学力テスト Vol.397-4 その解答 アオシギ ~ 満願成就 ~

 アオシギ ~ 満願成就 ~

 友人A氏から「20回目にしてようやく遭遇できたんです!との話を聞いたのが、昨年の2月頃。すっごいね~!!・・・そうならないように頑張らねば!!
その時はまさか自分がその記録に肉薄することになるとは夢にも思いませんでした。

とにかく何度行ってもいない! ぜんぜん姿かたちも無し!! 気配すらない!!!


 「アオシギにまたまた行ってきましたが、またしても振られました。段々とAさんの日本記録に近づきつつあります!」

A氏「ハハハ、僕は20回目ですからね! 記録が更新されるよう心より願っております!!」 

 「記録更新? 私にはそんな実力はありません!何とかしてくれ~」・・・もうやけくその心境です!!


 本来、アオシギは警戒心が強い鳥で、石がゴロゴロした浅い川の中にいても、石の陰に隠れたりして、なかなかお目にかかれない少々厄介な鳥なのです。人呼んで「渓流の忍者」!


 なのに、ここは公園のど真ん中を流れている小川で、一応 石もゴロゴロしていて水深も浅いというところまではいいのですが、左右は人も散策できる場所。

 どうしてこんなオープンなところにいるんだろ?と思うくらいの環境で、見つかる時はあっけなく見つかってしまうという、知る人ぞ知る場所。


なのに自分が行く時に限って、意地悪してると思うくらいに全く姿を見せないのです。

 かと思うと、初めて訪問した人が、駐車場から出た途端に見れちゃった!・・・しかも、それから5時間もじっくりと!! 

 挙句の果てに、味を占めたその人が翌週行くと、またしてもジックリ見てきたんだとか・・・とにかく腹立たしい話ばかり!! グギギギギ~~!!


 そんな時、2月8日のこと、地元の友人B氏から10時頃に電話がありました。「今、アオシギを見つけたけど来る?」 考えることなんてありません、2時間掛かっても行くっきゃない! さっそく急行しました! いました! アオシギ君も待っていてくれたのです!


そして撮れたのがこれ!
この写真を見て何だかわかりますか? わかんない? ケッ!

じゃあこれは? これがこの日のベストショットです!!


 何だか簾(すだれ)の向こうに天皇陛下が座しているのを拝謁するかのように、霞んでしか見えません。

 ジックリ撮ってのベストショットもこの程度! もっと何とかしたいけど、方法がありません! 

やむなくこれでも見たこと、撮ったことにしました。

 一緒に行った友人C氏も「とにかくアオシギってわかるんだからハナマル、ハナマル~!! バッチリバッチリだい!!」と言うので、この日はめでたく・・・じゃないけど終了。


 もうこれで、今シーズンは終わってしまうんだろうな!きっと!・・・と、あきらめの心境になったその1ヶ月後に、突然また降ってわいた話が来たのです。


 B氏「今、見つけたんだけど来る? 今度は前回のような『すだれ』じゃないから大丈夫!」

 迷う理由なんてこれぽっちもありません!! 幸いに高速インターからさほど遠くないところにいたし、機材も積んでいたので「す、すぐに行きま~す! 2時間で到着するのでその間、逃げないように見張っててもらえますか?」「来るまでいるかどうかの保証はできないけど、アオシギ君にもお願いしとくよ」と心強~いお言葉!! 

もうこのチャンスにすがるしか方法はありません!命運はB氏とアオシギ君に託しました!


 時速は最高で130㎞くらいは出したかなあ! 前に遅いトラックなどがいると、あおり運転をしたくなってしまいます!! ハンドルを握る手も汗をかきっぱなし!! 隣には前回 「バッチリバッチリ」と言ってた友人C氏も同乗。この人はハンドルを握ると人格が変わるタチなので、今回ばかりは危なくて運転させられません!

 道中では「アオシギ君はいてくれるかなあ?」などの不安を掻き立てる話題は絶対に禁句!!


 駐車場には予想よりも10分も早く到着できました! さっそく迎えてくれたB氏の顔を見たらニコニコしていたので、もう安心! ここでどっと力が抜けてしまいました。

今回こそバッチリがホンモノのバッチリバッチリになるぞ~!


そして、これが最初に撮った写真

 数十枚とった後で、モニター画面がやけに茶色っぽいのに気づきました! あわわ~、ホワイトバランスの設定を間違えてる~~ 何でじゃ? あっぶね~ 気付いてよかった~~!! 前日にホワイトバランスをいじったことなんて、しっかりと霞の彼方へ飛んでました。

大きく深呼吸をして、最初からやり直しです!! 
よっしゃ~、今度こそ大丈夫!

B氏の話では2時間前からこの場所を全然動いていないとのこと!
よくぞ残っていてくれました!! B氏とアオシギ君に感謝感謝です!


 アオシギは冬鳥で、チベットやモンゴルなどの高山帯で繁殖しているのです。

もうそろそろ、南へ帰る準備を始める頃です。


おっと、ちょっと警戒して座り込みました。
上空にトビが飛んできたようです。

 ここで、名前についてご紹介。アオシギの学名は「Gallinago solitaria」で「孤独な鶏のような鳥」。 
 属名の「gallinago 」は「鶏のような鳥」と言う意味で、種小名の「solitaria」は「孤独な」と言う意味です。

英名も「Solitary Snipe」すなわち「孤独なジシギ

確かにいつも単独だし、じっとひっそりとしているので名前のイメージはピッタリです!


ちょっと横道にそれますが「Sniper」について。

Sniper(スナイパー)」というのは、ご存じゴルゴ13などの「狙撃手」と言う意味!



 現在、狩猟鳥28種のうちの1種にタシギが入っています。
タシギの英名は「Common Snipe」。このタシギと言うのはジグザクに飛ぶので狩猟で撃ち落とすのが難しいとされていたのです。
 「Snipe」を撃つ猟師のことを「Snipe shooting」略して「Sniper」と呼び、それが射撃の上手な人のことを表す言葉として使われるようになったとのことです。

おっと、ゆっくりと動き出しました!

ゆっくりゆっくりと悠然と歩いていきます。
そろそろねぐらに帰るのかな?

遅くまで付き合ってくれてありがとね~~!!
薄暗くなってきたから、我々も帰るとしましょう。
アオシギ君、2時間もジッと待っててくれてありがとねっ!!!

 何回目でこれが撮れたのかって?!?! 
A氏の記録更新はなりませんでしたが、まあほとんど似たようなもんです。デヘッ!
































学力テスト Vol.397-3 その解答 ヒメカモメ ~ 世界最小のカモメ ~

 ヒメカモメ ~ 世界最小のカモメ ~

 1月も残すところあとわずか・・・という頃に、とんでもない話が舞い込んできました! 銚子に超珍鳥のヒメカモメが出ているというのです。

 銚子と言えばカモメのメッカ! 大集団が生息しているところです! 過去に数回訪れて、あの大群からお目当てを探すのは並大抵ではないということは重々承知!!

これが銚子港のカモメのいる場所のホンの一部分

向こう側の堤防にもギッシリと白いのばっかり!!

飛んでいるのも白いのばっかり!!!

こちらはミツユビカモメの1W

今回のお目当てはこの模様!

 こんなに白いのがウジャウジャと大群で飛んでいる中で、こんなに似ているのを探せるんだろうか? まずはそんな不安が頭の中をよぎります。でもそんなことにビビっている場合ではありません! まずは行かねば! どうしても行かねばなりませぬ! 

 詳しい情報が入ってきました。昨日はしっかりと見れたけど、今日はほとんどダメでパッとしなかったとのこと・・でも、こんなことで迷っている場合ではありませぬ! 行かなきゃ何も始まらないノダ!

 しかし遠いね~ アクアラインを通過してもまだ半分!
早朝にお目当ての場所に到着すると、すでに10人ほどが探しています。
この人たちとは面識がないけど、今日ばかりは大事な同志! 誰かが見つけたら即、教えてくれるに違いありません!

 白い大群を眺めているうちに様子が分かってきました。何故か「ミツユビカモメ1W」がいないのです。対岸の堤防にも見当たりません。
おおっ、ラッキー! これなら探すのはちょっと楽になったかも?!?!

それから待つこと3時間

 ようやく誰かが対岸の堤防にいるのを見つけてくれました!距離は100m弱ってところですが、とりあえずはいるのが確認できてホッとしましました。

おっと、ユリカモメが前に歩いて来たら、
お目当てが小さすぎて全然見えなくなってしまいます!

わおっ、よそ見をしている間に飛んでいます!

そしてホンの1分ほどの間に沖に飛んで行ってしまいました!

 あれ?あれれ?そう言えば一緒に来た仲間が一人足りません! それから10分ほどして戻ってきました・・・何とトイレに行ってたんだと! 何という間の悪さ!!

 当然ながら、彼は何も見ていません! ゲゲ~、可哀そうで何も言えずにいると、周りの人から様子を聞いてだんだんと顔が引きつってきました。

 それから夕方まで待っても1度だけチラッと遠くの方に見えただけです。今日は愛想の悪い日なのでしょう。
「チ、チラッとでも見えたから か、帰ってもいいよ」本心じゃないことは見え見えです。
「泊まって、明日も挑戦しましょ!」と言うと「ホント?ホントにホント?!」と言いながら即、家に電話をしていました。
「見るまで帰ってくるな~」って言われちゃった!でへへ・・・と、ものすご~くうれしそうです!!

 自分としても今日は1分しか見てないので、明日たくさん撮りたい・・・というのが本音なんだけどネ!

 翌日も天気ばかりは上々なのにパッとしません。それに漁港が広すぎて数百メートル先で、さっきチョコっと出たとかという話が出たりして、周りの人もウロウロするばかり・・・

 あ~あ、今日もダメか~・・・と嘆いていたお昼頃から状況が一変!!
漁船が出漁してほとんどいなくなったのです。漁港内がすべて見渡せます。


そしたらカモメたちが海上を飛び始め、その中に・・・いた~~!!


「待てば海路の日和あり」!! 
「果報は寝て待て」! 
運は我にあり~!! 
何と15分以上も飛び回ってくれたのです!

ヒメカモメ君はヒヨドリと同じサイズなのです!
もう可愛いのなんのって!!
 
 昨日は見損なってくれてありがとね! そのおかげで今日はたっぷりと見れたし!!・・・と友人にお礼を言ったのはいうまでもありません。

P.S. この翌日から1週間ほどヒメ君はほとんど見られていなかったようです!
ということは、友人には感謝感謝しかないってことかな?!?!
 浜松から遠路はるばる出かけて見られなかった仲間たちは、その後の再挑戦で悲願達成とのことで、めでたしめでたし・・・でした!





















学力テスト Vol.397-2 その解答 シノリガモ ~ 朝焼けのカモ ~

 シノリガモ ~ 朝焼けのカモ ~

ちょっと変わった名前のカモなので、今回はそれについて。

成鳥♂

 この美しいカモを英名では「Harlequin Duck」すなわち「道化師のカモ」といいます。
確かに派手と言えば派手・・・誰が見たって派手だよね~!

♂ 第一回冬羽(1W)まだ発展途上で、くすんだ色をしています。

 学名は「Histrionicus histrionicus 」すなわち「 役者のような鳥」で、英名と同じような意味合いです。

♀×2羽

♀はいたって地味・・・おっと、シックと言いましょう。

潜水の瞬間

 シノリガモは典型的な「海ガモ」で、岩礁地帯がお気に入りで、岩に付いた藻類が大好物。もちろん潜水も上手で小さな貝や甲殻類も食べています。

 全国ガンカモ調査の結果では2021年が995羽、2022年は797羽と少数派で、そのほとんどが東北と北海道に飛来します。
 だから、見たくなったら浜松周辺では御前崎の岩礁とか、隣県の渥美半島の赤羽根まで行かなければなりません。

右側から成鳥、成鳥、1W、1Wで、どれも♂
左後ろの小さいのはハジロカイツブリ

こちらはカップル 
なかなか熱々の雰囲気でお似合いの様子です。


 さて、本題の和名ですが、漢字では「晨鴨(しのりがも)」と書きます。こんな漢字なんて知らないわい! って言うなかれ!

辞書によると「は音読みでは「しん」、訓読みでは「あした」と読みます。

 今はあまり使われない言葉の「晨(しのり)」というのは「夜明け」「明け方」「朝ぼらけ」という意味で、太陽がふるいたって昇る朝、生気に満ちた早朝のことです。

 ♂の美しい色から、ややくすんだ群青色の空の夜明けや、朝焼けを連想して表現したのでしょう。日本人の感性の豊かさと共に、命名のセンスの良さが光ります! Good  Job!!

 これとは別の説もあります。」とはすなわち「星(しんせい)」のことで、明け方の星のことを言います。

①胴体の群青色を明け方の空に、②脇のオレンジを朝焼けの色に、・・・ここまでは最初の説と同じですが、③白斑を星座に見立てた・・・これもまたものすご~く粋な説です。


話は変わるけど、今回のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)はメチャクチャ面白かったね~ 特に準決勝の逆転サヨナラ勝ちにはついつい、もらい泣きをしてしまいましたわい! 

 野球ってこんなに面白かったっけ?・・・って久しぶりに思った数日でした! きっと大谷選手がいつも野球を目いっぱい楽しんでるのが伝わってきたからなんだろうな!! 

大谷選手のコメントは「野球を楽しんでいる次の世代の子供たちが、僕らも頑張りたいと思ってくれたら幸せです」

 彼の野球に対する姿勢や行動は、子供たちへの影響も計りしれなくて国民的ヒーロー、いや いや、まちがいなく世界的ヒーローだね!! 














学力テスト Vol.397-1 ~ あんた誰?シリーズ  その2~

 春本番になり、シュレーゲルアオガエルが鳴き出しました。今日は雨あがりに珍しく佐鳴湖へお散歩。期待通りに初鳴きが聴けました! いつ聴いても惚れ惚れする美声です!!


「シュレーゲルアオガエル」 名前だけ聞くと外来種のように思われるけど、れっきとした純国産種! 日本固有種なのです。名前はオランダのライデン王立自然史博物館館長(鳥類学者・動物学者)であったヘルマン・シュレーゲルに由来します。

 江戸時代後期に日本に滞在していたシーボルトが、オランダに持ち帰ったカエルをシュレーゲル氏が見て、新種として記載したのです。

学名も「Zhangixalus schlegelii」意味は「シュレーゲル氏のアオガエル」です。


 さて本題! 次の3種類の「鳥の名前」を答えてください。今回は少々難問も出してみましたが、いかが? 

A

B

C



学力テスト Vol.396-6 その解答 キレンジャク その3 ~ ヤドリギを試食! ~

 キレンジャク その3 ~  ヤドリギを試食! ~

これがレンジャク類が大好きなヤドリギ 左に3羽のレンジャクがいます。

ヤドリギは落葉樹に寄生するので、冬にはよく目立ちます。

これがヤドリギの実 (ネットから借用)

今回はヤドリギの実を試食してみました。
レンジャク類が好きだったら、彼らの食べ物を試食してみるのは当然のこと!
食べたら気持ちはレンジャク気分!!

たった一口 嚙んだだけですが、甘みはさほどに感じません。それよりも口から実を吐き出したら納豆が糸を引くように、粘っこい糸が繋がってきました。たった一口噛んだだけなのにですぞっ!

ヤドリギのネバネバは「とろろご飯」の感覚かな? これを嫌いな人は結構いて、我が家でも、「とろろご飯が大好きなのは私と娘で、残り二人は見向きもしないってんだから面白い!



他の小鳥に比べて水飲み回数が随分と多いように感じます。もしかしたらヤドリギの果肉のせいで喉が渇きやすいのかな? きっとそうだな!! そう言えば水飲み場では、うがいをしているようにも見える・・・なんちゃって!

こちらは「トウネズミモチ」という中国からの移入種

ものすご~く美味しそうに食べてます!


トウネズミモチとは 別名を「女貞子(じょていし)」といわれ、強壮剤として古くから用いられているそうな。もしかしたら脳細胞も活性化してくれるかな?!



それに併せて生命力の源であるヤドリギの実を食べて、粘り強い体力を維持したら・・・もう年寄りなんて呼ばせないぞ~~!! 目指せ「老人の星」! 

願わくば、最後の〆も「ピンピンコロリ」で惜しまれることなく、あっけなく! デへッ


大好きなレンジャクたちが毎年来るように

これ全部キレンジャクです!!

我が家でもたくさんの果実をつけた樹木を植えて待ってるよ~~!!





 









学力テスト Vol.396-5 その解答 キレンジャク その2 ~ 不思議な羽毛 ~

 キレンジャク その2 ~  不思議な羽毛~

 キレンジャクの英名は「Bohemian Waxwing」 今回はこの「Waxwing」について探ってみましょう。

この幼鳥の風切羽にはさしたる特徴が見当たりません。

♂成鳥
風切羽の付け根あたりに見える、赤い小さな羽根に注目! 白線の下です!! 
♀にもありますが、どちらも若鳥の頃はまだ数枚しかありません。

どれのことだかわからないって? 
次列風切の先端に付いている赤い点々のことですがや~!

これが赤い蝋状(ろうじょう)の突起物です!

これだけ拡大すればわかるかな?



 この蝋状の突起物は羽軸の先端と外弁の一部が変化したものとみられており、これが「Waxwing」の名前の由来となっているのです。

「ヒレンジャク」にも次列風切の先端に赤い部分がありますが・・・


 こちらは羽の一部が赤くなっているだけで「蝋状の突起物」ではありません。
「ヒレンジャク」の英名は「Japanese Waxwing」となっていますが、正確には「Waxwing」ではないのですが、まあそんな細かいことはどうでもいいとしましょう。


 ちなみに「ヒレンジャク」の冠羽の下にある黒いマスクの部分は後ろで鉢巻状に繋がっています。お腹も楕円形の薄黄色になっているから、それもかなり目立つけどね。
キレンジャクのお腹には、この薄黄色の卵模様はありません。

 キレンジャクは上のいろいろな写真を見てもらえばわかるように途中で切れているのです。だから尾を見なくても、顔を見るだけでどちらかの判別は可能です。

 ちなみに中国での呼び名も覚えておきましょう。十二紅(尾羽が赤くて数が12枚の意味)と十二黄(尾羽が黄色で数が12枚の意味)です。・・・なかなか粋で洒落た名前です。

 どうです? これだけ違いが分かればチコちゃんに怒られることもありません!
今まで書いたこれらのいろいろな点を憶えておいて、みんなの前でチラッと披露すれば少しはリスペクトされるかも? ただし、披露するときはあくまで控え目にねっ! 自慢しちゃダメ~!!あくまでさりげなく!・・・ねっ!

 このキレンジャクの次列風切である「Waxwing」を拾った時はものすご~~く感激したのを覚えています。もちろん今でも大切な宝物!!