カイツブリ
毎年、初夏になるとこの微笑ましい光景を見たくて、今か今かと心待ちにしています。
この水路では毎年3ペアほどが繁殖します。カイツブリは通常4~6個の卵を産みます。
ところが、今年は或るペアだけが繁殖が遅れてしまいました。何回産卵しても失敗ばかりで、その原因は天敵によるもの。
天敵は思ったよりも多くて、イタチ、ヘビ、それにカラスなどです。天敵は卵を盗んだり、ヒナがかえってから襲ったりといろいろ。
しかし、この夫婦は揃って不屈の精神の持ち主でした。
何と何と4回目の挑戦で、7羽のヒナを育てたのです。過去に見ているヒナの最高は6羽なので、ギネスものです!
夫婦揃ってのえさ運びは一日中大忙し!
ママが持ってきたテナガエビは少々大きすぎたようです。子供たちは「こんなに大きくちゃ食べられないよ~」とエサを見つめるばかりで飛びついてきません。
ママの方は「もっともっと沢山食べて早く大きくなって~~」との願いが込められているのか、大きめの餌ばかりを持ってきます。
一番右にいる末っ子のおチビちゃんは、まだ生まれてから3日しかたっていません。
最初の子と比べたら1/4ほどで、推定でも5㎝もあるかどうか。
この場所は巣からは200mも離れていました。この時期はまだ巣に帰って休息をとったりするのです。
右から2番目手前が末っ子のおチビちゃん
本来なら1週間ほどは、巣の周辺でのんびりと育てるのですが、今回は4回目の挑戦とあって親もかなり焦っていて、相当 無理をしているようにも見受けられます。
末っ子はいつも遅れがちの行動で、兄弟について行くのに必死です。
がんばれ~~!!
疲れ果てて、オネエチャン?の背中で休憩
こんなのは初めて見ましたが、オネエチャンの方は嫌がる素振りもしません。
この後、毎日毎日が雨続きで様子を見に行けなかったけど、元気に育ってくれたかなぁ?!
微笑ましい光景がいっぱい!(*^-^*)
返信削除天敵もいて卵やヒナが無事に育つのは大変な事ですね。
末っ子をおんぶしているオネエチャン? エラ~イ!(^^)!
どの子も無事に育って欲しいですね!!
おととしには、オネイチャンが自分のもらったエサをおチビちゃんに分け与えているところも見たことがあります!
返信削除鳥に兄弟愛があるなんて、めったに見られる光景ではありません!
鳥に兄弟愛が!! 感動です!(^^)!(*^-^*)
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