学力テスト Vol.359-3 その解答 カワラヒワ ~愛鳥かるた~

カワラヒワ ~愛鳥かるた~

かゆ~~い & すっげ~気持ちいい~~ 
カワラヒワ君は「間接頭かき」です。


名前の由来は漢字表記の「河原鶸」のとおり、河原の草地で見られることが多いから‥と言われていますが、浜松の場合は河原というと天竜川になってしまいます。
ちょっと遠いので、その様子はよくわからないけど、秋から春先までは市内の北部などの農耕地には、このように佃煮にできるほどにゴッソリといます。

「頭かき」を撮ろうと、この日 見つけたのは約200羽の群れ。これだけいれば、後は食後ののんびりした時間の羽繕いを待つだけで「頭かき」は確実に撮れること間違いなし!

近所の佐鳴湖は湖と林に囲まれて野鳥の種類も多く、カワラヒワもチラホラとは見かけるけど、それほどの大群を見ることはないので、彼らはやっぱり開けた農耕地の方がお気に入りのようです。
なぜかというと、彼らの好物はタデ類やイネ科の植物など草の種子が主だからなのです。


「鶸(ひわ)」というのは、「弱い」と「鳥」の合字で「小さくて、ひよわいが、若々しい感じのする鳥」。
ちなみに「鰯」はイワシのことで「自分よりも大きな魚に食われる弱い魚」のこと。

大群で飛ぶと、空にパ~っとヒマワリが咲いたよう!!

日本の伝統色でもある「ひわ色」という色は、カワラヒワやマヒワの体色である黄緑色のことです。


♀は♂よりも全体に淡色です。

カワラヒワのことを書いているうちに思い出したことがあります。
それは1980年頃に購入した「愛鳥かるた」。

左が♀ 右が♂

日本鳥類保護連盟とサントリーが協賛して保護活動を展開している頃に発売になりました。
私の大好きな薮内正幸氏の美しいイラストで描かれたかるたで、子供たちとよく一緒に遊んでいたものです。

その中で、カワラヒワについてはこんな言葉が。「ひまわりの 種をついばむ カワラヒワ」

他には「フクロウは 羽音がしない 夜の狩人」「せせらぎの音 まけずにさえずる ミソサザイ」「チョウゲンボウは 野原の上の ヘリコプター」ETC.
スラスラと思い出すので、認知症の兆候はまだ出ていないようですが・・・!?!
今度は孫を相手に、このかるたを使ってみようかなっと!

薮内正幸氏を知らなかったら、図書館で探してそのイラストを見てください。
1973年~85年にかけて「サントリー愛鳥キャンペーン」という新聞広告を連載していたので、思い出す人も多いはず。一度そのペン画を見たら、その魅力に虜になってしまうこと請け合いです。

最近、偶然にも昔 読んだ「冒険者たち ガンバと十五ひきの仲間」を手に入れたので、孫のクリスマスプレゼントにしようかなっと!  この本の挿絵を薮内氏が書いているのですぞ!















4 件のコメント:

  1. 私の散歩道も田園風景が多いのでカワラヒワの群れは良く見かけます。
    でも200羽は凄いですね!
    ♂に比べて♀は大分色が薄いですね。
    飛んでいる時は黄色が華やかです!(^^)!
    今日図書館で「冒険者たち ガンバと十五ひきの仲間」借りてきましたよ~♬
    「愛鳥かるた」書店で売っていたら買いたいです(*^-^*)

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  2. おおっ! ガンバはシリーズがあるのでそちらもどうぞ。
    ついでに図書館で薮内正幸氏の本を検索して借りて下さい。
    私の大好きな彼のイラストをじっくりとご覧ください。
    「愛鳥かるた」はメルカリで入手できそうです。きっと小さい子供たちが喜びますよ!!

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  3. 薮内氏の本でおススメは「野鳥の図鑑 にわやこうえんの鳥からうみの鳥まで」と「野鳥の四季」です。ぜひご覧ください。
    これだけの絵を描ける人は、彼の死後も見当たりません。

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  4. また、図書館に行ってみます♬
    いろいろな情報ありがとうございます!!(^^♪

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