コハクチョウ ~優雅な姿って?~
コハクチョウの頭かきは「直接型」です。
コハクチョウが水面から飛び立つときは大変!
なんせ体重が6㎏もあるんですから!
ちなみにカモ類では国内で最小のコガモの体重は0.35kg、マガモでも1.1kgです。
ドタドタ!バタバタ!・・・と
騒々しいことといったら
助走には20m位は必要なようです。
だから、小さい池ではとても無理!
飛んだり水に浮かんでいれば「美しいわね~ さすが冬鳥の使者!」とか言われているのにネ!
ちなみにですが、右のオオハクチョウの体重は11kg
違いは体の大きさと、嘴の黄色い部分の面積で見分けます。
こんなコハクチョウですが、この辺りではもちろん珍鳥!!
静岡県西部では、主に磐田市の桶ヶ谷沼や鶴ヶ池などに立ち寄ります。
「ガンカモ調査」これは1970年(昭和45年)からず~っと継続的に行われているカウント調査で、1月中旬に全国一斉に、野鳥の会などのボランティアによって実施されているものです。
それによると今年のコハクチョウの渡来数は43301羽(オオハクチョウは24375羽)で、このうち静岡県では、この時にコハクチョウが4羽(オオハクチョウは8羽)カウントされています。
生物多様センター(環境省 自然環境局)が発表している2021年のガンカモ類の渡来記録という資料があります・・・「ガンカモ類の生息調査」で検索できます。
http://www.env.go.jp/press/109609.html
あなたの住んでいる県ではどのくらいカウントされているのかな?
カモの種類別でも数が判るようになっています。
オオハクチョウとコハクチョウが並んでいる写真で違いが良く分かりました!(^^)!
返信削除「ガンカモ類の生息調査」見ましたよ~(^^♪
埼玉はオオハクチョウは0。コハクチョウは256羽。コブハクチョウが1羽。
その他のカモ類を合計した数は29546羽でした。
一応、念のために・・・コブハクチョウというのは、カウントはしますが野鳥としては扱っていません。コブハクチョウはヨーロッパからの移入種で飼育されていたものが野生化したものです。
返信削除他に移入種として有名なのはコジュケイですね。これは中国から持ち込まれて、1919年に神奈川県で狩猟用に放されたものが最初です。
そうなんですか~!
返信削除コブハクチョウもコジュケイも移入種なんですね!
勉強になります♬