コウノトリ ~ ドジョウを70匹 ~
こちらが今回主役のコウノトリ君
左のトビと比べると、その大きさが一目瞭然!!
全長は112㎝、翼開長は約2mもあります。
「頭かき」はもちろん「直接型」
大型の鳥の頭かきは、まるでスローモーションを見ているようにゆっくりです!
小鳥のようにせわしなく1~2秒でサササ~っとは終わりません。きっと襲われる心配もないので心おきなく頭かきに専念できているのでしょう。いかにも気持ちよさげです!!
2018年、浜松に2羽がそろって飛来しました。
でっかい口を開けてドジョウをパクリ
おっと、勢い余ってドジョウが飛んだ・・
すかさずキャッチ! こんな時の動作は意外と俊敏です!
コウノトのの体重は約4.5㎏ 当然ながら毎日体重の10%ほどを食べる大食漢です。
それをドジョウに換算すると、1日に70匹にもなるのです。
獲物は魚、カエル、ドジョウ、ヘビ、貝類、昆虫類、さらにはネズミなどの哺乳類をも捕食する肉食類で、草類は食べません。
国内産のコウノトリが1971年で絶滅した理由は
① 明治時代に狩猟法の解禁での乱獲。 羽毛を高値で売買&食肉
② 営巣しているマツの伐採。これは太平洋戦争末期にマツから「松根油」を採取して戦闘機の燃料に使おうとしたとのこと。
③ 農薬に水銀を使用したために、汚染されたカエルやドジョウを食べていたコウノトリが水銀中毒で死亡。
④減反政策などで生息地が奪われた ・・・などが原因となっているのです。
どれもこれも、コウノトリが絶滅したのはすべてヒトの影響!! というのが、やり切れない現実です。
大空を悠々と飛ぶ姿はホントに美しい!!
いつまでもコウノトリが安住できる地でありますように!!
今回、参考資料として多くを使わせて頂いた下記の資料を紹介します。これを読んでコウノトリのことをさらに理解しましょう!
特別講演会 「コウノトリと共生する農業への挑戦~コウノトリが教えてくれたもの~」
https://www.cgr.mlit.go.jp/izumokasen/iinkai/ryuiki/econet/bukaivol4_tiikibukaivol3/files/05siryo1-2.pdf
表紙がハヤブサ君に!! カッコいいです\(^_^)/
返信削除ウスバキトンボ君!楽しい話題満載♬
ボントンボ♬逆からでもボントンボ(^^)
紹介されていた特別講演会 見てきました。
コウノトリの舞う環境が人にとっても大事な環境だということ。良く分かりました。
大空を舞う美しい姿\(^_^)/
何時までも続きますように~
今回のを読んで、コウノトリ君の未来が見えたらうれしいです!
返信削除「四季の生き物たち」の更新に気付いてくれてありがとうございます。