学力テスト Vol.314-3 その解答 アマツバメ

 アマツバメ

秋になってタカの渡りを見ていると、アマツバメの集団に出会うことがあります。過去に見た最大数は50羽くらい。上がその時の写真…当時は「うわ~ すっげ~!!」と大感激!

そんな数を吹き飛ばしてしまうような場所があります。それが伊東市城ヶ崎海岸の「つばくろ島」 伊東市の天然記念物に指定されているアマツバメの一大営巣地です。

ここは伊能忠敬が測量した当時(文化12年 /1815年)にも、アマツバメがいたことが記録されているとのことです。

これがすべてアマツバメ!・・・ですが、写真に入り切れません!!

この狭い中に28羽がひしめいています! まさに密集&密接状態!

「つばくろ島」の上をビュンビュン 
頭のすぐ上空を飛んだ時にはサササ~~、シュワッチ~と風切り音が聞こえてきます。

左端の岩に鳥屋が二人、アマツバメを撮影中 (城ヶ崎ブルースの記念碑横から撮影)
つばくろ島は名前のとおり、隔離された島になっていて上陸はできません。

見たい人は6月~7月がベストとのこと。
9月になると南へ旅立つので、8月だったらまだ間に合うぞ~!


スピードのことならボクにお任せ~! と言うくらいにこだわった翼のフォルムを持った鳥、それがアマツバメ君です。その翼形からアマツバメならぬ「鎌燕」と呼ぶ地方も。


名前はツバメでも、いつも見慣れている「ツバメ類」とは全く違う仲間で「アマツバメ類」に属します。アマツバメのスピードは過去メソポタミア地方で測定された記録というのが何と時速320km! 

口の中にヒナへの餌? それとも巣材? をいっぱい含んで、つばくろ島に帰ってきました。

昆虫の捕食は勿論のこと、巣材(浮遊している羽根や枯葉などいろいろらしい)までも飛びながら集めるんだって! 


そんなことで驚いてはいけません。睡眠も飛びながら数秒ずつ、そして交尾まで空中で・・・というデータもあるのです。 まさに飛翔に特化したプロフェッショナル!


さてさて、鳥から学ぶことはたくさん!!

今回はヒトが時速100km以上で動いているモノを、どのくらい見えるのか?!?!という動体視力の限界なるものを体験するにはどうしたらいいのか??と考えてみました。

アンタよっぽどヒマなんじゃね~なんて言ってはいけませぬぞ!

おおっそうだ! バッティングセンターがいいんじゃないか・・・と、閃いた!!

例えば、プロ野球の場合では150km/h以上の球速を出せる投手がいろいろ出てきました。これは秒速に換算すると約41.6メートル!

そのピッチャーがボールを投げた場合、キャッチャーの元にボールが届くまでの時間、すなわちピッチャーマウンドからホームベースまでの18.44mまでにかかる時間は、何と何とわずか0.44秒!

バッターはこのわずか0.5秒足らずという短い時間の中で  ストライクかボールか? ストレートか変化球か?  打つか打たないか? などを瞬時に判断し、実際に動作を行わなければいけません。・・・ウムム、これは自分の能力では絶対に無理じゃなっ! ほぼ不可能に近い数値!!

 今度、それをバッティングセンターに行ってこのスピードを体験してみようかなっと! まずは時速100kmからかな? これならボールの縫い目も見えるかも?! ムフッ!

おっと、急にこんなことしてぎっくり腰になるかもしれないので、事前のストレッチは入念に入念に!!


P.S. 

♪  ゆ~かねばなら~ぬ 男が一人 ゆかせ~たくない~ 女~が一人~ ♪ 

黒沢明とロス・プリモスの大ヒット曲『城ヶ崎ブルース』というのはこの場所のことです! 門脇つり橋の横に記念碑が建てられていましたが、アマツバメを撮るのに夢中で、気が付いたのは家に着いてから!! 

そういえば、この記念碑でオバチャマたちが記念写真を撮ってたなあ オイラはそのすぐ隣でもバシャバシャと夢中になってアマツバメ君たちを撮ってたんだよね~












3 件のコメント:

  1. アマツバメ。飛翔に特化したプロフェッショナル!
    時速320km! 凄い!
    野球選手の動体視力も凄い!
    自足100キロに挑戦しようとするfuutenhideさんも凄い!(^^♪

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  2. 時速が自足に~すいません(;^_^

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  3. 頭で考えることまではできるけど、いざ実際に行動できる体力があるかどうか・・それが問題です! 
    中学校の野球部の経験がおぼろげにでも体に残っていれば、球には当たりそうな気がするんだけど・・・

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