カヤクグリ ~ 夫が二人 ~
漢字では「萱潜」または「茅潜」と書きます。はるか昔の室町時代からそのように呼ばれていたとのこと。
「萱」や「茅」とはイネ科のススキ類の総称で、この場合は藪や茂みのこと。「潜」は「もぐる」の意味です。冬に藪の中によくいることから名づけられたようです。
英名は「Japanese Accentor」
「Accentor」とはイワヒバリ科のことで、このカヤクグリは日本特産種なので頭に「Japanese」が付いているのです。というわけで、外国人BIRDERにとっては超魅力的な鳥のはず!
浜松から一番近くて、繁殖期にカヤクグリを観察できるのは富士山の亜高山帯。「チュリ チュリ チュリリリ~」などと澄んだ声で囀ります。
一般的に鳥は一夫一婦制ですが、ここで注目すべきはカヤクグリは「一妻二夫制」が多いということなのです。
正妻ならぬ正夫以外にもう1羽の夫がいて、給餌協力をするんだそうな!
もしも選んだ正夫が「ケッ 子育てなんてやってらんね~」などというダメ男だったら、やっぱりもう一人欲しくなるというのを見越して昔から実践しているのかな?!
賢いといえば賢い選択! それだけ妻に魅力や権力があるということなのでしょうか?!
カヤクグリは日本特産種!
返信削除[一妻二夫制]なんですね~(^^)
一瞬の頭かきショット!!ブラボー\(^_^)/
夏のカヤクグリの囀り・・・ぜひ一度は聴いてみてくださいませ。もちろんネットでも検索できます。
返信削除その周辺ではルリビタキ・ビンズイなどの囀りも聴こえることでしょう!