学力テスト Vol.127

今回も難題のような気がするけど・・・








D


E

温暖化にあらず


この雰囲気

私にはどこからどう見ても


「ここは熱帯じゃぁ~!」


そんなイメージしか湧かないのであ~る。


皆さんもそんな風に感じません?



調べてみたら

ネムノキ属の多くの種類は

熱帯が主な生息場所


やっぱねぇ~!


その中でもこのネムノキは飛びぬけて

耐寒性が強くて高緯度まで分布するそうな


なっとく!


そして

ネムノキときたら

アオスジカミキリとヒメウマノオバチが

思い浮かぶわけ

まだ里山ではどちらも見つかっていません。


ネムノキだけはたくさんあるのにネ。

もう少し山の中に行かないとダメかなぁ~?

恋は半化粧で・・・


夏至も過ぎて

ハンゲショウの白が映えるころ

毎年、この花が咲きだすと

集まってくるのが

ヨツスジハナカミキリ



あっちこっちでカップル成立

いいですねぇ~


ちょっと失礼かと思いつつ

覗き見・・・おっと、これ犯罪かっ!



よぉ~く見て下さい!

♂のお尻から半透明の白っぽい管が

出ている。


こんな風にして交尾するんじゃぁ~!

この管、なんて言うんだろうネ?


せっかくだから

ハンゲショウの白い花も見てもらいましょ

あん?花どころじゃない!

邪魔すんなぁ~!




似てるけど似てない

ブログの表紙の左右にあるシオカラトンボとオオシオカラトンボ。
最近の里山はこればっかし!と、言っていいくらいに目立つんだよね~、ホント、超過密状態!


だからこんなことも起こります。左の青いのが『オオシオカラトンボ』で、右が『シオカラトンボ
どちらも♂。こちらは特に識別の問題は無し!


こちらが『シオカラトンボ』の♀で、


こっちが『オオシオカラトンボ』の♀ 

げげ~、ややこしい!・・・って思わないで、じっくり観察してね! そうすりゃ、そのうち判ってくるからさっ! 

さささ~~っ!



白いストライプとこげ茶模様がかっこいいね~! 里山の田んぼではよく見かけるヤツですが、念のためにクモに詳しい友人に名前を問い合わせてみました。

「スジブト・スジアカ・イオウイロ等は色彩変異が多すぎて、多分・・・かな? 程度です。」と慎重なお答え!ふ~ん、そんなもんかい!

・・・つうことで、これは『スジブトハシリグモ』(?・・・念のため) と、しておきましょ。

このクモって、いつも水の上にふわ~んって乗ってることが多いんだよね~! 体重はどのくらいあるんだろ? 「郵便量り」で計量できるのかなあ? でも何かの時の行動は素早いぞ~!


そしてこの上下の写真は、その「抜け殻」 こんな形で田んぼのどこかに引っかかっていました。


おっと「クモって脱皮するの?」って思った人いる? クモも昆虫と同じく、れっきとした節足動物の仲間なので、外骨格を持っているから脱皮しないと成長できないんだよね~!

以前、こんな記事を掲載したので、オヒマならどうぞ! ⇒ 想定外の敵

ロン毛


ネコで言ったら

ブリティッシュロングヘアー?


イヌで言ったら

アフガンハウンド?


じゃぁ、こいつは何と言うんじゃぁ~?


蛾の仲間

オビガ

うん?案外と地味ィ~な名前

でもこの毛の長さとフサフサ感は

なかなかのもんですな!


いる場所はスイカズラ

おいしそうに食べていましたヨ。

これもハナマル

カミキリムシが続々登場するけど、今回のも里山初登場!
クリ畑でウロウロしていたら、これが足元に翔んできた~!


おっ、おおっ、おおお~~~っ! どこかで見たヤツじゃ~、だけどここじゃない! とりあえず1枚だけはしっかりと証拠写真が撮れたぞ~! う~む、なかなかの美男子じゃありませんかい!


帰って調べてみると、この写真と同じ! ・・・『シラホシカミキリ』君でした。

リョウブ、ハルニレ、オヒョウ、アジサイ類、ゴトウヅル、サルナシ、ガマズミなどを訪れる・・・と書いてあったけど、里山には該当する植物は何種類あるかなあ?

ヒトオビならぬフタオビ


ヒトオビアラゲカミキリが登場の後は


フタオビミドリトラカミキリ


一帯で荒毛に比べたら

二帯でかつ緑でトラ模様のカミキリ


名前からしてもこっちの方が

目立つし派手!?人気度高い?


でも姿かたちだけで

人・・・いや違った!カミキリムシを

判断してはいけませんぜ!



一度このブログに登場している

このカミキリムシさん

今回はヒメジョオンの花と共に登場

まぁ時に外来種も役に立つのじゃぁ!

帯があって荒い毛があって



そんなのがこちらさん


ヒトオビアラゲカミキリ


里山では常連さんだそうだけど

初めて見た?かな・・・


ブログにも初登場なりぃ~!!!



こちらはイタドリの葉っぱの上にいる個体

・・・っちゅうか


無理やりここに移動してもらいました。

これだとよくわかるしネ・・・!


普段は枯れ枝や倒木にいらっしゃるそうです。


よって、やっぱ地味ぃぃぃ~

いや失礼!シックでした!


その特徴


黒い帯が一本、胴体の中央にあって

体全体が荒い毛で覆われている


その通りじゃん!


ある意味わかりやすいし

間違えにくいかも・・・ネ。

一難去ってまた一難


ついに恐れていたことが

起こってしまいました。

下の二枚の写真

何かに食べられた跡




こちらはミズアオイ

根元からスッパリとやられています。


こちらはコガマ

葉の部分が切られ

こんな風に抜かれた状態


こんなことできる奴は・・・



実際に食べているシーンを見たわけではないけど

こんな芸当できる奴は日本の哺乳類にはいないはず。

となれば「あいつ」しかいない。

ヌートリア

これから先、どうなっていくのか

ホント心配なのだ。






トカゲの脱皮

カナヘビの脱皮って見たことある? ・・・こんな光景はなかなかお目に掛かれないのでは?


ニホンカナヘビ』君が、イタドリの葉上でお昼寝!・・・かと思いきや、


よ~く見ると、なんとなんと脱皮中じゃありませんかい! 
動けないようなので、そっとしといてあげましょう~


いつ見てもカワユイの~! 彼って、けっこう女性に人気が高いんです。

メッシとサナエ


いかがでございますか?

ノハナショウブのツボミに止まる

ヤマサナエ

こんなの里山でしかお目にかかれませんぜ!



ヤマサナエは基本的には

こんな風に水平に止まることが大半


でも、なんとなくこのシーン

ちょっとおかしくない?

ぎこちない感じしない?


ピンポ~ン!!

こちらが実際のお姿

なぜか垂直に止まっていたのであった

これ、いかに!?

ちょっと失敬して

真上から見させてもらうと

こんな感じ

やっぱ、とぼけていますねぇ~


おっと、ノハナショウブのこと忘れてた・・・

このツボミの色は何と表現したら

いいのかなぁ~

日本の色で調べてみたら

滅紫(めっし)

灰味のある暗い紫色


なんていうのがヒットしたんだけど

皆さんは、どう感じます?


でもメッシなんてねぇ~

ここはバルセロナかっ!

ウンチムシ



糞虫(フンチュウ)

と呼ばれる食糞性コガネムシ

そう・・・ウンチを主食としている

コガネムシの仲間


ちとカッコよく言うと

スカラベ

あの古代エジプトで有名になった奴ですよね。

ファーブルも紹介していたなぁ。


でもこちらさんは、スカラベみたく

ウンチは転がしません。

ウンチの下にもぐって食べるだけ

なんてたってウンチは栄養満点なのであ~る。




多分だけど、こちらさんは


フトカドエンマコガネ


なかなかカッコエエでしょ。


ある調査によると

犬の糞に集まることが多いそうな


最近の里山では時折、道路の脇に

犬の糞が落ちていることがある。

もしかしてそれ?




明日は「父の日」

総務省の「家計調査」によると、昨年(2014年)は2000年との比較で、サラリーマンのお父さんの月平均こづかい額が5万9726円が3万9572円へと33%も激減!

それと比べてママの支出(衣類、化粧品、ハンドバッグなど)は何と22%増加! げげげ~ 何でやねん!

民間調査でも、お父さんのランチ代・飲み代を含むおこづかいは大きく減っているそうな・・・。

バラの花もビールのギフト券のプレゼントもいらないんで、そっとしておいてくんない?
いつも上司と部下からの板挟みでストレスが溜まりっぱなし! 家に帰ってくりゃカアチャンから、やいのやいのとウルサイ小言ばかり! こんな人生、もうイヤじゃ~!


        たまの休日くらい独りでボ~っとお昼寝でもしていたい気分だわい!
        ※イメージ画像は『アズマヒキガエル』君にお願いしました。


こちらは昼寝中の『シュレーゲルアオガエル』君 鼻には花びらのピアスが・・・


カヤツリグサの上で、心静かな時間を満喫しながらお昼寝中のシュレ君。

追伸:そして、ちょびっとだけお小遣いを上乗せしてくれたら、すっごくうれちいな~・・・っと!

ついでにヒマがあったら、こちらも見てね ⇒ 父の日


学力テスト Vol.126

今回は、里山に住んでいるガの幼虫の皆さまにご登場をお願いしてみました。

ブログには時々出ているお馴染みさんばっかしだから、ヒントもいらないよね?

ってことで、まずこのグループが何の科に属するのか?そこに誰が属しているのか?・・・いろいろ考えることが満載! 今回は、チト難易度が高いかな?


A


B


C


D


E


F






待ちかねた恋人来たる おまけ


里山はスゴイなぁ~

なんと

アカシジミにウラナミアカシジミに

オオチャバネセセリ


大御所がいっぺんに登場


でも、わたくしがみっけたのは

ウラナミアカシジミの哀れな翅だけ

皆さん、どこに隠れているんでしょうネ?


まぁ私の技量で見つけられるのは

こちらさんぐらいかな・・・?



でも、ちょっと待てよ

里山でこのパターンを見たのは

もしかして今回が初めて?


どう?アカシジミさんにも負けていないでしょ!


こちらは

トラフシジミの夏型


春に登場して、それから一度姿を消して

またこの季節になると登場してきます。


年二化っちゅうやつですね。


春と今では翅裏の色も模様も

全く違うのじゃぁ~!


春型はこちら


どう?違うでしょ

ラクダムシ


私にはこれがどう見ても

象には見えません

「じゃぁ何に見えるんじゃぁ~?」

う~ん、その質問に答えると

ラ・ク・ダ!!

そんなところで、ちゃんちゃん!

お開きと言うことで・・・


とにかく死んだふり大好き

あっ、シロコブラクダムシみっけ!

あっ、違った!シロコブゾウムシみっけ!

なんて、不注意に近づくと

そのまま地面にポトッ!


でも大きいし、白いし・・・

以外とその戦略

人間には効果薄なのじゃぁ~!


ちと、そのままほったらかしにしておくと

こんな風に枝につかまって動きません。

で、近づくとまたポトッ!

面倒くさいやっちゃぁ~




待ちかねた恋人来たる その3

怒涛の23発! しかしながら、すべて空砲!・・・夕べの男子サッカーW杯予選。こんな試合見なくてよかった~!情けなか~!
なでしこジャパンはグループ1位を決めたっちゅうに、なんちゅうこったい!

さて、こちらも怒涛の3連発! またしても里山ではハナマルが出現!


すぐ足もとに見慣れぬものが止まりました。でも肝心の裏の模様が見えません!その直前にチラッとは見たけど、撮れないと信用されないかも・・・
帰ってからこの写真を調べてみたら、な、な、何と『オオチャバネセセリ』君じゃ、ござんせんか! やっぱし! うわわわ~~! うひょひょひょひょ~~~! やった~~~!!

先日ハナマルが増えたばかりなのに、またしても新種発見とは! くゎ~! 恐れいりまめ~!!


こちらは、下翅の裏面がしっかりと見えているもの。 白斑が左右にバラバラです。


比較のために「イチモンジセセリ」君にも登場していただきました。
どうです?模様の違いが判るでしょ??イチモンジ君は白斑が一直線!

待ちかねた恋人来たる! その2


「こんなのがいたぞ~、ほれっ!」と、kunichanから見せられたのがこの写真!

「げげげのげ~!こ、こ、これってウラナミアカじゃござんせんかい~!」 この翅が、この日 田んぼの中に落ちていたんだそうな!


ご存命ではなかったので、今回はよそで撮った写真で代用させていただきまする。


ウラナミアカシジミ』 名前のとおり、裏面に波模様がびっしり! 何とも不思議な模様です。

それが、よりにもよってアカシジミと同じ日に、同じ里山で発見しちゃうなんて!
・・・なんてこったい! 恐るべし、この里山の底力!!


ほとんど開翅することがないので、この写真で、ウラナミママの表翅をチラリンと見てね~!

アカシジミ についてはこちらをどうぞ!


待ちかねた恋人来たる!



じゃじゃ~ん! ついについに、里山で初登場!


オレンジ系の派手なチョウで、この里山にいるのはベニシジミだけ!
でも上下の翅が、こんなきれいなオレンジなんてのはいないぞ~~~!

ヤマグワの取材中、hapaちゃんが見つけてくれました。
「あれれ? あれってアカシジミじゃない?」その声を聞いてヤマグワの葉の上を見ると・・・5mほど先に、小さいけど、確かにオレンジで里山にはいない模様のチョウがいるじゃありませんか! 

「うげげげげ~~~~! ア・ア・アカシジミじゃ~!」 なんでここにいるんじゃ~?!
でも、ホンモノじゃ~!

詳しい人に聞いてみました。すると、過去には近隣の森林公園にも出たことがあるってことを聞きました。でも、やっぱりものすご~く珍しいんだってさ!

あ~、ホントびっくりしたな~! いや~、よくぞ来てくれました!