下記に登場するのはどれもクロガモ属という同じ海ガモの仲間。どれも♂は嘴にチャームポイントというか、♀へのセックスアピール満載です。
こちらはクロガモ♂
黄色の部分は嘴ではなくて、黒い嘴の上に乗っかっているコブ状の飾りです。
論より証拠がこちらの写真。
左の♀の嘴に黄色の部分を乗っけると、あ~ら不思議! ♂の嘴の形になります。
ビロードキンクロ♂
赤い嘴の上に見事なコブが付いてます。さりげないけど、目の周囲のナイキマークでもバッチリと自己アピール!!
♀のビロキンちゃん もちろんコブなんてありませぬ。それにしてもジミ~!!
さてさて、ここからが今回のメインディッシュ。これが、はるばる鎌倉海岸まで遠征してゲットできた「アラナミキンクロ」の♂ あだ名はサザンで有名な現地にちなんで「波乗りジョニー」君!!
ず~っとず~っと前に、茨城県波崎の辺りで♀はお目にかかったことがあったけど、この鳥はやっぱり♂を見ないことには見た見た、見たぞ~・・・とは断じて言えませぬ!!
クロガモやビロキンの嘴なんて目じゃない!
ビロキンのナイキマークに対抗して、こちらはおでこと後頚部に、真っ白な「熱さまシートとトクホン」をペッタリ! 上記の2種とはパフォーマンスのレベルがまるで違います! まさにウルトラ・スーパー・パフォーマンス!!!
ここまでくると嘴が重たそうで、肩が凝らないかと心配!
現地に到着して1時間以上、探せど探せど姿が見えない~~!! たまに見られない日があると聞いていたので、「げげ~~、今日がその見れない日なのかい?! そんなのあり~?!?! トホホ・・・」
その後、2kmほど離れた場所にいるとの情報で、砂浜をすっ飛んで行って何とか100mほど沖合に浮かんでいるのを教えてもらいました。
スコープで確認できた時には、「おお~っ!!やった~~~!!やれやれ、いてくれてよかった~」とホッとして、脱力感が!!
翌日、この話を聞いた静岡の友人が勇んで出かけて行ったけど、しっかりと振られてしまいました・・・とさ!!
まあ、珍鳥にはこんなリスクはいつもついて回るから面白いんだけどね! 面白いけど、我が身にはあまり降りかかってこないでほしいところです。
初めて聞く名でした!「アラナミキンクロ」君
返信削除まさに、個性派スーパースターの風貌ですね!(^^♪
バンクーバーに行けばすぐ近くで一杯みられるという話をよく聞くので、一度は行かなきゃと思いつつ、実現しておりませぬ。
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