学力テスト Vol.397-3 その解答 ヒメカモメ ~ 世界最小のカモメ ~

 ヒメカモメ ~ 世界最小のカモメ ~

 1月も残すところあとわずか・・・という頃に、とんでもない話が舞い込んできました! 銚子に超珍鳥のヒメカモメが出ているというのです。

 銚子と言えばカモメのメッカ! 大集団が生息しているところです! 過去に数回訪れて、あの大群からお目当てを探すのは並大抵ではないということは重々承知!!

これが銚子港のカモメのいる場所のホンの一部分

向こう側の堤防にもギッシリと白いのばっかり!!

飛んでいるのも白いのばっかり!!!

こちらはミツユビカモメの1W

今回のお目当てはこの模様!

 こんなに白いのがウジャウジャと大群で飛んでいる中で、こんなに似ているのを探せるんだろうか? まずはそんな不安が頭の中をよぎります。でもそんなことにビビっている場合ではありません! まずは行かねば! どうしても行かねばなりませぬ! 

 詳しい情報が入ってきました。昨日はしっかりと見れたけど、今日はほとんどダメでパッとしなかったとのこと・・でも、こんなことで迷っている場合ではありませぬ! 行かなきゃ何も始まらないノダ!

 しかし遠いね~ アクアラインを通過してもまだ半分!
早朝にお目当ての場所に到着すると、すでに10人ほどが探しています。
この人たちとは面識がないけど、今日ばかりは大事な同志! 誰かが見つけたら即、教えてくれるに違いありません!

 白い大群を眺めているうちに様子が分かってきました。何故か「ミツユビカモメ1W」がいないのです。対岸の堤防にも見当たりません。
おおっ、ラッキー! これなら探すのはちょっと楽になったかも?!?!

それから待つこと3時間

 ようやく誰かが対岸の堤防にいるのを見つけてくれました!距離は100m弱ってところですが、とりあえずはいるのが確認できてホッとしましました。

おっと、ユリカモメが前に歩いて来たら、
お目当てが小さすぎて全然見えなくなってしまいます!

わおっ、よそ見をしている間に飛んでいます!

そしてホンの1分ほどの間に沖に飛んで行ってしまいました!

 あれ?あれれ?そう言えば一緒に来た仲間が一人足りません! それから10分ほどして戻ってきました・・・何とトイレに行ってたんだと! 何という間の悪さ!!

 当然ながら、彼は何も見ていません! ゲゲ~、可哀そうで何も言えずにいると、周りの人から様子を聞いてだんだんと顔が引きつってきました。

 それから夕方まで待っても1度だけチラッと遠くの方に見えただけです。今日は愛想の悪い日なのでしょう。
「チ、チラッとでも見えたから か、帰ってもいいよ」本心じゃないことは見え見えです。
「泊まって、明日も挑戦しましょ!」と言うと「ホント?ホントにホント?!」と言いながら即、家に電話をしていました。
「見るまで帰ってくるな~」って言われちゃった!でへへ・・・と、ものすご~くうれしそうです!!

 自分としても今日は1分しか見てないので、明日たくさん撮りたい・・・というのが本音なんだけどネ!

 翌日も天気ばかりは上々なのにパッとしません。それに漁港が広すぎて数百メートル先で、さっきチョコっと出たとかという話が出たりして、周りの人もウロウロするばかり・・・

 あ~あ、今日もダメか~・・・と嘆いていたお昼頃から状況が一変!!
漁船が出漁してほとんどいなくなったのです。漁港内がすべて見渡せます。


そしたらカモメたちが海上を飛び始め、その中に・・・いた~~!!


「待てば海路の日和あり」!! 
「果報は寝て待て」! 
運は我にあり~!! 
何と15分以上も飛び回ってくれたのです!

ヒメカモメ君はヒヨドリと同じサイズなのです!
もう可愛いのなんのって!!
 
 昨日は見損なってくれてありがとね! そのおかげで今日はたっぷりと見れたし!!・・・と友人にお礼を言ったのはいうまでもありません。

P.S. この翌日から1週間ほどヒメ君はほとんど見られていなかったようです!
ということは、友人には感謝感謝しかないってことかな?!?!
 浜松から遠路はるばる出かけて見られなかった仲間たちは、その後の再挑戦で悲願達成とのことで、めでたしめでたし・・・でした!





















2 件のコメント:

  1. funtenhideさんの見たいという強い思いが運を引き寄せました\(^_^)/
    ユリカモメと一緒にいるヒメカモメ♪
    ヒヨドリぐらいなんですね!!
    可愛いです!!

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  2. 手のひらに乗っかるくらいのカモメってホントにいるんです!! さすが世界最小!!!

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