学力テスト Vol.489-2 カリガネ ~ 吉兆の鳥 ~ 

 カリガネ ~ 吉兆の鳥 ~

カリガネはいつもファミリーで暮らしています。

上記写真の中央を拡大すると・・・「直接頭かき」をしているのはママかな?


黄色のアイリング、短めでピンクのくちばし、白い大きなおでこ!
この3点セットがカリガネ君の魅力を一層引き立てます。

馬だと額の白い部分の模様を指して、「星」とか「流星」と呼ぶようですが、カリガネ君の場合はそんな言い方をせずに、単に「額の白色部」・・・ちょっと洒落たネーミングを付けたくなります。

たまにはのんびりと大あくび!
いつもいつも外敵を気にして緊張しているわけではありません。


カリガネは1960年代の頃には約300羽という記録があるようですが、1975年頃から2015年頃まではホンの数羽程度。2015年以降になって少規模な群れが徐々に増えてきたようです。

最近では200羽ほどが確認できるようになりましたが、他のガン類のマガンやヒシクイに比べたら極めて少数で、世界的に見ても激減している絶滅危惧種なのです。

左:マガン、右:カリガネ
マガンに比べて、ひと回り小型です。

カリガネ」という語源について。
もともとは「雁の音(かりのね)」すなわち「雁(かり)の鳴き声」そのものを指す言葉でした。ガンの鳴き声が「カリカリ」と聞こえることから「カリ」という名が付き、その声を「雁が音(かりがね)」と呼ぶようになったということです。

古くはガン類全般を指して「かり」と呼んでいました。
それが江戸時代以降、特に鳴き声が高い小型の種を「カリガネ」と呼んで区別するようになったと書かれています。

カリガネはマガンの大群と一緒に行動しているので、その中から彼らの声を聴き分けることはもの凄く難しいのですが、YOU TUBEで動物園で飼育されているカリガネの声を録音したのが聞けました。似てはいますが、確かにマガンよりも高い声で鳴いていました。

もし、江戸時代の人がマガンとカリガネの声を聴き分けていて、そこから区別していたとしたらすごいことです! 
その頃にカリガネがどのくらい渡って来ていたのかは不明ですが、マガンに比べて圧倒的に少ないだろうという事は想像できます。

ましてや、マガンとそっくりなカリガネを双眼鏡もない時代にしっかりと区別していたとは思えないので「カリガネ」はマガンのことだろうと思ってしまいます。

足指は前に3本と後ろに1本の「三前趾足(さんぜんしそく)」です。

さすがは水鳥 立派な「標準蹼足」の水かきです。

カリガネは漢字表記で「雁金」と書きます。これは幸福や金運を意味しており、縁起のいい鳥とされています。
そして武士の間でも家紋として愛用され、その中でも真田家とか信長の家臣であった柴田勝家も「雁金紋(かりがねもん)を使用していたんだそうな。

その理由の一つに、雁は群れをなして行動する習性があることが挙げられます。

これは「家族や仲間との結びつきを大切にする」という意味を持ち、家庭円満や商売繁盛の象徴、結束力を表しているのです。

他にも地名、歴史的建造物、店名や屋号などに「雁金」という文字が多く使われています。あなたの住んでいるところにも、そんな名前がありませんか?

珍しく水上にいるのが撮れました。



我々も、もっともっと彼らの仲間が増えるような環境づくりに努力せねばなりません。
明日に向かって飛び立て~!!
















学力テスト Vol.489-1 頭かきシリーズ その102


昨年からすべての年賀状をLINEで出すようにしました。

年末になって風邪をひいてしまい、何をするにもめんどくさい! それでも大晦日になってやっと「今日中に作らねばならぬ~!」・・・と、何とか仕上げました。
右下に赤塚不二夫の「ケムンパス」を入れてみたけど、気付いた人はいたかな?

LINEの年賀状は便利なことがたくさんあって、やはり最大のメリットは経費が掛からないこと!
一瞬で大勢に送れるし、返信もすぐに届くし・・・と、いいことだらけ!
これじゃ郵便局は年賀状の配達料がますます激減!!・・・と嘆くわけです。まあ時代の流れだから仕方ないのでしょう。

では今年初のクイズを!
この鳥の ①名前 ②頭かきの種類 さらに③足指の形 ④水かきの種類 の4問について答えて下さい。
頭かきには「直接頭かき」と「間接頭かき」の2種類があります。




足指の形

水かきの種類
上記2枚のイラスト資料「鳥のフィールドサイン 観察ガイド」箕輪義隆




2026年 新年のご挨拶

 皆さま、新年明けましておめでとうございます。今年こそ平和でありますように。


年末に行った墓参りの後で、日本平に上がってみました。
期待通りの雲一つないカンペキな晴天!

いつもながらこの景色を見ると、心がゆったりと穏やかになるのを感じます。

今年の初夢はオオタカ君の幼鳥に登場していただきました。

駿府城内にある徳川家康の銅像(静岡・浜松・伊豆情報局より転用
オオタカは家康が最も愛したタカで有名です。

初夢の縁起「一富士、二鷹、三茄子」の鷹は、駿府が鷹狩りの地であることを表し、茄子も三保の茄子(なすび)が特産だったことから、すべて駿府のこととも推測できます。
                      ~ 静岡・浜松・伊豆情報局より転用 ~

静岡市の駿府城の東側には「鷹匠町(たかじょうまち)」と呼ばれる地名があります。
家康は鷹狩りをこよなく愛しました。
その鷹匠たちが城の近くに住み、「鷹匠町」という地名が付けられました。

※P.S. 鷹匠について深堀りしてみました。
-1)ここでいう鷹匠とは「鷹匠同心と呼ばれる下級武士や、タカを訓練・飼育する職人たちのことです。鷹匠同心は家康の側近である「鷹匠頭(たかじょうがしら)」の指揮下に置かれていました。

ー2)鷹狩りというのは趣味だけでなく、軍事演習も兼ねており、鷹匠同心たちは地形の把握や部隊の統率など、高度な専門知識を求められる武士集団でした。

-3)彼らは竹細工などの内職も行っていました。これが静岡の伝統工芸である「駿河竹千筋細工(するがたけせんすじざいく)の発展に繋がっています。

朝ドラの「ばけばけ」を見ていて思ったことがあります。島根県って歴史的にも由緒ある場所が沢山ありますね。
宍道湖の西側に「斐伊川河口」というポイントがあって、冬季になるとマガンやカリガネが来るのです。
そのすぐそばに、出雲大社があるのに、なぜか一度も行ったことがありません!あまりにも鳥・鳥・鳥・・・と、鳥ばかりに集中して大事なところには一度も行ってないのです。

「もっとゆとりを持って」&「鳥ばかりに幸せの基準を求めない」と、いうのを今年の目標にしようかなっと!!・・・さてさて、どうなることやら。