学力テスト Vol.411-2 クイズ その解答 ハヤブサ ～ 世界最速のロケットボーイ～

 ハヤブサ　～ 世界最速のロケットボーイ ～

うわわ～～っ、正面からまっすぐこちらへ！！

鳥好きでなくても、誰もが知っているスーパー・セレブ

見ているだけでワクワク・ドキドキのワクドキ王者

ハヤブサ君は当然ながら「直接頭かき」

こんな時は、精悍とかカッコイイとかの言葉は似合わないほどクタ～として、のんびりポーズの休息時間です。

さてさて、ハヤブサと言えば必ず話題に出てくるのが、その飛翔スピード！！

 スピードの話は、まず身近なところから事例を挙げて見ましょう。

まずは100ｍの世界チャンピオンであるウサイン・ボルトは100ｍを9.58秒、これを時速に換算すると37.6ｋｍ　瞬間的な最高時速は44.7ｋｍ！　これが人間の最速限界値です。

次に今期もMVPが当確とされている大谷翔平選手の剛速球！　

球速160㎞というのがどんなに速いのかというと、ピッチャーの手から離れてバッターに届くまで何と何と0.4秒！！　ということは、ピッチャーが投げた瞬間にバッターとしては適当に予測して振り始めないと当たりっこない、ましてや変化球なんぞ投げられたら、もうお手上げなのです。

※速度は距離÷時間で計算します。ピッチャーとキャッチャーの距離すなわち18.44mを、球を投げた瞬間からキャッチャーミットに収まるまでの時間で割ります。

18.44m÷時速160kmとなり、時速160kmを秒速に変換すると160000m÷3600秒＝約44.44m/秒になるので18.44m÷44.44m/秒＝約0.41秒。

さてさて、本題の「ハヤブサは世界最速」について。

ギネスブックには、水平飛行ではハリオアマツバメが時速170㎞で第１位とされていますが、急降下する時のスピードではハヤブサがNo.1とされているのです。

いろいろなところで数値が紹介されていますが、バラバラだし、どれがホントやらわかりません。そこで今回出てきたのがとんでもない数値・・・実測値は何と何と時速387kmだというのです！　東北新幹線の「はやぶさ」の最高速度が320ｋｍだから、それよりもはるかに速いのです！！

387ｋｍというのが、どのように計測されたのか　You Tubeで 「空中のスピード王　ハヤブサ」をご覧ください。「フライトフル」という名前の♀が活躍する様子を見ることができます！！

時速387㎞がどれほどスゴイかというと、セスナ172というプロペラ型の軽飛行機の超過禁止速度は時速372㎞と設定されていて、それ以上は空中分解の恐れがあるんだそうな。

多分、今回の「空中のスピード王  ハヤブサ」の実験で使われている飛行機がそれです。

ハヤブサの場合はこの超高速の後でも、何事もなくすぐに態勢を水平飛行に立て直してしまうのです。なんという恐るべき＆計り知れない超能力！！　まさにオーマイガーです！！

まだほんの数日前に巣立ちしたばかりの幼鳥

対岸の岸壁から飛んだけど、まだ飛翔力が弱くてこちら側に降りてしまいました。

シュワッチ～～！！

これから自然界で生き抜くのは、決して楽ではないだろうけどガンバレ～～！！