アオサギ ~さて、どうする?~
かゆいかゆい~~~~ ハァ~~気持ちよか~~
アオサギ君の頭かきは「直接型」です。
うわわ~~ そんなにでっかい「ニゴイ」を捕まえたのけ?
これは或る日の我が家の前の小川での撮影です。
こんなご馳走なんて滅多にないぜい!・・・とばかりに
ちょっと暴れるので、一旦 刺して弱らせてます。
ブルブルっと武者震いをして、さあ食うぞ~
おっ、なかなかいい感じ! いけそうじゃん!!
クヮ~ 喉がく・くるしい~~!! ゲホゲホッ~~
さて、どうしたもんかと思案中
そうはいってもアオサギ君には飲み込むしか方法がありません。
猛禽やカラスなら食いちぎって小出しに食べるという方法を取りますが、アオサギは飲みこむ習性しかありません! 同じ鳥で、同じように歯がないのにこの違い!
気を取り直して再挑戦・・・は、してみたもののこれ以上はムリ!
う~ん、困った!どうしよう?! と再度、思考中
いくら考えたっていい知恵なんて浮かぶはずもありません。アオサギ君には、このまま頑張るか、諦めるかの2つに1つ選択肢はないのですから!
こんにゃろめ~~ と、やけくそでトライ!
でもやっぱり無理です。もうアゴも疲れちゃったしね~
そんなに未練がましく獲物を見つめたってダメなものはダメだってば!!
ここでようやくあきらめたようで、ここまで1時間!・・・これを付き合って撮る方も撮る方ですがね ブヒッ
「深謀遠慮」と言う言葉があります。「深謀」とは、深く考えられた綿密な謀(はかりごと)を意味し、「遠慮」は、いつも我々が常用している「遠慮」とは意味が異なります。 今回は「現在のことだけでなく、遠く先の未来のことまで深く考慮すること」という意味です。
その反対語が「軽率短慮」で「軽率」とは、物事の善悪や成否などをよく考えずに決めたり行動することで、「短慮」は、せっかちで慎重さや思慮に欠けることを意味する言葉。
それにしても飲み込まなくて良かったね~ 万が一、飲み込めたとしてもアンタ!それが喉につかえて死んじまうところだったぜい!
アオサギ君「生きるべきか死すべきか さあどうする?!」のハムレットの心境でしたが、今回は「深謀遠慮」の正しい選択でした。これに懲りて次回からは、もう少し身の丈に合ったサイズを狙おうね~!
かく言う私めも、このような写真を撮りながら、鳥の行動から我が身を振り返る日々なのでございます。
※「ニゴイ」について詳しい人に聞いてみました。この辺りでは食べる人がいないし、小骨が多くて旨いとは言えない・・・とのことだったけど、Wikiにはおいしい料理法が載ってましたよ。
この魚は5月以降になると産卵のためにワンサカこの辺りに集まってきて、一度カウントしてみたら200匹以上が群れるのです。
アオサギ君の直接頭掻き!!何という愉快な姿でしょう!!( ^)o(^ )
返信削除その後も、必死に飲み込もうとしているアオサギ君の姿にも大笑い!!
写真を写しているfuutenhideさんの充実感が伝わります(*^-^*)
私はダイサギの首の途中が膨らんでなかなか呑み込めなくているところを見たことがあります。ニゴイだったのかも?
頑張れーという気持ちで見ていました♪何とか呑み込めたので、小声でお疲れ様と~!(^^)!
魚を頭から飲み込むのは鉄則です!
返信削除カワセミでも誰でもがしていること。それは尻尾からだと背ビレなどが引っかかってしまうからです。
頭から飲み込んで途中で苦しくなって吐き出そうとしても、もし背ビレが喉に引っかかったら もう絶対に吐き出せないので、そんな時は必死の思いで飲み込むしかないのでしょう!
まだ喉の途中に引っかかって、窒息死した鳥と言うのを見たことがないので、何とかしているのかな?