エナガ ~ 国内最軽量クラス ~
本屋でも図書館でも、本を選ぶ条件の重要な要素の一つにタイトルがあります。最近見つけた本には「エナガの重さはワンコイン」(絵と文:くますけ 発行:山と渓谷社) というのがありました。
まさにキャッチーなタイトルで思わず手に取ってみたくなりました。
本の題名のとおり、まさにエナガの体重は 7~7.5g ほどしかありません。
だから、500円硬貨 7.1g しかないのです。
目をつぶって500円玉を手のひらに乗せてみてください。もし500円がなかったら1円玉を7個ねっ!
ちなみに国内最軽量はキクチャンの 6g です。
そして、これもオチビの代表種であるミソッチョ君の体重は 9g です。
図鑑で日本で最小の鳥と言えば、キクイタダキの10㎝とかミソサザイの10.5cmのことをいい、エナガ君はそれらの最小クラスには含まれません。
「フィールド図鑑 日本の野鳥」より
何故なら鳥の全長は上の図のように「嘴の先端から尾羽の先端まで」と決められているからなのです。
だからエナガ君の場合、体長は 13.5cm なのに尾の長さが 7.5㎝ と半分以上あるので、尾を除いた体のサイズだと日本最小クラスなのです。
ちなみにですが、最もよく見るメジロ君は体長が 12㎝ で体重は 11g です。
これらの小鳥たちは小さいうえにチョコマカとよく動くので、ホントに撮りづらいのが悩みの種! 思ったように撮れないからこそ撮るのが楽しいんだけどねっ!
おっと、クイズの答えを忘れるところだったわい!
この巣立ったばかりのヒナが「三前趾足」で、水かきがない左足で後ろを向いている隣のヒナに寄っかかりながら「間接頭かき」をしています。
おまけ:キューバに生息している「マメハチドリ」というのが世界最軽量のチャンピオンで、その重さはなんとなんと 2g と言うからスゴ~~イ! それでも鳥なんかいっ!!
一瞬の動きが見事に撮られていて
返信削除可愛いです!♬
家の中で鳥かごにいれずに飼いたいね!
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