佐鳴湖の河津桜は3月初旬から咲き始めます。
春を待ちわびていた人たちも、あまり散歩に出ない人も続々と集まってきます。
いつも佐鳴湖にたむろしている写真屋のジイジたちが狙うのは、サクラに集まる小鳥たち。
ヒヨドリやメジロなどサクラの蜜を目当てに集まるのを撮るのは簡単です。
ジョビコ
ところが、虫や木の実などが大好きなこのジョウビタキが桜に来るのを撮るとなると、なかなかに大変!・・・と言うのも、鳥に興味のない人たちがスマホで間近にサクラを撮ろうとひっきりなしに近寄ってくるからです。これではジョウビタキも近づいてきません。
それでなくても吸蜜などしないジョウビタキがサクラに止まるのはまれな事なのです。
最近ではジョウビタキの♂のことを「ジョビオ」、♀のことを「ジョビコ」というようです。
世の中には鳥の写真集なるものが、毎年のように発売されます。もちろんプロの撮影した本なのですが、プロはアマチュアよりも上位の物を撮らねばなりませぬ。
とは言え、現在のアマのジイジたちが持っている器材は、プロとほとんど変わらないので、プロが差をつけるとしたら、その腕やノウハウを発揮するのみ!
「カワセミがハスの花に乗っている」こんな写真はン十年前だったら「おおっ、すっげ~~!」と評価してくれたのが、現在ではヒマなジイジたちもそんな写真を楽々撮ってしまうので、プロとしてはさらに差をつけるべく、例えば「ハスに乗ったカワセミの頭にトンボが乗った瞬間」などを狙わねばなりませぬ!
さて、これは背景がピンクなので、サクラだろうとわかります。
でも、サクラに止まってないからこんなんじゃダメ~!
ようやく待ちに待った瞬間で、河津桜の枝に止まってくれました。でもこんなんで満足してはダメなのです。
このくらいなら良しとしようかな? ・・と納得しかけた、その時!
まさにその時です!
何の予告もなしにモデルちゃんが Vサイン!!!😮
これぞ「間接頭かき」とサクラの2ショット!!
小鳥の場合は、この動作がホンの1~2秒くらいなのです。シャッターボタンを押して写るまでのタイムラグもあるので、間に合わないことが多く、ホントに大変なのです!
こんなのが撮れてこそ、いつも「頭かき」にこだわっている私としては最上級の出来映えなのです!!
まさに「待てば海路の日和あり」~!!となったのです。
少しくらい顔に影があろうが、そんな細かいことは構やしません!
それにしても、これが撮れるまでの気苦労といったら・・・。もうイヤじゃ~
ジョビ子ちゃん!河津桜でVサイン!!
返信削除ブラボー\(^_^)/ ブラボー\(^_^)/
ありがとうございます!
返信削除「ブラボー!!」で苦労が報われた気分です!!