学力テスト Vol.402-3 その解答 レンカク ~ 南の国からようこそ ~

 レンカク ~ 南の国からようこそ ~

この美しい飛翔にうっとり!

左の指の付け根に少々ゴミがついているけど、それは気にせずに・・・

エイリアンじゃないかとも思える趾(あしゆび)の長さにご注目!!

 漢字では「蓮角」と書きますが、「」はハス、「」とは翼角にある角質の突起物のことを表しています。


 翼角のことよりも今回 気になったのは、1
番外側の初列風切の先端に付いている黒い羽軸のようなもの!! 多分、飾り羽だと思うけど、どの図鑑を探してもその解説が見当たりません。どこかで解説を見かけたら教えてくださいませ。

バン君もかなり大きな趾(あしゆび)をしているけど、それを更に上回っています。

手前はカルガモ君 
レンカクは、その存在感の割には意外と小ぶりです。

この金髪の後頚部がまたすごいんです! 
とにかくピッカピカにまぶしいのです。

おっと趾(あしゆび)が水中から出てきました。

 趾(あしゆび)と爪はビックリするほどに長く、これによってハスやヒシなどの上で体重を分散して、沈むことのないように歩くことができるのです。

 今回は沈みやすい水草のようだったので、残念ながら水上を歩く姿を見ることはできませんでした。参考までに「アジアレンカクのお宝画像があったのでご紹介。

水草の上を悠々と歩いています。

長い趾(あしゆび)を使っての頭かきは「直接型」

 前回、紹介したタマシギと同じく一妻多夫制で、雄が子育てをする「育メン鳥」です。そうだったらタマシギと同じようにメスの方が派手なのかというと、何故か雌雄同色というのも不思議と言えば不思議。

 開けた湿地で繁殖するレンカクにとって、が何回も産卵するには高い栄養状態を維持するために、抱卵や育児をに任せて自分はたくさん食べて、体力をつけねばなりません。

 浮気性の♀の肩を持つわけじゃないけど、決して育児が嫌いで放棄しているわけではないのです。♀は外敵が来たら駆けつけて追っ払う助っ人もします。

他の男にうつつを抜かしているばかりじゃないのです! この一妻多夫制こそが彼らの繁殖スタイルの選択肢なのです。

いつかは国内でも繁殖をしてくれるかもしれません。

 もしそうなったら、生まれたBABYの趾(あしゆび)に真っ先に注目せねばなりませぬ!
きっとすごいぞ~~!!








1 件のコメント:

  1. 金髪の後頚部がおしゃれ~♬
    色形が素敵で綺麗な鳥ですね~
    小顔なのに凄い長い足指と爪!!
    頭かきには長すぎて大変そう?(^^)
    一妻多夫制は彼らの選んだ繁殖スタイル。
    イクメン鳥♬ 頑張れ~(^_^)/

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