コウノトリ ~ 片足立ち ~
あなたは目を開けた状態で、片足で何分ほど立っていられますか? 老化を防ぐには左右それぞれ1回1分で合計2分ずつを1日3回行うことが必要です。
寒くて外を歩くのなんてヤダ!と言うずぼらな人におススメなのがこの片足立ち!! 何とこれをするだけで1時間ウォーキングをするのと同じ効果が期待できるのですぞっ!
昨日、公園で年齢がどうみても70~80代のジイジとバアバの60名ほどの集団がウォーキング前の体操をしていました。最初はステッキを使ってのストレッチから始まって、最後にこの「片足立ち」を左右それぞれ1分ずつやっていたのですが、誰もヨロヨロしない!! 後ろでこっそりと同じことをやったオイラは40秒ほどでダウン!! 前にいなくてよかった~~
片足立ちといえば鳥たちはごく普通にしてますよね・・・しかも長時間!!
シロトキを使った図解
片足立ちは足の長い鳥で目立つけど、カモ類などでも普通にやってます。
鳥の体の中心はこのイラストの左側に書いてあるように膝の下にあります。
鳥の膝は羽毛の中に隠れて見えません!!
骨盤にあるこぶのおかげで、これ以上の角度で足が曲がることはありません。
片足でバランスをとるためには体の真下に足が位置する必要があるけど、鳥は足の位置が基本的に固定されており、体が足に寄り掛かった形になっているので、足先をほんの少々調整するだけでまっすぐに立っていられるのです。
さらにすごいのは骨盤近くに平衡を感じ取るセンサーがあり、それも片足立ちに役立っているのです。もちろんヒトと同じく内耳にも、もう一つのセンサーがあるのです。
そのため頭と体の動きをそれぞれ別々に把握することができるというのです。止まり木が揺れて体が上下に動いたら、頭の位置を固定したまま、体の動きを対応させる、あるいは頭かきをする時に頭を回転させても体のバランスは崩さずにいられるのです。
参考:「鳥になるのはどんな感じ?」 デビット・アレン・シブリー著
最近購入したこの本は、お気に入りの一冊になりました。
頭かきは「直接型」
ちょっと分かりにくいけど「三前趾足(さんぜんしそく)」で「半蹼足(はんぼくそく)」といって、中指と外指の間に小さな水かきがあります。
先日、本州初となる輪島でのトキの放鳥を来年6月頃に実施する予定という話がありました。
まだ地震の復興もままならない中での話なので、どうなるかは予断を許しませんが、コウノトリの野生化が進んでいるのも大いに力になっているのです。
優雅に飛ぶコウノトリは、それを見るだけでシアワセな気分になります。
近い将来、トキも一緒に飛び回ってくれることを祈るばかりです。
片足立ち一日三回、楽勝かと思いましたが・・
返信削除左足は何処かにしっかりと掴まっていれば何とか~
歳を重ねるとはこういう事ですね(^^;
鳥は片足立ちに適した作りになっているのですね。
トキとコウノトリが一緒に空を舞う姿♬
実現したら嬉しいですね!
片足立ちは転ばないように、どこかにつかまりながらでも効果はさほど変わりません!!
返信削除くれぐれも見栄を張ってはいけませぬ!!