野を擦るように飛ぶから『
ノスリ』 農地の上1mくらいを飛んでいましたぜ。
別名を『
マグソダカ』とか『
クソトビ』も言われていたようです。 意味はマグソ(馬糞)のように、どこにでもいるから。・・・確かにトビの次に多いね~!
さらに、ネズミ類などを主食とするため、鷹狩にも使えないので、そんな名前をつけられてしまったようです。
そういえば子供の頃って馬車が町内を歩いていたから、そこら中にマグソが落ちてたっけ!
あん?それっていつの話だって? アンタそんなに若ぶっちゃダメ~! まだ戦後、しばらくしてからの話ですがや~! 戦後ったって、日清や日露の戦争じゃないぞ~!
ノスリ君の声が聞こえました。
疲れたから一休み~! エッコラショっと・・・おっと、また下に降りちゃったい! だっておいしそうなネズミが見えたんだも~ん!
名前の由来について少々調べてみました。いずれもネットからの情報です。
①鳥名の由来辞典」(柏書房)によると、江戸時代に定まったよう。「のせ」がもとになって、野の上を滑降するので、のすり(野擦り)
②韓国語では「スリ」は猛禽類につく名前であることから、「野にいるスリ」が語源。
③「チュウウヒ」というタカがいるけど、これは低空飛行が得意なので、この両者の名前が入れ替わったという説もある
・・・など、いろいろ見つかりました。
ノスリ君にとっちゃ、そんなことはどうでもよくって、大事なのはネズミじゃ~!