学力テスト Vol.320-1

今回の生きものは、名前が2~3文字の短いものばかりなので、すべてをほぐして表記することにしました。この中に3種類が含まれています。当然ながら不要の文字もチラホラと。

同じミが2文字が入っていますが、どちらも必要です。どれも使えるのは一度だけ!


     ツ・イ・サ・ミ・シ・ミ・ゴ・ア・サ・バ・ウ

 

以下の写真はクイズとは何の関係もありません。

タカの渡りを撮っている場所で写真屋の行動を見ていると、面白いことにトビが飛んで来てもを撮っている人というのは皆無に等しいです。まるで無視・ムシ!! これでもか~というくらいに無視!!

あまりにも普通種なのと、スカベンジャーだからというのがその理由。

ヨーロッパでもトビは掃除屋のイメージから、意地のきたない鳥と言われているそうな。

あるビギナーのオネイサンから「どうしてトンビって呼ぶの?」と聞かれ、「ほれ、歌にもあるじゃん ♪夕焼け空が真っ赤っか~ とんびがくるりと輪を書いた~ ほ~いのほい~♪ てさっ! ‘’夕焼けとんび‘’っていう題なんだけどさっ!」「?・・・」 「ほれっ、三橋美智也が歌ってたでしょ?」「三橋?美智也? そんなの知らない~」・・・・グワワ~~ン!!

せめて自分だけでも、トビをかっこよく撮ってあげようと日々心掛けてはおります・・・が他の猛禽が出ると、ついついトビ君をほったらかして、そちらに・・・






学力テスト Vol.319-4 その解答 クロマダラソテツシジミ

 クロマダラソテツシジミ

この聞きなれない名前を聞いたのは2009年。磐田郡竜洋町のとある場所で「大量に発生しているので撮れるよ、行っといで~」との連絡がありました。

当然ながら、その頃持っていた図鑑には載っておりませぬ・・・オオッ 久々のハナマルじゃ~~!!

そしてその翌年7月、奄美大島への念願だった虫だけの撮影ツアーが実現・・・目的は昆虫のみで鳥はお預けまたは横目でチラチラのみ!! お目当ては純国産の「アカボシゴマダラ」や現地のトンボ類いろいろだから鳥にかまっている時間はないのです。

「純国産のアカボシゴマダラ」については、本年 4/27 に詳しく書いているので省略して、今回は「クマソ」についてのお話です。

チョウ屋さんたちは何でもかんでも名前を略して呼びます。例えば「クモチョウ」は「クモツキ」、「キマダラルリツバメ」は「キマルリ」などと、何ともまあ、器用に略すのです。 チョウ屋のジイサマ方は、最近の若者が「ばえる」とか「エモい」と略すのよりもずっと以前からこの手法を使いこなしているのです。

「あたおか」、「おけまる」、「あざ」、「かみってる」、「リアコ(りあこ)」、「ググれカス」、「タピる」、「メンブレ」、「ま?」・・・エトセトラ

これらは最近の若者がTwitterやインスタグラムなどで使われる言葉というのを検索したら出てきた単語だけど、あなたはどのくらい知ってる? 私にゃさっぱりだけど、別に知らなくても困らないからどうってこたないやい! フン!! それよりも「アイスタ」とか「味スタ」はたまた「トクホ」なんかの略語の意味を覚える方が大事なんです。

さてさて本題。「ダラテツシジミ」とは「黒斑蘇鉄小灰蝶と書いて「黒い斑点のある、蘇鉄を食草とするシジミチョウという意味です。当然ながらチョウ屋さんはこの長ったらしい名前を「クマソ」の略称で呼びます。

2010年に奄美へ虫ツアーで行った時にガイドをしてもらった人が関東出身で、奄美に移住し現在は造園業を営んでいるというM氏。彼によると「クマソ」はメチャやっかいな害虫なんだそうな!

この可憐なチョウが害虫?!??!

食草がソテツで、成虫が産んだ卵は幼虫になった時にソテツの新芽を食い荒らしてしまうのです。元々は台湾、フィリピンから西インドまで生息する外来種。1992~93年に沖縄島で初記録となり、一時期9年ほどは途絶えたけど、その後は南西諸島や九州南部に定着。
M氏によると商売用のソテツが幼虫に食い荒らされて、手が付けられないほど増殖していて、危機状態とのこと。

表翅の外縁に細い黒帯があるのが♂

♀は外縁のはっきりとした黒帯がありません

害虫というのは、様々な形で被害を及ぼす生き物のことで、被害を受けているヒトから見た場合の表現なので、このチョウを撮っている我々には害虫と言われてもピンときません。

右の♂が♀へ猛烈にラブコール

今では関東圏でも見られるようになっています。

サナギ

おびただしい数の抜け殻

まだ見たことがなくて、興味があるなら、とにかくソテツ狙い!! ソテツが植えられた明るい道路際や公園、寺社の境内、学校の校庭などが狙い目ですぞ。ソテツなんかに群がるシジミなんていないから、見ればすぐにわかります!










学力テスト Vol.319-3 その解答 ヤクシマルリシジミ

 ヤクシマルリシジミ

漢字表記だと「屋久島瑠璃小灰蝶」で、文字通り南方系のチョウです。

ジュリーの歌に「コバルトの季節の中で」というのがあります。素敵な秋の曲ですが、その中に「♪コバルトが目にしみますね~♪」というフレーズが入っています。

ヤクシマルリシジミも秋の、ちょうどタカの渡りの頃に出会えるチョウです。

♂は展望台などの高所に来てテリトリーを張ります。

表翅のコバルトブルーがめっちゃキレイで目にしみます!!

参考までに「ルリシジミ」♂と比較

元々は名前のとおり南方系のチョウで、10年ほど前までは渥美半島(愛知県)までだったけど、現在では浜名湖を超えて静岡県にも定着。

葉上で縄張りを見張る♂

♀は海岸に自生している「テリハノイバラ」に産卵し、幼虫はその葉を食べるのです。

テリハノイバラの上を翔ぶ♀

南方系の昆虫が北上する理由って何だろ? 分布を広げるため? それとも温暖化の影響? 後者だったらその影響はすごく大きいし、北上のスピードもメチャ早い~!! 

我が家の庭にも、ノイバラが数年前からのさばってきたんだけど、できるだけ剪定しないようにしてます。何故かって? そりゃもう、ヤクルリちゃんが来てくれないかな~!って理由に決まってんじゃん!! 
だけどテリハノイバラじゃなくって、ただのノイバラなんで、そこんところが少々問題。












学力テスト Vol.319-2 その解答 リュウキュウムラサキ 

 リュウキュウムラサキ

名前からして超エキゾチック! 漢字での表記はもちろん「琉球紫」。

初めて遭遇したのは、かれこれ30年以上前のこと。

支部の探鳥会が磐田郡福田町(現在の袋井市福田町)でのシギチ観察会。無事に担当を終えて、すぐ近所の友人宅に裏庭から入った時のこと。フワフワとゆっくりと見慣れぬチョウが翔んでいました。それが目の前1~2m先に来た時に、キラリっと青く光ったのです!!

「うわわわわ~~~ リュ・リュ・リュウキュウムラサキ~~!!!」

すぐ隣にいた親友もチョウが大好き! 二人で蝶図鑑を見ながら「早くこんなのを見たいもんじゃね~」と言っていたあのチョウが目の前をフワフワと・・・ 

その後、数年してから石垣島にも行ったけど、お目当てだったリュウキュウムラサキは遠くを翔んでいたのをチラッと見ただけ!! グギギギ~ ストレスは溜まるばかり!!

その憧れのチョウが、地元の浜松で見られたなんて・・・まるで夢のようです!!
翅の擦れた部分も見当たりません!

翅裏はこんな感じ

構造色なので、拡げた角度によって美しい青味が見えない時もあります。
これは2015年の9/28の出来事で、タカの渡りを見ていた時に発見しました。

それから4年後の渥美半島で、またまたタカの渡りを見ていた時に遭遇した個体

この時は何と何と5頭もいました!! 2019.9.19
翅裏の模様で、浜松で見つけたものとは産地の違いがはっきり!!

リュウキュウムラサキは八重山諸島に行けば、沢山いて安定して見られるというわけでなく
その産地はインド~オーストラリア、さらにサモア諸島、フィジーなど、東洋熱帯から亜熱帯に広く分布していて、日本で発見されるのはそれらの南方地域からの迷チョウなのです。

八重山(やえやま)列島では土着種なのか迷チョウなのかは不明で、迷チョウの可能性が強いとされています。
本種は世界に分布チョウのなかでも地理的、個体的変異の著しいことで知られており、日本で発見されるリュウキュウムラサキの♀には台湾型、フィリピン型、パラオ型、大陸型などのほか、各種の混合型がいるとのこと。

特筆なのは、このチョウが毎年渥美半島や、浜松で数頭発見されていることなのです!!
だからいつも上空のタカを見ながら、目線はチラチラとチョウ探し!!

ネットで見たら何と関東や北海道までも!! 偏西風や台風の影響で翔んでくるのだろうけど、こんなひ弱そうなチョウが遥か彼方の外国から翔んで・・・というよりも、イヤイヤ、風で運ばれてくるなんて、自然の力に改めて、あぜ~ん・・・です!!!










学力テスト Vol.319-1

 先日優勝した正代は、もしかしたら大化けして横綱になれるかもね!

以前は弱気で悲観的発言が多くて「超ネガティブ力士」と呼ばれていたけど、それは彼が格闘技にはふさわしからぬ優しい性格だから・・・

ネットにはそのあだ名のエピソードとなる、漫才のような笑っちゃうやりとりが書かれていたのでご紹介します。

語り草になっているのが、2015年名古屋場所後に行われた新十両会見。対戦したい相手を問われた正代は「できれば誰とも当たりたくない」と答え、同席した師匠の時津風親方(元幕内時津海)から「ばかじゃないの」とあきれられた。締め込みの色を黒にした理由は「目立ちたくないから」。後ろ向きな発言を連発した。

「草食系男子」が自分の強さに覚醒したら、もう怖いもの無し!! 自虐キャラはこの辺で卒業です!

来場所からTVの前に座って、しっかりと応援したくなりました! がんばれ~~!!

ちなみに、彼のおばあちゃんの名前は「正代正代(しょうだいまさよ)」なんだってさ!

※正代(しょうだい)は本名です。


さてさて、今回もジグソーパズル型クイズです。今回は虫特集。

A~Cの順に並べると出てきます。もちろん不要な言葉も少々入れてあります。

(使う単語は一度だけです)

 A:ヤクシ オオ リュウキュ クロマ コガタ

 B:ツノ ウム ダラソテ ツノ マルリ

 C:ラサキ ムシ シジミ  アリ ツシジミ  


以下の写真はクイズとは何の関係もありません。

この時期、タカの渡りを見ていると、小鳥もいろいろな種類が西へ。
その中には、コムクドリも群れになって飛んでいきます。

じっくり見ると、肩羽根の赤っぽい紫色がホントにきれいです!











             


学力テスト Vol.318-4 その解答 ダイシャクシギ

 ダイシャクシギ

名前の由来を調べても出てこないので、自己流で解釈することにしました。

すなわち、シャクとは尺貫法でいう「尺」のことで、その長さによってダイシャクシギ・チュウシャクシギ・コシャクシギとなります。

時代小説でも「六尺の居丈高の大男」だとか「二尺七寸の業物」とか、尺貫法でいろいろな寸法が表現されてますよね! 現在のメートル法に換算して小説を読むこともしばしば。


さてさて、今回ご紹介の「ダイシャクシギ」は全長が60㎝。1尺とは30.3cmだから、その存在感のある嘴は体長のちょうど半分! おお、ピッタリのサイズじゃ~~!!

ついでだから「コシャクシギ」をご紹介

こちらが「チュウシャクシギ」 
大・中・小がうまく表現されています。

…と思いきや、ダイシャクシギを漢字では「大杓鴫」と表記すると書いてありました!

オ~マイガ~!! でも「杓」とは柄杓(ひしゃく)のことで、大きい柄杓という事と思われるので、大した違いではありませぬ!

前回のエゴシギゾウムシの写真とも比べてみて下さい。

「ダイシャクシギ」の飛翔

すべてが「ダイシャクシギ」

全長がダイシャクシギと、ほゞ同サイズの「ホウロクシギ」

漢字では「焙烙鷸」と書き、褐色味の強い羽色が焙烙(ほうろく・素焼きの土鍋)のように見えることから付けられた名前とのこと。
ダイシャクとよく似ているけど、どこが違うか分かるかな? 自分で調べないとなかなか覚えないので、ここには書かないでおきま~~す!


学力テスト Vol.318-3 その解答 ハチクマ

 ハチクマ

猛禽類としては少々変わったお名前!!

悠々と飛ぶ姿は魅力たっぷり

 鳥の大きさには、通常「全長 」とよばれる長さが使われます。全長とは鳥を真っすぐに伸ばし、嘴の先端から尾羽の先端までの長さです。脚の長さは含まれません。要するに鳥を仰向けに寝かせて嘴を伸ばし、尾羽の先までを測定すると思えばよろしい。脚は無視します。

ハチクマの♂はカラスとほぼ同じサイズです。


ここでサイズを比較してみると
ハチクマ   ・・・全長は♂が約 57cm、 ♀が約 61cm、翼開長は ♂121 、♀135cm。
ハシブトガラス・・・全長は57cm、翼開長は105cm。
ハシボソガラス・・・全長は50cm、翼開長は99cm。

「翼開長」とは翼を左右にまっすぐに広 げた横の長さです。 ハチクマはハシブトガラスよりやや大きいというイメージの鳥ですが、それは翼開長を含めた全体での話です。すなわち、全長は同じくらいでも翼を広げるとハチクマの方が大きな鳥に見えるのです。
ここで、ミニテスト! この写真のカラスはどっちかな?

 クイズとしては、両方のカラスに登場してもらえたらよかったのですが、自然状態でこちらの思ったように撮れるなんてことは至難の業!! だから、そこんところは想像力と分析力でトライしてみてチョ!!
 
 あゝ、ややこしい?!?!・・・ まあ、カラスのような「ものさし鳥」と比べてハチクマがどんなサイズかというのが、分かればもうそれだけで充分なんだけどネ!

ハチクマとカラスは上の写真と同じ個体です。

上がハチクマ、下がトビ。ハチクマの方が小さいのです。
トビって意外と大きいのです。

クマタカ 成鳥

 ハチクマの名前の由来を説明するには、どうしてもこの「クマタカ」君に登場して頂かねばなりませぬ。
 漢字では「蜂熊または蜂角鷹」・・・角鷹というのはクマタカのことです。
ハチが大好物のクマタカに似たタカという意味です。

こちらがハチクマの♂成鳥 違いが分かるかな?

 両種の生息環境が似ているのと、大きさが似ている・・・の2点から、こんな名前が付いたのだと思われます。

 ハチクマが大好きな食べ物はハチ、特にスズメバチ類やアシナガバチなど、集団で巣作りをする肉食性のハチの幼虫やさなぎが大好物。
 こんな猛禽類は他にいません。ライバルがいないということは食べ物を独占できるという大きなメリットがあります! 渡って来た5月にはまだハチの活動が活発ではないので、その時期はカエルやヘビなどを主食としています。

※スズメバチ類などのように集団で、女王蜂や働き蜂など階層がある人間社会のような社会的構造で生活をしている虫のことを「社会性昆虫」と呼びます。

 さらにハチクマのヒナは孵化してから巣立ちするまでの期間が、他のタカ類に比べて成長が早いので有名。それはハチの幼虫やサナギなど高カロリーな栄養源で、夏の間にどんどんと子供を育て、秋の渡りの頃までに長距離を飛べるように・・・という戦略でもあります。

 抱卵期間は28~35日で、雛は孵化してから35~45日で巣立ち。巣立ち後30-~60日程度で親から早々に独立。そして9月下旬には遥か彼方、数千キロの東南アジアを目指して旅立ち!

 鳥たちにとっては太古の昔から、当たり前のようにそうやって暮らして来たのだろうけど、我々から見たらものすごいことをしているんだなと、つくづく感心してしまいます。

さてさて、ハチクマの観察で、特に面白いのは個体変異が多いこと。

暗色型♀

中間型♂

淡色型 幼鳥

背面は黒化色か、または

このような褐色です。

 このハチクマの大移動が長崎県五島列島の福江島で見られるんだよね~!
その数、約1万羽!! 日本に飛来したほとんどがこの島の上空を通過するのだそうな!!
一度は是非とも行きたい、どうしても行きたい! 行かねばならぬ~~!!!
まずは手始めに、地元で明日から本格的に秋の渡りの観察開始でござ‘る。




















学力テスト Vol.318-2 その解答 アカハラダカ 

 アカハラダカ

 ようやっと待ちかねたタカの渡りが始まりました! 8月以降は撮るものが少なくて待ち焦がれてたな~

 そんなタカの渡りの中で、この辺りでも今頃から10月中旬の頃に「アカハラダカ」という小型のタカが、ごくたまに見られることがあります。チャンスは年に一度あるかないかで、それも1~2羽程度。

 日本での繁殖記録はないので、浜松の東から飛んで来るのは中国大陸経由で日本を通過して南方に向かう個体なのでしょう。

※南方というのはフィリピン以南の東南アジアの各地のことで、その周辺で越冬します。

 そんなごくごくまれなタカが長崎県の佐世保に行くとワンサカと見られるのです。一度は行きたい・・・いや、どうしても一度は行かねばならぬっ!!

 それにしても遠い!すっごく遠いんだよね~! 浜松から佐世保までは960km!! 高速道路をぶっ飛ばしても12時間! 出るのはため息ばかりなり~

  現役中は週末しか動けなかったので、タカの渡る予想日や天気と、こちらの折り合いの取れる日の調整がかなり困難! 自然相手なので最低でも3泊はしなくちゃいけないし・・・

 そんな思いを何十年もず~~っと抱いてきたけど、今回そんな思いの同志が首尾よく3人集まりました。「今度行くつもりなんだけどさ~」「ん? んん? 行く行く~ 絶対に行きたい~~!!」「オラも~~!!」話のまとまるのが早いことと言ったら・・・!

車で行くのは大変なので、新幹線とレンタカーを選択、これで気にするのは天気のみ!! 

 どうしてこんなところにまで見に行くのかというと、渡りのスケールが全然違うのです!

 いつも見ているのは、どう頑張ってもサシバが数百、ハチクマが数十、ノスリも数十・・合計でようやく500羽出ると「今日はスッゲ~良く飛んだね~」とニコニコ顔!     それが、この烏帽子岳では桁が違うのです。

 一日に数千羽がドバ~~~ッと通過するって光景が信じられますか? 話はこのくらいにして写真を見れば一目瞭然!!

観察地の烏帽子岳から見た佐世保市と港です。
烏帽子岳の標高は568mですが、頂上近くまで車でいけるので楽ちん。

朝、7:30頃 烏帽子岳の北西に第一陣が沸き上がりました。
朝一番に飛ぶのは前日のうちに海を渡って来て休息していた群れです。
この方角の向こうには対馬や、繁殖地の朝鮮半島があります。

アカハラダカが3羽大接近で飛んできました。
上昇気流を探して次第に上がっていきます。

ざっと数えて97羽± こんなにすごいタカ柱は初めて!

こちらはもっと増えて130羽± ただただ唖然です!!
100-400mmのズームレンズを目一杯小さく
100mmにしても、群れのすべてが写せません!

胸に縦斑があるのは幼鳥

♂成鳥の虹彩は暗赤色なので黒っぽく見えます。

♀成鳥の虹彩は黄色 腹部は♂よりも鮮やかです。

 撮りながらその美しさにウットリ・・・なんて言うのはウソばっかりで、時速40~50kmで通過するのであっという間です。それに団体で次から次へと来るので目移りしてしまってどれを撮ってよいのやら・・・アワアワしている間、ホントにあっという間にいなくなってしまいます。

 ちなみに、この日の烏帽子岳でのカウントは11252羽で、これは過去20年間でも 1万羽を超えたのは5回のみで、歴代でも5番目というすごい記録!!               

 烏帽子岳でアカハラダカの渡りの全数が見られるわけではないにしても、ここが一番確率が高いのです。そして、当然ながら我々の見ているのも烏帽子岳でカウントしている全てではないにしても多分2000~3000羽は見ているはず!
なんせ、撮るのに夢中でカウントは現地の鳥屋さんにお任せして後回し~~!!

 これが10時頃でほゞ終了してしまって、あとは頭の中でアカハラダカの残像が飛び回っておりましたデス。午前中が勝負というのはこういうことなのか~・・・と納得。頂上は日陰がなくて暑いけど、秋らしい風が吹き上がってきて気分爽快です。

 こんなシ・ア・ワ・セな体験をしちまって、もう今後の運を使い果たしてしまったのではないかと心配になったくらい!

 この日の夕食? 今回の幹事のおススメの名物「ハーブ鯖」で乾杯です!! これがまたおいしかったんだよね~! 

 ちなみに翌朝も行ったけど、朝方は9時まで小雨がパラつき、それ以降はガスが出て視界も悪くなり、昼近くまでいたけど全く飛びませんでした。あとで観察記録を見たら翌々日も0、その次の日も2羽だけ!! 一日ズレていたらと思うと・・・ひぇ~~、あな、恐ろしや~ だから面白いんだけどネッ!!

 詳しくは「タカの渡り全国ネットワーク」で、日本全国の過去のデータを見ることができますよ! 地元のタカの動きも見れるのでぜひご覧ください。
















学力テスト Vol.318-1

 「暑さ・寒さも彼岸まで」とはよく言ったものです。昼以外の時間が、かなり過ごしやすくなってきましたネ!

夜になると、待ちかねたように庭ではエンマコオロギが素晴らしい演奏を奏で、ヒロバネカンタン(第2化)の鳴き声も。そして玄関横からは控えめなツヅレサセコオロギの音色、室内では迷い込んできたカネタタキが「チン、チン、チン・・・」と鳴いています。すぐ近所の草むらからはスズムシやマツムシの音色が! 

10日ほど前とはまるで違う~! いよいよ秋本番ですね~!!


さてさて、恒例のクイズですが、個々の名称が短い場合は問題を作りにくいのが欠点。

そこで、今回は名称をバラバラにして、細かいピースにしてみました。ジグソーパズルの感覚で考えて、この中から3つの答えを見つけてください。

もちろん、攪乱戦法として余ってしまう単語も混ぜてあります。ではレッツラゴ~!

ア ・ イワ ・ オオ ・ カハ ・ ギ ・ ジシ ・ シロ ・ チク ・ ハ ・ マ ・ ヤマ ・ ラダカ


以下の写真は、クイズとは何の関係もありません。

こちらはお馴染みの「コムラサキ」君・・・のスタンダードタイプ
♂の翅表は光線の方向によって紫色に輝きます。名前はオオムラサキに対しての言葉。

遠州地方では、たまに見られる「コムラサキの黒化型」の裏側

黒化型の別名は「クロコムラサキ」と呼ばれ、蝶マニアにも人気があります。
通常タイプとの比率は5~10%くらい?! 現在見られるのは第3化かな?

ちょっとした開翅の角度によって、こんなふうに美しい色に変化する構造色!

翅をゆっくりと上下に動かしているので、この色を撮るのは連写での撮影でないと
なかなか大変!!

参考までに「オオムラサキ」の♂を載せておきます。

こちらは日本の国蝶だけあって、その美しさは群を抜いています。日本最初の蝶切手にも採用されているくらいだから当然と言えば当然なんだけどネ!