

・・・ということで今回は里山の緑をバックに

こんなのに登場していただきました。


懲りずに見てねぇ~!


この止まり方

ちょっと見はチョウチョですよね。


でもやはりデザインは蛾かな?

それでも
こんな風に緑をバックにして
見てみると
それなりに見える。

やはり緑はええのじゃぁ~!




昼間に活動する蛾の仲間

オオゴマダラエダシャク

ほんと、ゴマダラだらけじゃぁ~!


そして
こちらの緑のバックはクリの葉っぱでござる。


昼間に活動する蛾の仲間は意外と多いのだけど
なぜか皆さん、葉っぱの裏が大好き

よってこんな写真が出来上がるわけ。


さてこちらさん

幼虫の大好物は

カキ

・・・ということは次郎柿農家にとっては
間違いなくにっくき敵

里山で生きていくのも大変なのだ!




へんし~ん!!


本日はこの時間、仕事なのでありますが
何と言っても雨!!

ちと、さぼって投稿でも書くとしますかっ!


・・・・・ということで登場していただいたのは




の成虫であります。




調べたらこちらさんはメス

幼虫もでかいけどこっちもデカイ。

多分、翅の長さは60mmぐらいあるかな?

これなら幼虫よりは、観賞できるなぁ~!


今年はやけに多いってhideさんが言っていたけど

約十年周期で大発生するらしいですぜ!


成虫の発生時期は7~8月

これからがピークじゃぁ!


せっかくだから

お顔も拝見!

意外とカッコイイ?

じっとしてるのが生き残り作戦


これは『長胡麻斑天牛』といいます。カタカナ表示だと『ナガゴマフカミキリ』。

どこにいるんじゃ?だって? 写真は中央だけ見てもダメ! そんな常識にとらわれてたんじゃ生き残れないぞ~! これぞ保護色の典型!


とにかく地味・・・おっとまちがい!・・・シック! 

樹皮などにジッとしていられるとなかなか見つけられません。ヘリグロリンゴカミキリがササッと隠れるのに対してこちらはひたすらジッとしています


里山では普通種なんだろうけど、なかなか見つからないのです。。

「天牛」は「かみきりむし」と読みます。「ええっ、そんなのあり~?」だって? 
でもデジタル大辞泉にもそう書いてあるぞ~! 辞書がウソつくわけないっしょ? 
でも大阪にある「天牛書店」という古書店は「てんぎゅうしょてん」と読みます。

う~ん、どうも納得してないみたいだから、仕方ないので補足説明を。
「天牛」というのは、中国でのカミキリムシの表し方です。古代中国の人はこれを見て「まるで牛の角のようじゃ!」 プラス この虫が現れると雨が降る! と言われ「天気を言い当てる虫」という意味で「天牛」と呼ばれるようになったとか・・・・ この説がホントかどうかは知りまへん!?






セコセコせずに堂々と!

オレンジ色のこの虫は、リンゴカミキリの仲間です。なかなかキレイでしょ?!


正式名は『ヘリグロリンゴカミキリ』君。鞘翅(さやばね)の側面が黒いことからこんな名前が付けられました。里山ではたまに見かけますが、今回が初登場かな?

ちょっとお洒落な名前だけど、リンゴやサクラなどバラ科の植物が大好物ということから名付けられたんだって。な~んだ、「おおっ、イカす名前ジャン!」なんて感心して損しちゃったい!

「イカす」というのは「魅力的」とか「かっこいい」という意味で、今で言う「イケてる」と同じ意味だけど、「イケてる」というのが出てきてからは、イカさない死語になっちゃったみたい。

その昔、裕ちゃんが映画で使って1958年には流行語になっています。
んっ? 裕ちゃんって誰だ?・・・だって?? えええっ!それって知らない? て~~~~っ!
今、世の中をお騒がせの環境大臣の父上の弟、すなわち叔父さんでんがな~!


とにかく警戒心の強いことといったらありません。人を見たらサササ~っと、葉の裏に回ってしまいます。よく翔ぶし、止まるとすぐに葉裏に隠れるし・・・とカミキリらしからぬ行動。

もっと堂々とゆったりとしてたらいいのに~!と言いながら、こちらもセカセカと忙しく撮らざるを得ないのであります。フンッ!

カミキリムシならそんなにセコセコせずもっと堂々と、開き直っていればカッコイイんだけどな~
あれっ? これってサッカーの日本代表に言いたい言葉だっけ?

めざせ、大阪のオバチャン!

対ギリシャ戦の数値・・・ ① 11対10 ② 0/16

何だか分かるでしょ? ①は選手の数 相手は1人退場! ②は日本のゴール数/シュート数 
ああ、ストレスが溜まる~~~!!!
こういう時は現実に目を向けないで、ひたすら無視! むし! 虫!!



昨日の学力テストでは赤ちゃんを紹介したけど、少し時間が経つと こんな風に少し大人っぽくなりました。


アップしてみるので肢にご注目!トゲが生えています。これは肉食系のキリギリスの勲章。


これが4月頃に発生した幼虫から2ヶ月ほど後の成熟した姿で、もちろんトゲは健在! 

6回ほど脱皮していくうちに顔つきも変わってきます。最初は丸っぽかったのが大顎が発達してこんな細面に!顔の半分ほどが口! You Tubeではカマキリの幼虫を襲うところが見られますぞ!

おっと名前を忘れてた!『ヤブキリ』君でござる。 名前の由来は「ヤブに棲むキリギリス」だから。

片や草食系のキリギリスの仲間は、肢にトゲがありません。



こちらの上下が『アシグロツユムシ』君。トゲなしで長~い美脚です!



まあ、さしずめ日本代表は、この幼虫のようなまだ成熟してない発展途上のチームですな!
もっと、えげつなく、ずうずうしく・・・といったような面を持ち合わせなきゃダメ!
わかりやすく言うと、目標とするカラーは「大阪のオバチャン」たち! でもそれを前面に出しちゃダメ! ・・・あくまでスマートにさりげなく・・・ですぞ!
長い目で見てやりたいけど、私にゃそんな残された時間はないのであ~る!

だからせめて対コロンビア戦では、負けてもいいから「う~ん、よくやった~!さすがさすが!これだけやってくれたら満足じゃ~!」と納得するスンバラスイ試合を見せておくんない!

学力テスト Vol.92

あまりやったことのないクイズに挑戦してもらおかなっと!

でも名前が何もないと調べるのが大変そうだから、今回は特別大出血サービスで、このブログを見ていた人にだけ教えることにしましょ。


 A


B


C


D


E

ただし、ストレートに教えたんじゃクイズの意味が薄れるので、関係ない名前も混ぜておきました。
じゃあ、ぐゎんばれ~!

答えはこの中から:ヤブキリ、クツワムシ、ツユムシ、アシグロツユムシ、ヒメギス、キリギリス、ササキリ、エンマコオロギ、オカメコオロギ

※賢い人なら、このブログの中から探し出すこともできるかも? どうやってかは自分で考えるべし~!

いよいよ明朝 生き残れるかどうかの戦い!

あの優勝候補のスペイン(世界ランキング1位)が予選リーグで2連敗!サッカーはやってみなくちゃわからないね~!・・・というよりも、相手のチリだって世界ランキングが14位だからそんなにビックリするほどの結果でもないのかな?

だとしたら日本が残り2試合に勝ってリーグ戦を突破も見えてきた?かな?かな?・・・だといいな?

そこへ立ちはだかるのがギリシャ!

さてさて、ギリシャのユニフォームを調べてみたら白!
白だから威圧感がないので何となく勝てそう!? ちょっとそこのアンタ! そりゃ、ものすご~く甘い! 例えばドイツやイングランドなども白、レアルマドリードも白!強いチームは白なのであ~る。


白にちなんだチョウを選ぶなら、どうせだったら・・・ということで、ブログ初登場! 
今回は、里山では記録のない『ウスバシロチョウ』君にご登場いただくことにしました。
もし見たかったら浜松市内だと天竜区あたりに5月頃に行けば見られるけどね。


この天女が羽衣をまとったような半透明さがステキですね~ これは鱗粉の量が少ないため。
翔び方も天女のように優雅で、風に乗ってフワフワしながら、時にはス~っと滑空します。



 正面から見るとまさしくモスラ!


日本代表の前に立ちはだかる強敵そのものの面構えです!


ちなみにですが、ウスバシロチョウはシロチョウ科ではなくアゲハチョウ科です。だから間違えないように『ウスバアゲハ』と呼ぶ場合もあります。



輝け~!・・・るかな? 日本代表

現在、FIFAランキングは日本が46位なのに対して、ドログバおじさんのコートジボワールが23位。そして今度対戦するギリシャは12位、最後の相手のコロンビアは8位と、だんだんランキング上位と当ります。
このランキングを聞いただけで悲観することはありません。勝負は下駄を履くまでわからない!・・・というのがスポーツの面白いところだからねっ! 

もう敗戦のショックも癒えたことだろうから、ここでとっておきの「サムライブルー」をプレゼント!
これを着用すれば残り2試合では楽勝すること間違いなし!

そこで紹介するのが『ミドリシジミ』君というオニイサマ。


 翅を閉じてジッとしている時はこんな具合に、ただの茶色の地味~なヤツ。


でも、翅を開くとこんな具合にカワセミのような色を見せます。


そしてスウィッチが入った途端、グングンと光り輝き出します。


時にはこんな緑色に!


そして青緑色にと変幻自在!

今回の提案はこれ!
サムライブルーをこんなゼフィルス仕立てのユニフォームにして、相手を目くらましでかく乱するってのはいかが?
「うわ~、ど派手~!! これじゃ紅白に電飾装置を使った衣装で出てきたEXILEみたいじゃん!」だって? 気にしない気にしない! 

サッカーってのはルール違反じゃなきゃ、どんな手を使ったっていいんだってば! ルール違反でもバレなきゃいいんだってば! ほらほら、ゴッドハンドのマラドーナおじさんもウンウンってうなずいてるぞ~!