学力テスト Vol.201

毎日毎日30℃を超える暑さで、さすがに鈍感なオラでもエアコンをつけて寝ないとうなされそう・・・。
そういや、今から食べるんだけど、冷や麦と素麺の違いって知ってる? これはプチテスト。

さてさて、今回のクイズはドロバチの仲間の第2弾。
あまり細かな違いを探すというのは身体に悪いので、分かり易い種類のみに限定してみました・・・ホントは撮った写真が同定できなくてクイズに使えないんだけどねっ!


A


B


C


D


E

どれがどれやら

カバフスジドロバチ』ってどんなのか、すぐに思い浮かぶ人っている?
名前のとおり、ドロバチの仲間だけど、この里山にもドロバチの仲間はいろんな種類がいます。おまけにどれもそっくりで、どれがどれやら、さっぱり!

漢字では「樺斑条泥蜂」と書きます。
これでもよくわからないので、夏休みの暇を見て分析!


そもそも「樺」って何じゃ? 
ネットで探せば簡単だろうけど、それだと脳細胞が地滑りのように縮小しているのを防げないし、短絡過ぎておもしろくないので、手持ちの本から探すことに。どうせ年中無給休暇中だし・・・。

きっとここらあたりだな!とあたりを付けて本棚から「日本の伝統色」をゴソゴソ。
すると「蒲(樺)色」というのを発見! おおっ、ビンゴ~~!!

なかなかおもしろいことが書いてあったので下記に引用してみます。(色の歳時記:朝日新聞社編)
 蒲の穂の色から連想された色で、くすんだ橙色を指すのが普通。この色から動物を思い出せば「狐色」になり、食物を揚げたり焼いたりした色のことをいう場合によく使われる。
江戸時代の「樺茶」もあるが、それは「蒲色」よりもくすんだ薄茶色のようだ。
「銅色」とか「赤銅色」はもっと赤みがあって、赤と茶の境界ということになる。赤、橙、茶色のどれで呼ぶかは、まったく相対的な判断に過ぎないということが実感されるようなきわどい境界線上の色である。洋名:バーントオレンジ

よって「樺(蒲)・斑・条」という字は、腹部に蒲色の線状の模様があるという意味。
なるほど、動物のカバの色じゃないってことはわかってたけど、こうしてみるとなかなか含蓄のある命名をしてるじゃん! 命名者に敬意を表わさにゃね。


整理してみたらようやく頭の中のモヤモヤがスッキリ&クッキリ! これで脳が数ミクロン膨張したような感触!!
あとはどれだけこのことを覚えていられるかどうか・・・まあこれは別の課題じゃな!
さてと、久々に脳をいっぱい使って疲れちゃったんでアイスでも食べよ~っと。



学力テスト Vol.200

   ヨタヨタヘロヘロと低空飛行を続けながらも、何とか200回までこぎつけたけど、もう青息吐息でござりまする~~。
 さてさて、このクイズも200回という区切りなので何か洒落たのを!!・・・と思ったけど、暑くて考えるのもめんどくさいのでドロバチの仲間を題材にしてみました。

 ここ、里の家には竹筒マンションがあるので、毎年いろいろなドロバチ君たちが入居してくれます。識別が難しい種類もいるので、はっきりとは判らないけど、かなりの種類がいることだけは確か。そこを何とか、しっかりと同定?! そんなのめんどっち~~!!

 それと、例えば『エントツドロバチ』は、かつては「オオカバフスジドロバチ」とか「オオカバフドロバチ」と呼ばれてもいました。
だから今回のクイズは、旧名でも正解としちゃおうかなっと。

 ちなみに、エントツドロバチは日本ではオスが採集されたことがなく、メスによる単為生殖個体群と考えられているんだってさ! 資料を見ていて初めて知ったわい!


A


B


C


D

湿地に咲く白い花



この暑い時期に草刈りをせずに

ほったらかしにしておくと

全体的に背の低い草の生える畔の

あちこちから

こんな風に細長い尖った感じの

白い花が目立つようになります。

大群落とまではいかないけど
ポツポツと小さな群落がたくさん

これも里山の湿地の風景



ヌマトラノオ

サクラソウの仲間です。

そして、その脇を見ると

あれ?何かが写っていませんかぁ~?

ちょっと近づいてアップにさせてもらいました。


おっ、こりゃアブの仲間・・・

二人仲良く・・・ですね。

私にはここまでしかわかりませんでした。

この二人?この先どうなったのやら・・・

在来種?それとも外来種?


こちらはコマツナギ

・・・のはず


でも、ここからが問題。

最近は道路緑化のために
あちらこちらに
トウコウマツナギなんちゅうのが
植えられている。
里山近くのあらたまの湯周辺の
道路ノリメンも多分これ。

そして、なんと素人にはほとんど
見分けは不可能。

背が高い低い・・・なんちゅう見分け方
があるのだけど
そんなのあてにならないもんね。

とりあえず里山のは
コマツナギであってちょうだい!
お願い!



一瞬、見間違えた

雨上がりの葉っぱの上に何か光り輝く物体が・・・

えっ、こんな虫初めて!・・・

ヤッタァ~!こりゃ即、カメラに・・・


なんて思ってレンズを向けてみると

ありゃ?なんかちょっと違うで、こりゃ。

なんとマメコガネさんではありませんか。

まさかこんなに美しく光り輝いていたとは!

真昼間にイタドリの葉っぱに集団でいるときは

「えっ、またマメコガネかぁ~まぁいいや」

なんて完全に無視しているのに・・・


人間、先入観を持つのは危険ですな!

物事は素直な新鮮な目でしっかり見てみましょ!

また新たな発見があるはず。

なんて思ったわけであります。



半夏生にいたやつは・・・


ただいま半夏生の花が真っ盛り・・・

いや、もう終わりに近いかな?

毎年そこにやってくる虫を探すわけだけど

今年はこんな奴がやって来ていました。

これも里山では初???


ヒメトラハナムグリ

半夏生はどんな虫でも似合う・・・

なんて言っては、こちらさんに失礼ではありますが

とにかく半夏生の白い花の塊はいい!

虫さんたちが引き立つのであ~る!








学力テスト Vol.199

今回はこんな仲間たちでクイズを作ってみました。こうしてみるといろいろな特徴を持っているので識別しやすいかも?


A


B


C


D


E