「えっ、何のこと? だってこんな字、読めないし~・・・何のこっちゃ?」というあなたへ。
「尉(じょう)と姥(うば)」は謡曲「高砂」に登場する人物のこと。
「♪高砂や~ この浦舟に 帆を上げて~、 この浦舟に帆を上げて~♪ 」 これを結婚式で、どこぞのオッチャンが謡ったのを聞いたことない? えっ、これでもピンとこない?
これが謡曲「高砂」で、これに登場するじいちゃんとばあちゃんが「尉と姥」ってこと。
フィ~、ここまで説明するだけで疲れちゃった!
さて本題!要するに、何を言いたいかっていうと『ジョウビタキ』という名前の由来。
♂のこの見事なシルバーグレーの帽子が「ジョウ」という名前の由来につながっています。
すなわち「ジョウ」=「尉」のことで、尉とは翁(おきな)・・・すなわちじいちゃんのこと。だから老人の白髪を連想させる頭の色を持つヒタキという意味でやんす。
「尉」にはもう一つ、炭火の灰になった色・・・という説もあるんだって! こんなことを覚えておいて何かの時にチラッというと尊敬のまなざしで見られるかもネ!?
ほ〜、そんな話しを聞くと、ジョウビタキの♂が一気に渋いロマンスグレーの紳士に見えてきますな。フリフリしてる尾羽はさしずめステッキですか。ちょっとイギリスの裁判官風でもある?
返信削除イギリスの裁判官って白というか銀というか、あの変な頭してるやつだよね。
返信削除ありゃ、絶対カツラだよねぇ~!地毛じゃぁちと無理あるもんなぁ。
あれはズラだそうですね。17世紀から続く伝統のスタイルみたいで。威厳を保つためだとか。さすがに時代遅れとの指摘から民事裁判では採用しなくなったとか、ってネットに書いてありました^_^
返信削除かわゆいジョウ君のヘアスタイルが、いつの間にかズラの話へ! なんちゅう人たちじゃい!
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