学力テスト Vol.380-3 その解答 コオバシギ ~ 初恋のレモン味 ~



 コオバシギ ~ 初恋のレモン味 ~

こちらは秋に繁殖地から飛んで来た幼鳥

春に繁殖地へ向かう成鳥

この2羽が同じ鳥だなんて思える? コオバシギはそんなに数が多いわけではありません。ましてや夏羽の赤い個体なんて、滅多なことでは見ることができません!
ン十年前のまだシギチにそんなに詳しくない頃に一度だけ、こんな赤い個体を見て強烈に頭に残っていますが、今年はそれ以来という大チャンスが巡って来たのです。


あえて写真を拡大しませんが、今季初めて見たコオバシギの夏羽はこんな感じ! 超望遠レンズでこれですから、肉眼では、遥か彼方でゴミが動いているよう・・・
ほぼ300mほど先で、写真では中央に飛んでいる赤い2羽がそれです。

これも中央にいる2羽!

何が何だかわかりゃせんがや~!って・・・おっしゃる通りです。300m先にいる、ムクドリと同じサイズを見てるんだから! でも、この距離でしか撮れなかったんだから仕方ありません。
この時はもうこれしか見れないとあきらめていました。「しょうがね~な~、こんなもんか~! 世の中の役にも立たずに遊びほおけてるんだから・・ あ~あ、ヤダヤダ」


文句は言っておくものです! 神様が「あれじゃあ、ちょっと可哀そうだわい」と思ってくれたのか、たまたまなのか、それから5日後に別の場所で、しかも大接近で見れちゃいました! うわわわわ~~~!!! ようやく再会できた~~ そうです、まるで小学校時代の初恋の子に再会できた気分です! お下げ髪が似合ってて、すっごく可愛かったな~~!!

そのまた数日後も、こんな完全夏羽にも遭遇!!

今年は赤いコオバシギが大当たりだったようです。

最後の最後にこれ!

それにしても、何という美しさでしょう!! 
撮る前は指がプルプル震えるし、撮りながらも生つばとため息ばかりが出てしまいます。

B95」という標識ナンバーを付けたコオバシギが北米の繁殖地と南米の越冬地の間を18年間で飛んだ距離が推定で515000kmに及び、これが月まで行って、帰りの中間地点まで戻ってきた距離に相当することから「ムーン・バード」と呼ばれる。ー ネットより引用 ー


小さいのに存在感は抜群!! アンタ、ほんとに可愛いね~

「デヘヘ、そんなに褒められると照れちゃうな~」
・・・と「直接法」で頭をポリポリ

また来年の春も待ってるでね~~!!











2 件のコメント:

  1. 初恋のコオバシギに会えてブラボー\(^_^)/秋の幼鳥と春の成鳥、同じ鳥とは思えない。
    赤い夏羽綺麗!完全夏羽は更に綺麗\(^_^)/直接頭搔きバッチリ~🎶🙌来年も会えると良いですね!

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  2. 今年は千葉県船橋市の三番瀬でも10羽を超える赤いコオバシギが出たと聞きました!! きっともうこんなスゴイことは起きないんだろうな~!

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