オオバン ~ シャコバサボテン風 ~
オオバンは「弁足」と呼ばれる特殊な趾(あしゆび)を持っています。
まるでシャコバサボテンのような形の弁膜がピラピラしてるのがあるけど、これでもクイナ類。同じクイナ類のバンが大きな足を生かして水面上で採餌するのとちがって、オオバンはこのピラピラ弁足で水中にもぐって好物の水草類などを採ることもできます。
ちなみに同じクイナ科でもバンはバン属、オオバンはオオバン属に分類されています。
頭かきは「直接型」
その弁足を見て「ウゲ~~」とか「気持ちわる~」とか、挙句の果てには「こんなの撮りたくない~!」と、見るのもおぞましいような言い方をする人がいるけど、そんなにヘンテコリン?!?! 素晴らしい進化の結果だと思うんだけどネ!
シャコバサボテン風の「弁足」
確かに、鳥にあまり興味のない人からは「鳥の足ってトカゲみたいだからキライ~!!」なんて言われることが多いので、そんな人にとっては正に「ゾンビ級のキモイ足」!
さてさて、今回は「いずれはヒナたちに会えるだろう」と、永年待ち望んでいたオオバン一家の繁殖地を教えていただきました。
孵化してからすでに2週間以上が経っていたため、ヒナたちはかなり大きくなっていましたが、それでもヒナを見たのが初めての私にとっては、超新鮮な感動モノの風景!!
エサをねだるヒナ君はやっぱりカワユイね~
みごとなジャイアント級の足が見えました!!
おっと、泳ぎながらの「直接頭かき」です!
お願いだから、こっちを向いてやってくれ~~!!
このヒナだけを見ていると、どんな種類なのか首をひねるかも?
ママと一緒に羽づくろい
ヒナは「早成性」と呼ばれ、生まれてからしばらくすると自分で歩いたり泳げるようになります。
来年は生まれたてのホヤホヤの頃に来ようかなっと!!
オオバン親子のショット 微笑ましい~(^^)
返信削除ヒナの足も逞しいですね!(^^)
間違えてヒナの足指の写真をダブって載せていたので、成鳥の弁足に差し替えました。これが「ゾンビ級のキモイ足」です。
返信削除成鳥の弁足!迫力満点!
返信削除網目模様迄見えて凄いです!