ウソ ~ てりふりどり ~
以下の2枚は以前にも載せたことのある写真ですが、こんなのを「花ラッパ」と言うんだそうな!
どちらも花びらの下の茎の部分を噛んでいます。何故こんなことをするのかって? これはサクラの花の付け根に蜜があってそれを吸っているのです。
この間、数秒ほど。この時がシャッターチャンスというわけ!
どうやら最近の鳥屋さんは、単にウメやサクラに小鳥が止まっているだけでは物足りなくて、こんなのをすっごく撮りたがるようです。
機材も劇的に性能が上がって、秒間で枚数が多く撮れるようになり、ほんの一瞬のチャンスも逃さなくなったから欲求が増してきたのかな?
「ニュウナイスズメ」 ♀ ソメイヨシノ
「スズメ」 河津桜
今回は「ウソ」についての話なので、その「花ラッパ」について。
ネットの「chat GPT」で「ウソ・花ラッパ・イラストで」と検索してみたらこんなのが出てきました!
こんなイラストは初めて見たのでビックリしました。右側の花はサクラではなく、まるで「チョウセンアサガオ」という花のようですが、どうやらラッパというキーワードに反応したようで!!・・・これがAIでの生成画像の結果です。
これは「カンヒザクラ」で花ラッパをする「ウソ」の♀
「カンヒザクラ」は台湾からヒマラヤが原産の桜で、花は下向きで緋紅色です。
別名を「ヒカンザクラ」ともいいます。ソメイヨシノよりも半月ほど早咲きです。
そのカンヒザクラの花びらが落ちているところにウソが群れで降りてきました。
彼らのお目当ては桜の花びらではなく、咥えている白いのは一緒に落ちているモミジの実です。
ウソはサクラのつぼみが大好物!
このしだれ桜の花びらにはあまり興味を示しませんでした。
ということで、ウソの花ラッパというのは意外とチャンスが少ないのです。
おっと「間接頭かき」を忘れるところでした。
「ウソ」という名は古語で口笛を吹くという意味の「嘯く(うそぶく)」から来ていて、鎌倉時代の頃からこう呼ばれています。ウソの鳴き声が口笛そっくりなことがその由来です。
さらにもう一つの古語をご紹介。
平安時代の頃、♂は頬から喉にかけて赤いので、陽光に見立てて「てりうそ(照り鷽)」、♀や幼鳥は雨雲を連想させるように地味なので「あまうそ(雨鷽)」と呼ばれていたとのこと。
♂♀両方で「てりふりどり」とも呼ばれていたようです。いかにも日本らしい繊細で情緒ある美しい呼び名です。
♂が鳴けば晴れ、♀が鳴けば雨が降るという俗信も生まれたといわれています。
「てりうそ」くん
2月中旬に最も早く咲き始める河津桜からカンヒザクラ ~ しだれ桜 ~ ソメイヨシノ と春本番に向かって、いろいろなサクラと共に楽しませてくれたウソ君たち!
今年は例年になく数が多く、その分チャンスもたくさんあって何回も出会えてうれしい限りでした! 皆さんのところではどうなのかな?
※この辺りで見られるウソ君たちの多くは「亜種アカウソ」です。
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「ウソ」という名は
返信削除口笛を吹くという意味の「嘯く(うそぶく)」からなんですね♬
「てりうそ(照り鷽)」「あまうそ(雨鷽)」
♂♀両方で「てりふりどり」良いですね~
桜が花ごと落ちているのは花ラッパで蜜を吸った後ですね。
それにしてもAIでの生成画像にはびっくり!!(@_@)(*^-^*)
いろいろな種類の桜が次々に咲き春爛漫! 楽しいです。
ソメイヨシノがこれからそろそろ見頃に~♬
ウソにはまだあったことがないんです。
いつの日か会えるのを楽しみに~
ウソは珍鳥というほどのレベルではないので、ちょっと山間部に近い公園に行けば会えると思います。
返信削除今年は例年よりも多い感じです。
出会えるタイミングはソメイヨシノが咲く前の、まだつぼみの頃が狙い目です。
鳴き声はネットで検索できます。