来たぞ~~!!

前回クイズの「鸛」という字は「コウノトリ」とか「コウ」と読みます。

以下はネットに掲載されていたものをそのままお借りしてますが、名前の由来がわかります。


『日本語源広辞典』ミネルヴァ書房 2010 
『こうのとり」の項目には「鸛は中国語で、「鸛、カン+の+鳥」が語源です。ンの表記のないころの日本読みで、コウと読んだ語です。鸛鶴(こうづる)とも、いいます。」とあり。
『語源辞典 動物編』東京堂出版 2000 
「こうのとり 鸛・鶴」の項には「歴史仮名はカウノトリ。『大言海』に「カウ」は鸛の音なるクヮヌの転」とあるようにクハン→ クヮン→ カン →カウ→ コウ の音変化と見られる。(後略)」とある。 ・・・神戸市立図書館 発信

今回、浜松市北区で発見されたのは11月初旬のことだから、かれこれ1か月以上滞在していることになります。
まだ新聞発表されてない頃に偶然にも遭遇しました。
車を止めて何気なく上を見上げると電柱の上に悠々と。全然、警戒する様子はありませんでした。

調べてみたら、♂は千葉県野田市でH27年に放鳥した「翔」くんで、♀は徳島県鳴門市で放鳥された「歌」ちゃんで今年3月生まれの若鳥とのこと。
どこで2羽が遭遇したんだろうねっ!! そこはよくわからないけど、仲良く行動してました。

国内では1971年には絶滅したとのことで、それ以降で我々が長野とか青森などへ遠征して見てきたものは、すべて大陸から渡って来た個体でした。

「翔」くんの背中にはGPSの発信器がついていたので、その行動はすべて把握されているようです。

♂が小枝を運ぶ行動を目撃されているので、いずれは繁殖するのでしょうが、今回はまだ♀が若いので無理だと思われます。

このあたりなら餌もあって越冬できそうだから、まだしばらくいてくれそうな気配です。
そしていずれは新しい命が生まれて・・・そうなったら、すごいね~!!

♂の「翔」くん

♀の「歌」ちゃん

「歌」ちゃん




1 件のコメント:

  1. 「翔」くんも「歌」ちゃんも元気に頑張ってほしいですね。♬

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