「喙」は単独では「くちばし」と読みます。
名前の由来は、ねじれていることを意味する「いすかし(很)」という言葉から来ているとのことです。ー鳥の手帖 小学館ー
横から見ても、そのへんてこりんな嘴が目立ちます。
正面から見ると…こんな感じ
水を飲むときも顔を傾けて・・・ちょっと飲みにくそう?!?
まだビギナーの頃に、図鑑を眺めていてこの奇妙なくちばしと真っ赤な体色にものすご~く興味をそそられました。そしていつか見てみたい → どうしても見たい!! →
絶対に見なきゃならん!! ・・・なのに、ずっとず~っと出会えませんでした。
絶対に見なきゃならん!! ・・・なのに、ずっとず~っと出会えませんでした。
冬鳥で、普通車では行きにくい凍結した山中にいるし、数は少ないし、群れで動くし、「いたよ~!!」と日曜日の夜に固定電話で情報をもらっても、行けるのは一週間後。
現在のように見ている人が多いわけではないので、結局は運まかせで、いそうなところを探すしかなかったのです。
6年目にして、戸隠でようやくようやく出会えた時は、「うわわわわ~~~、いた~~~!! ようやく会えた~~!!」あまりの感激に涙が止まりませんでした。
だから、この子は一番思い入れのある、いつ見ても心ときめく鳥なのでありまする。
飛んでいると、ちょっと太っちょなので、まるで「赤いサツマイモ」
ちなみに、ヒナの時はまだ嘴は上下が合わさっていて、1~2週間成長すると
だんだん先端が交差してきます。どちらに交差するかは決まりがありません。
初めて見つけた時も、既にそのことは知っていたので、じっくり観察したけど、20羽ほどいて上嘴が右下がりと左下がりは、半々くらいの確率でしたぞ!
そして、このくちばしは松かさの中の種子をついばむのに、すごく適しているとのこと。
いつだったか読んだ本では、外国の学者がくちばしの先端をちょん切って、交差したくちばしがホントに役立っているかどうか実験した・・・と書いてありました。
好奇心とは言え、まったくひどいことをするもんです! バカッ!! そんな奴は地獄へ堕ちろ~~!!
交差してる嘴は松かさの種子をついばむのに適しているんですね!
返信削除イスカがfuutenhideさんにとって如何に心ときめく鳥であるかが
良く分かりましたよ~(*^-^*)