ダイサギ ~ ああ、ややこしい ~
ダイサギは「直接頭かき」
なかなか頭かきをやってくれませんが、やり始めるとじっくりと撮れます。
大型の鳥ほど頭かきのスピードも遅くなるし、時間をかけてくれることが多いのです。
夏羽は背中に飾り羽が伸びてきます。
おっと、カルガモ君と遭遇! 飾り羽を拡げて威嚇!?!?
飛んでも、尾羽から飾り羽が大きく出るほどに伸びています。
目先の羽毛がないところに、コバルトグリーンの「婚姻色」でアピール! さりげないお洒落が効いてます。
ダイサギとチュウサギは大きさが違うので、一緒にいればそのサイズで見分けられますが
単独の場合は、ビギナーにはなかなか見分けにくいです。
大か中か?・・・確実に識別できる点としては嘴の長さと、口角の食い込みの長さを覚えることです。
ダイサギは嘴が長く、口角の食い込みが眼よりも後方まで!
チュウサギはダイサギよりも嘴が短く、口角の食い込みは眼の下まで。
どうです? 意外と簡単でしょ? ・・・と言いながら、分かりにくいのもいますがね!
ではさらにもう1点、ついでに「亜種」という単語も覚えてしまいましょう。
図鑑の中で、亜種としてよく知られている鳥としては・亜種シマエナガ・亜種ミヤマカケス・亜種オーストンヤマガラ・・・などがそれです。
※ー1 「亜種」というのは「種」の一つ下の分類上の単位で、同じ「種」の中に地域によって、大きさとか形態とか羽根の色に変化がある個体群のことです。
もっとくだけて大雑把に言うと、「同じ種の生きものだけど、ちょっと違うような感じの生きもの」・・・って、ことなのです。
チュウサギは1亜種だけですが、ダイサギは国内では2亜種が生息しています。
大きい方(Ardea alba alba)を「ダイサギ」または別名で「オオダイサギ」。これはアオサギと同じか、やや大きいくらいです。
小さい方(Ardea alba modesta)を「チュウダイサギ」と言って、「ダイサギ」と「チュウサギ」の中間サイズで、日本で繁殖をします。上段に載せた飾り羽が出ている3枚の写真です。
ダイ?チュウダイ?・・・だんだん、頭がクラクラ、こめかみがズキズキ痛くなってきたかな? どうせこれ以上説明しても忘れちゃうだろうし、細かい説明もめんどくさいし・・・じゃあ、今回はここまで。チャンチャン。
ダイサギは嘴が長く、口角の食い込みが眼よりも後方まで!
返信削除チュウサギはダイサギよりも嘴が短く、口角の食い込みは眼の下まで。良く覚えておきます!(^^)!
飾り羽、目先のコバルトブルーのダイサギは日本で繁殖をする「ダイサギ」と「チュウサギ」の中間サイズの「チュウダイサギ」なんですね!
アオサギと同じか、やや大きいくらいだったら「オオダイサギ」~🎵 散歩道で会ったら良く観察してみます♬
チュウダイサギの目先の婚姻色は「コバルトグリーン」です・・・お間違えなく!
返信削除間違えました! コバルトグリーンでした!(-_-;)
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