学力テスト Vol.315-2 その解答 オオセイボウ

 オオセイボウ

紫すみれ色から青緑色などの複雑な構造色を放ち、併せてそのメタリック感はハンパじゃありません。まさしく、それは『翔ぶ宝石』!!  漢字での表記は「大青蜂」。

まるでディスコでミラーボールの照明が当たって光り輝くようなド派手な衣装!

まっ先に連想するのは1977年の映画「サタデイ・ナイト・フィーバー」に出てくる

トニーことジョン・トラボルタの華麗なステップ!

Bee Geesの「Stayin' Alive」に合わせて踊るトラボルタがチョーかっこいい~!

脚の長さが根本的に違うので、鏡を見ながら自分で決めポーズを作ってもガックリして苦笑い~!!

現在のキレッキレのダンスに比べると、スローテンポでのんびりしているけど、当時はカッコイイの極みだったよね~!

思い出したい人はYOU TUBEで「サタデイ・ナイト・フィーバー」で検索すれば見れます。

正面から見た顔は、まさしくエイリアンそのもの!

腹部の先には突出した棘状の突起が4歯 

この突起物はセイボウ類の識別の参考になることが多いんです。体中に点刻が密にあるのも大きな特徴


の産卵管…こんなのに刺されたらものすご~く痛いんだろうな~

虫の撮影にハマり始めたある年の5月頃、虫の先輩に一言だけ言われたことがあります。

「オオセイボウというものすごくキレイなハチがいて、それを見つけたらスッゴイこと! 

ではGOOD LUCK!」「ん、んん?」

それからわずか4ヶ月で発見してしまいました! 「うわわ~、これじゃ、これじゃ~~!!」

当時は毎日毎日、雨の日以外は弁当持参で朝から晩まで外に出て昆虫撮影! 

夜は夜で名前を調べるために図鑑と首っ引きの生活! 仕事でもこんなに夢中になったことはありません。

当時は虫の撮影をしている人は自分の周りでは全然見かけなかったので、とにかく虫のいそうな場所探しと、撮った後の名前を調べるのが苦労と苦難の連続!!

例えばチョウだったら、花の咲いている公園に行けばたくさん翔んでいるだろうと、ガーデンパークに行ってみたけど、少ない!・・・というよりも、いない!!

最初の頃はそれが理解できなかったけど、園芸種で、しかも外国種の花っていうのは日本の昆虫たちからすると興味の対象外なんだよね~っ!

初めての遭遇以来、毎年8月になるとオオセイボウ君に会いに行くのが、大きな楽しみの一つとなっています! 今年はどうかって? 当然、撮れてますよ~! デヘヘ



学力テスト Vol.315-1

地獄のような暑さが昨日から一段落して、ヤレヤレです。
1週間ほど前から近所ではマツムシが鳴きだし、先日は庭で鉢を動かしたらカンタンの幼虫が
2匹飛び出しました。
二十四節季では「処暑」と言い、暑さが後退し始めるころ・・・季節は確実に秋に向かって動いています。

さてさて、今回は趣向を変えて「虫の名前当てクイズ」にしてみました。
下記、A~Cグループにある言葉を選択してつなぎ合わせると、3種類の虫の名前が出てきます。誰なのか、わかるかな? 
まったく関係のない単語も入れてあるので混乱せぬように!

A:ヒメ・オオ・ショウ・エゴ・ダイ

B:ヒゲナガ・キン・カマキリ・ギン・セイ

C:ボウ・ダマシ・トンボ・モドキ・ゾウムシ

以下のカイツブリの写真はクイズとは関係ありません。
カイツブリのママは子育てが終了して、のんびりと羽繕い

子供がいないとこんなに楽なの? あくびも出てきました

背伸びをしてストレッチ~

学力テスト Vol.314-5 その解答 コアジサシー2

コアジサシの卵 砂浜に同化しています。

炎天下では抱卵するママも暑そう~! 口を開けて息をしています。

努力の甲斐あって、かわゆい赤ちゃんの誕生!

ママの羽を日傘代わりに日差しをよけています。

3羽のヒナは今のところ順調に生育中。

夫婦そろって小魚を捕ってきてはヒナにプレゼント

かなり大きくなってきました。

背中に模様も付いてきました。

風切羽も伸びてきて

もうそろそろ飛べるかな?

パタパタと飛ぶ練習を始めました!

それっ もう少しじゃ~!

初の離陸の瞬間です!

飛んだ~~~!!! パチパチパチ~

翌日にはスイスイと飛んでました!

まだ尾羽も短くて、いかにも幼鳥!って感じだけど、しっかりと飛んでます!

頑張って来年も戻って来いよ~~!!















学力テスト Vol.314-4 その解答 コアジサシー1 ~ 熱い熱い恋の物語 ~

 コアジサシ ~ 熱い熱い恋の物語 ~

昨日は浜松市で41.1℃という国内最高のタイ記録が誕生! 家の中でアイスを食べながらのビデオ鑑賞だったから熱中症なんて全然問題なかったけど、こんな記録にビックリしてるようじゃダメ! 世界は広いノダ!!

カリフォルニア州で8月16日、こちらは54.4℃という信じられないような記録が!!

場所はデスバレーという世界一暑い場所で有名なところ・・・名前からして恐ろしそう!!

ここは「スター・ウォーズ」のロケ地として度々使われているんだそうな!


さてさて、今回は気温の話ではなく、遠州地方の砂浜での熱い熱い恋の物語!!

コアジサシの♂が小魚を咥えてきました。

それを待っていたのは、すでにカップルとして出来上がっているお相手の♀

上空には数羽飛んでいるのに、どうして同じ色形をしている中から自分の恋人を見分けるのでしょう! 
「けっ、そんなの当たり前じゃん! 愛の力ってのは、そういうもんなのさ!」・・・なるほど、失礼をば致しました。

「ヘイ、お待ち~」とばかりに可愛い彼女のもとへ一直線

軽やかなステップで着地!

「はい、どうぞ~! まだプリプリしてておいしいよ~!」やさしく口移しで渡します。

ところが、まだ相手の決まってない♂は必死です! 
♀に魚をちらつかせますが、シカトされてしまいました。なかなか手ごわい相手!
※シカトの意味が分からない人は自分で調べてみてネ~!
暑いから調べるなんてメンドクサイなんて言ってちゃダメ~!

話は先ほどのカップルに戻ります。
エサで♀の気を引いたら、いよいよ口説きの開始! 
右が♂です。♀の周りをグルグルと回っています。

♂「もう、そろそろどう?」
♀「フン! 今はお腹いっぱいだからダメ~」

♂「そんなこと言わずにさ~ お願いだからさ~」
♀「やだっぺ~!」
ここからは忍耐あるのみの持久戦です!!

♀のご機嫌をうかがいながら、だんだんにじり寄っていきます。

お、お~っと、♀が姿勢を低くした~! これは受け入れ態勢OKのサイン!!

ところが、どの♂を見ていてもそうだけど、ここからが長いのです!

ものすご~く長いんです。周りをキョロキョロしながら、まあ4~5分は当たり前!
辺りを気にしているのか、♂本人が自分の気持ちに踏ん切りをつけているのか?は、よくわかりません。
こちらはいつでも撮れるようにシャッターは半押しのまま、ず~っと息をひそめて見守っています! 早くしないと♀の気が変わっちゃうぞ~~~!!! 邪魔者が来ちゃうぞ~~!
だんだんカメラが重たくなってきました! 
うう~ 緊張しているので人指指も引きつりそうですが、きっと、もうすぐです! もう少しの我慢!!

おおっ! ついに♂が決心して羽根を拡げました! 

そして、軽くジャンプして♀の背中に!

ようやくこれまでの♂の努力が実りました! おめでとう~~!!

このあとは1分も経たないうちに終了です。

フィ~~ 待ちくたびれたわい!! 観察に集中していると、コロナだの熱中症だの、なんてのをすっかり忘れてしまいます。







学力テスト Vol.314-3 その解答 アマツバメ

 アマツバメ

秋になってタカの渡りを見ていると、アマツバメの集団に出会うことがあります。過去に見た最大数は50羽くらい。上がその時の写真…当時は「うわ~ すっげ~!!」と大感激!

そんな数を吹き飛ばしてしまうような場所があります。それが伊東市城ヶ崎海岸の「つばくろ島」 伊東市の天然記念物に指定されているアマツバメの一大営巣地です。

ここは伊能忠敬が測量した当時(文化12年 /1815年)にも、アマツバメがいたことが記録されているとのことです。

これがすべてアマツバメ!・・・ですが、写真に入り切れません!!

この狭い中に28羽がひしめいています! まさに密集&密接状態!

「つばくろ島」の上をビュンビュン 
頭のすぐ上空を飛んだ時にはサササ~~、シュワッチ~と風切り音が聞こえてきます。

左端の岩に鳥屋が二人、アマツバメを撮影中 (城ヶ崎ブルースの記念碑横から撮影)
つばくろ島は名前のとおり、隔離された島になっていて上陸はできません。

見たい人は6月~7月がベストとのこと。
9月になると南へ旅立つので、8月だったらまだ間に合うぞ~!


スピードのことならボクにお任せ~! と言うくらいにこだわった翼のフォルムを持った鳥、それがアマツバメ君です。その翼形からアマツバメならぬ「鎌燕」と呼ぶ地方も。


名前はツバメでも、いつも見慣れている「ツバメ類」とは全く違う仲間で「アマツバメ類」に属します。アマツバメのスピードは過去メソポタミア地方で測定された記録というのが何と時速320km! 

口の中にヒナへの餌? それとも巣材? をいっぱい含んで、つばくろ島に帰ってきました。

昆虫の捕食は勿論のこと、巣材(浮遊している羽根や枯葉などいろいろらしい)までも飛びながら集めるんだって! 


そんなことで驚いてはいけません。睡眠も飛びながら数秒ずつ、そして交尾まで空中で・・・というデータもあるのです。 まさに飛翔に特化したプロフェッショナル!


さてさて、鳥から学ぶことはたくさん!!

今回はヒトが時速100km以上で動いているモノを、どのくらい見えるのか?!?!という動体視力の限界なるものを体験するにはどうしたらいいのか??と考えてみました。

アンタよっぽどヒマなんじゃね~なんて言ってはいけませぬぞ!

おおっそうだ! バッティングセンターがいいんじゃないか・・・と、閃いた!!

例えば、プロ野球の場合では150km/h以上の球速を出せる投手がいろいろ出てきました。これは秒速に換算すると約41.6メートル!

そのピッチャーがボールを投げた場合、キャッチャーの元にボールが届くまでの時間、すなわちピッチャーマウンドからホームベースまでの18.44mまでにかかる時間は、何と何とわずか0.44秒!

バッターはこのわずか0.5秒足らずという短い時間の中で  ストライクかボールか? ストレートか変化球か?  打つか打たないか? などを瞬時に判断し、実際に動作を行わなければいけません。・・・ウムム、これは自分の能力では絶対に無理じゃなっ! ほぼ不可能に近い数値!!

 今度、それをバッティングセンターに行ってこのスピードを体験してみようかなっと! まずは時速100kmからかな? これならボールの縫い目も見えるかも?! ムフッ!

おっと、急にこんなことしてぎっくり腰になるかもしれないので、事前のストレッチは入念に入念に!!


P.S. 

♪  ゆ~かねばなら~ぬ 男が一人 ゆかせ~たくない~ 女~が一人~ ♪ 

黒沢明とロス・プリモスの大ヒット曲『城ヶ崎ブルース』というのはこの場所のことです! 門脇つり橋の横に記念碑が建てられていましたが、アマツバメを撮るのに夢中で、気が付いたのは家に着いてから!! 

そういえば、この記念碑を囲んでオバチャマたちが記念写真を撮ってたなあ オイラはそのすぐ隣でもバシャバシャと夢中になってアマツバメ君たちを撮ってたんだよね~