赤い宝石


里山にはいろいろなオトシブミやチョッキリがいますが、今回はチョッキリのご紹介!

まず、ここでチョッキリといえばこちらかな? ⇒  ①ミヤマイクビチョッキリ  ②オオメイクビチョッキリ

でもこの2種類はものすご~く、というよりも超ジミ~な虫たち。 ここ里山でのチョッキリ類はこんなもんだな、フンフンって思っていました。



「ん?、んんん? うわ~っ! うわわわわ~~!!」これが見つけた時の発生音! 
写真ではただの黒いちっちゃな虫がいるだけに見えるけど、これが超大物!


なんとなんと、里山初記録もいいとこの、『ファウストハマキチョッキリ』君です!
よ~く見たら赤味を帯びてるし、しっかりと撮れてるじゃん! ・・・と自画自賛! 
この後、ポワーンと翔んじゃったので、これだけ。チャンチャン!


蜜標


今年も咲き始めました。

これが第一号


どうもこの

ノハナショウブ

個人的には

思い入れが相当あるわけ


なぜって?

そうは簡単に増えてはくれないのです。

種を採取してプランターに蒔いて
芽が出たら植えかえて・・・

やっと最近それなりの数が花を咲かせるように

なってくれたのだ。


・・・てなわけで、花が咲くと超うれしい!


どうです?

やはり園芸種とは、ちと趣が違わない?

なんて思っているのは私だけか!ちぇっ!


考えてみればもともとノハナショウブは湿地に
自生していたわけ。

それを人間が田んぼに変えて・・・

ってなわけで次第に自生地が減っていった。

それをまたこんな風に湿地に戻す。

さぁ~て、これって何?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ところでこの黄色いライン

これを蜜標(ガイドマーク)と言います。


さてさて、このノハナショウブのガイドマークに

誘われてやってくるのは・・・?

どうぞ、こちらをご覧あれ


どこにでも突撃~!

草地が似合う


そろそろ登場し始めたのが

こちらさん


見ての通り、そのまんま

ハラビロトンボ


hideさんがこのブログで

カタカナ表記すると

ハバビロトンボになったりするぅ~!


なんて言っていたよね。

でも、そっちもピッタシ

でしょ!



こちらさんはまだ未成熟の雄


どうもハバビロ・・・じゃなかった、ハラビロトンボ

池とかの水辺よりも草地のトンボ

ってな印象があるのであります。

こんな風に草に止まっているのがピッタシ


このトンボさん・・・

見ているとお腹を膨らませたり縮めたり

なんでそんなことするんだろう?


ハバビロ・・・いや違った、ハラビロだから

それがまたよく目立つ!


まさか腹式呼吸?

そんなことないよねぇ~

どなたか理由知っていたら教えてぇ!


もそもそ

現在のブログの表紙にある『ノアザミ』 ホントにたくさんの虫たちがくるので、ずっと見ていても飽きることがありませんな。 

ずっと・・・てのは、かなり長時間ってこと。とにかくヒマだけは溢れるほどあるので・・・


おんや~? 誰かいな~?


お尻からモソモソ出てきました。


筒状花を1本1本舐めるように、ていねいに・・・ 
すぐ近くで見てるってのに、まるでお構いなしで、うっとり顔!
夢中になれるってのはいいね~


ようやく識別用の背中を見せてくれました。
この子の名前は『コアオハナムグリ』ちゃん!

名前の由来についてはこちらをどうぞ ⇒ 潜水艇

地味だけど初物?



オオフタモンウバタマコメツキ


とにかくデカイ

説明では日本最大級のコメツキ

体長は32mmとか書いてあったけど

実際はもっとでかく見えた。

40mmぐらいあった感じ


まぁしかし地味ですネぇ

こんな場所だからわかったけど

これが木の幹に止まっていたら

そりゃわからんわ

でもなんで、こんなとこにいるんじゃぁ~!

学力テスト Vol.124

昨夜、窓を開けたら遠くからミゾゴイのラヴソングが聞こえてきて、スッゲ~よかったす~!

さて、今回はこんなものを用意してみましたが、これが簡単に答えられたら、次回からの出題に頭を悩ませなければなりませぬが・・・だから、ほどほどに悩んでね!











ごりやく

里山にとって一番大事なのは水の管理! これこそが里山の生きものの命の源!

たまにはkunichanに代わって、水のチェックチェック! こんな殊勝なことをしたからこそのご褒美があるのです。

畦道を歩いていると、目の前をチラチラとシジミが・・・「ん?んんん?!」 見慣れたのとは違う! 絶対に違う~! こりゃ、もしかして~! 運よく、ちょっと先の葉上に止まってくれました。


この葉っぱの上に乗ってる白いのが何だかわかる?


拡大してみると・・・うわわ~ なんと『ミズイロオナガシジミ』君!

でもトリミングしただけじゃ面白くありません。あいにくと、こんな時に限ってマクロを忘れてきた~ グギギ~! 
でもコンデジなら車にあったぞ! てな訳で、今回はkunichanに対抗してコンデジで挑戦じゃ~!


ミズイロ君が止まっていた葉は、なんとか手が届く高さ! ラッキー~!
そこで、そ~っと枝をつまんでカメラの位置まで降ろすことにしました。南無三 どうか翔ばないでね~ ナンミョウホウレンゲーキョー~♪

お祈りしながら、そ~っとそ~っと、ゆっくりと下におろしてきました。この時に一番難しいのが手の震え! この微振動には、多くの虫が嫌がって逃げてしまいます。
こんな時は「あぶさん」のように、ぶわ~っと酒しぶきでも掛ければいいんだろうけど・・・

とにかく、これほど緊張する瞬間なんざ、なかなかにありません。
同居人に対する緊張感なんて、これに比べりゃ「屁の河童」!! そんなのとは比べ物にならないくらいのドキドキワクワク感!


そして、ついにこんな写真が撮れちゃったい! やった~!

もふもふ


こちらは4/28に撮ったもの。5cm以上はあろうかという大物のイモムシ君で『ヒメヤママユ


そして、こちらが本日撮影分! ちょうど1ヶ月が経過して、いよいよ終齢幼虫になりました。


こちらは同じクリにいた『クスサン』 前者と、かなり似てます。

毛深くて、かつ、なかなかの好男子!・・・でしょ? あれっ? しーんとして、反応がないな~


こんな歯ブラシ状態って、カッコイイって思わない? しかも7~8cmはありそう!


毒蛾じゃないんで、触っても大丈夫・・・かな? 多分! きっと!
気になるんなら、試してみる? 

オイラはその場面を撮る役目に徹するからさっ! 場所はいつものところ。

凛々しい若者へ


これは誰か判るかな?


じゃあ、これならどうじゃ? ・・・まだ判らん!って?


ほんじゃ、これなら判るじゃろね~ 『オオシオカラトンボ』でござるぞ! この羽化した日が5/11。


そしてこれは5/25だから、羽化してからちょうど2週間経過。 もう立派な若武者に変身~!!

2週間後


2週間ぶりのご対面

こんなにみどりみどりになっていました。




イタドリが大好きな

ニトベミノガの幼虫

ちょっとミノムシらしくないですよね

葉っぱを食べる季節は

ミノもこんな風になるんですねぇ

初めて知ったぁ~!


こちらが2週間前

まだミノムシらしい枯葉だらけ


うん?別の個体じゃないの?

うんにゃ

そんなことありませんよ!じぇったい!

なんてったってこの尻尾

なかなか他にはいませんぜ!

クモ大好き!


この『オオジガバチモドキ』が運んでいるのは「オオシロカネグモ」と思われます。
だから、これはクモカリバチの仲間ということになりますねん!

クモは死んでいるようだけど、実はしっかり生きています。神経系統あたりを刺されて全身が麻痺しているだけ。



こちらが餌食として狙われた『オオシロカネグモ』の成熟個体!さっき捕まっていたのと腹の模様を比べてみてねえ

「オオジガバチモドキ」ってのが分らない人は、こちらをどうぞ ⇒ ニューフェイス

おんぶにだっこ


千載一遇のチャンスとは

ある日突然やってくるのですネぇ~



ちょっと草刈りでもしよっかな・・・

なんて思って例のイタドリ群落の脇を

通りかかったとき・・・


あれ?薄茶色の物体・・・?もしかして?

おぉ~な・な・なんと

ヒゲナガオトシブミ

が揺籃を作り始めているぅ~!


それもなぜかオスメスのセット

こんなのありぃ~?





えっ、オスだけじゃん!

そんなことはありませんよ。



ほらほら

二匹いるでしょ!


ずっとおんぶにだっこ状態で

ついにここまで来ました。 

さぁ~

切り落とすぜぇ~!



お仕事終了!

ありゃ、まだおんぶにだっこ

なぜじゃぁ~!?


ニューフェイス登場


里山の竹筒マンションに、1匹だけ見慣れないハチが翔んできました。


マンションの物件を真剣に物色中


かなり念入りにチェックしています。

それにしても見事に細いウェストじゃ~!ついつい、同居人の腹周りに目がいってしまいます。
いやはや、ひいき目ながら、こちらはなかなかに見事なウェストで、もはや人の目からの隠ぺいは不可能?

名前は『オオジガバチモドキ』です・・・多分。 旧名称は「ジガバチモドキ」といいます。

へんし~ん!


アオサギ』君 

kunichanに言わせれば、大事なメダカやドジョウなどを食い荒らす「アオサギ野郎」


こちらは最近見かけたヤツ 

スイカでもたくさん食べた? いえいえ、これが「婚姻色」というヤツです。
ちなみに婚姻色に変化するのは羽毛が生えていない部分なんだそうな。それが個体によって顕著に出るのもあれば出ないのも・・・といろいろ。

虹彩が黄色からオレンジに変化しているのに気付いたかな? これも「婚姻色」!!



学力テスト Vol.123

今回は鳥さんたちが登場!どれも簡単すぎたかなあ? 

だとしたら、ちっとばっかしクイズの選択が甘すぎたかな?











なんてこったい!


これは里山の駐車場の前にある電柱。この電柱や電線によく止まる鳥といえば・・・
ざらっと挙げてみると、ノスリ、サシバの猛禽はもとより、ホオジロ、キセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ ごくたまにだと、スズメ、ツバメなどかな?

今回はこの電柱の付近にいたら、聞きなれた『オオルリ』君の美声が・・・
当然ながら、探すのはこの電柱や電線の後ろにある林や、その近くにある枯れ木のてっぺん!
あれ?いないじゃん!おっかしいな~? けっこう近かったんだけどな~

・・・と思いきや、またしてもオオルリのさえずりが! それも、ものすご~く近い!
あれっ?あの電線に止まっているのはツバメだな? 腹も白いし、背中も黒いし、ツバメツバメ~

さらにもう一回オオルリが鳴き出しました。「ん?んんんっ?! も、も、もしかしてツバメじゃなくて、アレ? う、うっそ~!」たまたま近くに車があったので慌ててカメラを撮りに! 

どうか撮らせてくれ~ 話したって誰も信用しないんじゃ~ お願いじゃ~!
こんな時に限ってピントが合やしね~! 慌てたの何のって!


何とか撮れたのがこれ! 確かに電線でさえずっちょります~! もうビックリしたの何のって!
鳥を見始めてからン十年と、けっこう長いけど、こんな珍事は初めてじゃ~!

今日 kunichanも同じ光景を同じ場所で見たんだそうな・・・ げげっ、どうやらここがお気に入り?!
でも、よかった~!これで信じてもらえるわい!

天国からこんにちわ

今回は天空からのご紹介


ちょっと小さいけど、これが里山の全風景。手前中央が「あらたまの湯」、右側が「浜北斎場
そして、中央の上にチョコンと白く見えるのが、森人たちが住む『白亜の館』!


だんだんと近づいてきました。 おや?誰かいるぞ~!


おおっ、二人が手を振っています。


うわ~、庭先に「WELLCOME」って書いてある~~! 感激~!!

追伸:搭乗する前、同居人からは「落ちて死ぬのはいいけど、ヒクヒクして生きて帰ってきちゃダメ~! 死ぬ時はきれいさっぱり、思い切りよくネッ!」って送り出されました。 帰ったら「何だ、落ちなかったのかい、フン!」だって! ありがとねっ  

ベリパさんからは「安全運転を祈る!里の家は無時通過しましょう」 これってどういう意味じゃ?
里の家にだけは落ちるなってことか?
「無事着陸!!」と送ったら「あらら!!」だって!・・・フン!

アンタの周りってずいぶんキツイね~・・・って? イヤイヤ、このくらい刺激がないと、人生つまんないし、こんなのはまだまだ序の口じゃ~ ここに書けないことだって山ほど・・・。