バン ~ ジャイアント馬場も真っ青 ~
一般的にクイナ類は臆病で警戒心が強いのが普通です。
田んぼなどで生活しているバンは、こちらが見つける前に隠れてしまうことが多いので、なかなか見つかりません。
ところが今回のように公園で暮らしているバンは、人慣れしているのか子育てもあけっぴろげでおおらかです。
目の前でヒナたちに給餌をしていました。
ヒナたちも親がそばにいるからなのか、人目など全然気にしません。
きっとカモ類が人慣れしてパンなどを食べるのを見て「ふ~ん、ヒトって大丈夫なんだ! じゃあオイラもちょっくら試してみっかっ!」と、徐々に距離感を縮めてきたのでしょう。
バンは足指が大きく発達しているので、体重が分散して水面に浮かぶ水草の上を歩くのに適しています。
「三前趾足」で水かきはありません。
生まれたてホヤホヤのヒナ君も、そのアンバランスな大きな足でハスの葉の上を歩き回っています。
頭かきは「直接型」で、ゆったりとのんびりと!
ヒナ君だって「直接型」を継承
ヒナ君の黒い体や赤い嘴は親ゆずりのコーディネイト。
ところが幼鳥時代にはこんな色になって、まるで別の種類のようになります。
でも数年したら、おでこに立派な赤い「額板(がくばん)」のあるパパ譲りのダンディになることでしょう。※バンは雌雄同色です。
ヒナは親と同じ色合いなのに
返信削除幼鳥になると嘴も赤くなく体も黒くない!
不思議です。
ヒナも立派な三前趾足で蓮の葉をスイスイ♬
小っちゃい体に凄い大きい足ですね~(^^)
バンは意外と身近なところに棲んでいます。探してみてください。
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