オオマシコ ~ しあわせの赤い鳥 ~
冬鳥で人気No.1は誰が何と言おうとオオマシコ君!!
浜松市内でお目にかかれることは殆どないので、見たい会いたいの願望はどんどん高まるばかり! もちろんイスカ君も人気はあるけど、やはりオオマシコ君は渡来数が少なく見るチャンスが限られる・・・というのが一番の理由!!
♀かな?
♂の幼鳥です。
これも♂の幼鳥。だいぶいい色になってきました。
真っ赤になるのには4年ほど掛かるといわれています。
「おおましこ」の「まし」とは、サルの古名からきています。ニホンザルの顔のように赤いことから「ましこ」と呼ばれ、江戸時代の頃にはこの名前か、それに似た名前で呼ばれていたようです。漢字では「大猿子」と書きます。
英名では「Rosefinch」このネーミングってお洒落でいいねっ! 学名は「Carpodacus roseus」で「バラ色の果実をついばむ鳥」
日本では「バラ色」という色名は明治時代になってから使い出したので、江戸の頃にはそんな名前はなかったのです。よって紅色を指す「猿子(ましこ)」という言葉を使ったと思われます。
他にも調べてみたら、あったあった「猿子鳥(ましこどり)」というのが俳句の季語にもありました。
年によって渡来数にバラツキがあって、今期は大当たりだったようです・・・が、もともと渡来数が少ない鳥です。なので、勇んで行ったのにダメだったという不幸なお話も・・・。
人の不幸は〇〇の味とやら言います。
何時間も掛けてオオマシコ君を見に行ったのに!・・・、ものすご~く期待して行ったのに!!・・・、絶対会えると信じて行ったのに~~~!!! クッソ~・・・
「あんなの、どこにもおりゃせん!はるか遠くをイスカがチラッと飛んでただけじゃい!」
あえなく撃沈して帰ってきた友人の話を聞くと「ふ~ん、そりゃ残念だったね~」と答えるしかありません。それ以上のことは、心の中で思っても決して言ってはなりませぬ!
それが友情とか、思いやりというものなのです!
その数日後に、同じ場所に行った別の友人は「へへへ、バッチリと雪の上の写真を撮ってきたぜい~~!!」と言ってました。
こんな話を聞いた時は、正直に「クッソ~」グギギギギ~~、ワナワナ・・・というのが素直な反応なのです! ヒトは正直でなければなりませぬ! でないと心が病んでしまいます。
オオマシコ君はそんなふうに人心を悩ませ惑わせる、極めてやっかいな鳥なのです。
4年かけて真っ赤になるのですね!!
返信削除中々会えない鳥なんですね~
会えた時はハッピー!ハッピー!
ですね\(^_^)/
会えた時はHAPPY!!を通り越して、もう死んでもいい!!ってな感じです。
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