アリスイ
アリスイは「直接頭かき法」です。
そもそもアリスイという言葉自体が、キツツキとは縁遠い感じですが、頭かきの写真をよ~く見てもらうと分かるように、足指は前に2本、後ろに2本のキツツキと同じ対趾足。
舌の特徴も他のキツツキ同様に頭部の後ろを巻くように収納されています。
この文章の意味がわからない人は「キツツキ 舌の構造」で検索してみてください。
その頭部の中を見ることはできませんが、その長~い舌を使ってアリなどを食べるのです。
食べるというか、その仕草はアリを舐め捕っているっていう感じ。
アリの巣に嘴を突っ込んでいます。大接近で撮影!!
舌はご覧のように長~~いけど、多分もっともっと伸びるはず!
※キツツキの舌の長さは嘴の5倍ほどと言われているのです。
キツツキの舌の先端は種によっては、穴の中の虫を引っ掛けて出しやすいように釣り針のように返しがついていたり、トゲがついています。
写真ではアリスイの舌の先端は細く尖っているように見えますが、哺乳類の「アリクイ」の舌と同じようにネバネバしています。この秘密兵器でアリを舐め捕っているのです。
アリって言えば蟻酸は大丈夫なのかあ? それとアリって噛まれると結構チクッとするんだけど、アリスイがそれを気にしている様子は全くありません。
嘴が頑丈そうでもなく、他のキツツキのように木に垂直に止まって尾羽でしっかりと木に支えるわけでもなく、木に巣穴を開けるわけでもなく、ドラミングをするわけでもなく、羽根の模様はコノハズクのような朽木色・・・などなど、どう見たってキツツキの仲間じゃないわい!!
タカのような変わった鳴き声!!
決して数が多いわけではありませんが、秋になるとアリスイを見かけることがあります。
これはサシバを見ている時に見つけたものですが、モズのように木のてっぺんで「キィキィキィ、キィキィキィ・・・」と囀っていました。
という訳で、どこをとっても「不思議なヤツ」・・・というか「変わり者」という言葉がピッタリの感じです。
さて、明日からは10月。コロナなんてぶっ飛ばせ~~!! と、明るい気分で迎えましょう・・・という訳で、気分転換にどうぞ!
若者に人気のある「Shaffle Dance」に、自分の歳もわきまえずに挑戦してみました・・・が、足がもつれるわ、自分の足は踏んづけるわで、メチャ悪戦苦闘です。
やっぱし無理! 多分無理なのかな? きっと無理! なんだろうな~
https://www.youtube.com/watch?v=hGSKfCF44W8
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