学力テスト Vol.260

うわわわわ~~~~!!! もう明日から3月だってよ~!!

以前、チコちゃんが言ってたけど『大人になると、あっという間に1年が過ぎるのはなぜ?・・・それはトキメキがなくなったから~!!』というのを、いつも心に止めおいて、毎日いろいろなことに興味をもって、トキメくように努力してるんだけどな~・・・それでも高速ロケットに乗っているような感じ!! 

自分の感じる時間と実際の時間が同じくらいに感じるのは19歳くらいなんだって!
そんな若い頃だったら、とっくのとっく、はるか昔の話やんけ! 
やっぱりトキメく前に、何事にもメンドクサイって思うのが先に立っちゃうからダメなのかな?! グスン

さてさて、今回は水鳥のクイズだけど簡単すぎたかな?!

A

B

C

D

E






松毟鳥(まつむしり)

何だかよくわからない漢字!! 
和歌や俳句にはこの「松むしり」という文字が出てきます。
松に関係あるからイスカ!と思いきや、答えは「キクイタダキ」でござる。 普通は「菊戴」と書くんだけど、それだとクイズにならないからと探し出したのがこの文字。


いつも針葉樹の木の中を、あちこちをせわしなく動き回り、ケムシやクモなどを食べています。声も小さいので、ややもすると聞き逃すかも!?!?

英名では「Goldcrest」すなわち「金色の冠」を持つ鳥。

和名の由来は、この頭頂部の黄色を菊の花に見立てているところなんざ、風流だね~
探すときはカラ類と混群でいることもあるから、そんな時は要注意ですぞ!!


石川県にある舳倉島は対岸の大陸の最短地がウラジオストクで、そこまでの距離はなんと730km! キクイタちゃんたちはその距離をノンストップで飛んでくるのです・・・体長わずか10cmなのに!! どこにそんなパワーを秘めてるんでしょ!!


沼狸(しょうり・ぬまたぬき)

ヌートリア

終戦に近い1944年には、西日本で4万頭ものヌートリアが飼育されていたんだって!
丈夫で飼いやすく、上質な毛皮が得られるというのが理由。
最初は軍隊用の毛皮採取用として1939年にフランスから輸入、「勝利」に引っ掛けて「沼狸(しょうり)」と呼ばれたそうな。


 体が40~600cm+尾の長さが30~45cmだから、かなりでっかいです。
レンコン畑でカモを撮っていたら足元から出てきました。こちらがジッとしていたせいか、さほど警戒する様子もなし。じっくりと観察できました。


前歯のオレンジが目立ちます。


2018年2月には佐鳴湖でも5頭ほどが捕獲され、ニュースになったけど、まだいるのかな? 
アライグマと同じく特定外来生物に指定されてますが、人間の勝手で持ち込まれたり、捕まったりと、彼らにはいい迷惑な話。

繍眼児(しゅうがんじ)

「繍」とは模様や文字を糸で縫い込むこと。そのように眼の周りに縁どられているということで、『メジロ』のことです。


ただの白いアイリングだと思ったら大間違い!!


よ~く観察すると 光沢のある白色の羽毛が、まるで白い花びらを一枚一枚ていねいに刺繍で縫いつけたようになっているのです。

メジロは江戸時代には盛んに「鳴き合わせ」を楽しむ鳥として飼われていました。そんなふうに身近で観察されていたからこそ「繍眼児」という漢字があてはめられたんだろうね。
調べてみたら中国語でも「暗緑繍眼鳥」と表すそうだけど、日本とどちらが先だったんだろう? 多分、中国だろうな。

ちなみに、この「鳴き合わせ会」で優勝したメジロは数百万円の値段がつけられるんだとか! ・・・もちろん違法な行為で、取り締まりの対象なんだけどね。


これは3月初旬に撮ったものだけど、河津桜でおいしそうに吸蜜をしています。早いところでは、もうこんなシーンが見られていることでしょう。

学力テスト Vol.259

以前、シリーズで出題した漢字テストの追加です。

1.「繍眼児」と書いて「しゅうがんじ」と読みます。この字から鳥の名前が連想されたら、その人は「ムムム、お主かなりできるな!」と言われることでしょう。

ヒントは「繍」という字(刺繍の繍という字です)で、ぬいとり・・・すなわち模様や文字を糸で縫い込むこと。

それが「」の部分と関係があります。答えが出たらその部位をよ~く観察してみて下さい。そうすれば名前の由来が理解できることでしょう。

おっと、答えはネットで調べないでじっくりと考えてね!

その他には、2.閑古鳥(かんこどり) 3.松毟鳥(まつむしり)

この3点は俳句の季語からの出題です。

季語でないものも、ついでに出題すると、4.魚狗 5.雀鷹 6.小雀 7.不如帰

今回はヒントの写真はありませぬ! 

下の写真は上記のクイズとは、まったく関係ありません・・・が、誰かわかるかな? ということで、おまけのクイズ No.8 です。
レンコン畑で冬鳥を撮っていたら目の前に出てきました。



学力テスト Vol.258

今日はメチャクチャ寒いね~~ こんな日はコタツに潜りながら、貯めこんでるビデオ鑑賞だなっ!! 
さて、今回は息抜きテストだから、チョー簡単!!
よって、1問1秒で即答すべし・・・です!!






チャームポイントだらけ 

ご存知エナガ君! 

誰が見ても必ず「かわいい~~!!!」って言うし、人気の鳥ベスト10には必ず入ってきます。
きっと、このおちょぼ口も可愛さの秘訣なんだろうね~

鳴き声も結構地味っぽいし、オオルリやミソサザイのようにでっかい口を開けて囀るなんて、お下品なことはしません。

だから口を開けてるところなんて、めったに撮れるもんじゃありません

拡大しても、このとおり! 
だからこれはかなり貴重な写真なのであ~る・・・なんちゃって!

この写真で気づいたところはないかな? そうそう、うわまぶたが黄色なんです。

まだ幼鳥の頃にはこんなふうに赤っぽいんです

それが成鳥になると、こんな具合に黄味を帯びてきます。
ちょっとトロ~ンとした感じになって、眠そうな顔!?!?

姿かたちが愛らしい上に、さらにおちょぼ口やつぶらな瞳、それに加えてダメ押しで、この色っぽいまぶたをチャームポイントとして持っているのです。

地味~な鳥たちからは「あんたばっかし、いろいろ持っててずる~い~!」ってひがまれそう~~!! 一度でいいから、我が家の庭にも来てくれないかな~~~~!!!