学力テスト Vol.489-1 頭かきシリーズ その102


昨年からすべての年賀状をLINEで出すようにしました。

年末になって風邪をひいてしまい、何をするにもめんどくさい! それでも大晦日になってやっと「今日中に作らねばならぬ~!」・・・と、何とか仕上げました。
右下に赤塚不二夫の「ケムンパス」を入れてみたけど、気付いた人はいたかな?

LINEの年賀状は便利なことがたくさんあって、やはり最大のメリットは経費が掛からないこと!
一瞬で大勢に送れるし、返信もすぐに届くし・・・と、いいことだらけ!
これじゃ郵便局は年賀状の配達料がますます激減!!・・・と嘆くわけです。まあ時代の流れだから仕方ないのでしょう。

では今年初のクイズを!
この鳥の ①名前 ②頭かきの種類 さらに③足指の形 ④水かきの種類 の4問について答えて下さい。
頭かきには「直接頭かき」と「間接頭かき」の2種類があります。




足指の形

水かきの種類
上記2枚のイラスト資料「鳥のフィールドサイン 観察ガイド」箕輪義隆




2026年 新年のご挨拶

 皆さま、新年明けましておめでとうございます。今年こそ平和でありますように。


年末に行った墓参りの後で、日本平に上がってみました。
期待通りの雲一つないカンペキな晴天!

いつもながらこの景色を見ると、心がゆったりと穏やかになるのを感じます。

今年の初夢はオオタカ君の幼鳥に登場していただきました。

駿府城内にある徳川家康の銅像(静岡・浜松・伊豆情報局より転用
オオタカは家康が最も愛したタカで有名です。

初夢の縁起「一富士、二鷹、三茄子」の鷹は、駿府が鷹狩りの地であることを表し、茄子も三保の茄子(なすび)が特産だったことから、すべて駿府のこととも推測できます。
                      ~ 静岡・浜松・伊豆情報局より転用 ~

静岡市の駿府城の東側には「鷹匠町(たかじょうまち)」と呼ばれる地名があります。
家康は鷹狩りをこよなく愛しました。
その鷹匠たちが城の近くに住み、「鷹匠町」という地名が付けられました。

※P.S. 鷹匠について深堀りしてみました。
-1)ここでいう鷹匠とは「鷹匠同心と呼ばれる下級武士や、タカを訓練・飼育する職人たちのことです。鷹匠同心は家康の側近である「鷹匠頭(たかじょうがしら)」の指揮下に置かれていました。

ー2)鷹狩りというのは趣味だけでなく、軍事演習も兼ねており、鷹匠同心たちは地形の把握や部隊の統率など、高度な専門知識を求められる武士集団でした。

-3)彼らは竹細工などの内職も行っていました。これが静岡の伝統工芸である「駿河竹千筋細工(するがたけせんすじざいく)の発展に繋がっています。

朝ドラの「ばけばけ」を見ていて思ったことがあります。島根県って歴史的にも由緒ある場所が沢山ありますね。
宍道湖の西側に「斐伊川河口」というポイントがあって、冬季になるとマガンやカリガネが来るのです。
そのすぐそばに、出雲大社があるのに、なぜか一度も行ったことがありません!あまりにも鳥・鳥・鳥・・・と、鳥ばかりに集中して大事なところには一度も行ってないのです。

「もっとゆとりを持って」&「鳥ばかりに幸せの基準を求めない」と、いうのを今年の目標にしようかなっと!!・・・さてさて、どうなることやら。




学力テスト Vol.488-2 ニシオジロビタキ ~ My Cutie Bird ~ 

ニシオジロビタキ ~ My Cutie Bird ~

2025年の最後を飾るのはやっぱり、一番大好きなこの子!

ニシオジロビタキ 幼鳥

漢字では「西尾白鶲」と書きます。この「鶲(ひたき)」という字はぜんぜん馴染みがありません。そこでこの字の語源を調べてみました。

元々は中国からの由来漢字で、昆虫を空中で捕える習性をもつハエトリ類(flycatcher) などの小型の鳥を指す字として使われていました。

この文字は「翁」+「鳥」が組み合わされています。「翁(おきな)」は白髪や白い髭の老人、すなわちヒタキ類の眉斑とか白い喉が老人を連想させたという説なのだそうな。それを日本でも中国の用法を受け継ぎ、ヒタキ科の鳥を表す漢字として定着したということです。

そんなことはともかくとして、この鳥には初めて出会ったン十年前からその可愛さにゾッコンでした。

こんなに尾羽を高く、しかも頻繁に上げるヒタキ類はいません。

きっと、彼らは何気なくその仕草をしているのでしょうが・・・

こんなふうに小首を傾げて、こちらを見られたら、もうそれだけでノックアウトです!!

クイズには出さなかったけど、せっかく答えてくれたので掲載。
鳥としては最も標準的な趾(あしゆび)の形で「三前趾足(さんぜんしそく)」です。

次は「間接頭かき」の瞬間・・・あれれ?喉がオレンジだぞ!!

ごくたまにですが、こんな♂の成鳥も!!


「ニシオジロビタキ」は、東ヨーロッパなどで繁殖し、越冬地もインド周辺とか北アフリカへ移動などという、日本への渡りのコースとは関係のない鳥なのです。どこでルートを間違えてしまうのか、国内では少数ですが毎年のように来てくれます。

スズメが14~15cmなのに対して、11~12cmというヒタキ科の中では最小サイズ。
そんな小さな体で、よくぞ来てくれたと感謝感謝です!! 出会えただけで、特大のシアワセを感じさせてくれる「My Cutie Bird」なのです!
また来年も逢おうね~~!!













学力テスト Vol.488-1 頭かきシリーズ その101

 


今年出会った中で最も印象に残ったのは、何といってもこのトキ君でした。
玄関のパンジーの畑に降り立ってもらいました。




これらの鉢で3月頃まで玄関先をにぎやかに。

さてさて、今年最後のクイズに登場するのはこの鳥です。
この鳥の ①名前 ②頭かきの種類 について答えて下さい。
頭かきには「直接頭かき」と「間接頭かき」の2種類があります。








学力テスト Vol.487-2 その解答 ミヤマホオジロ ~ パフォーマンスの出し惜しみ ~ 

 ミヤマホオジロ ~ パフォーマンスの出し惜しみ ~

ミヤマホオジロ ♂

ミヤマホオジロといえば、誰が何と言おうと魅力的なのは「首から上」のこの洒落たデザイン!! 胸の三角のエプロンだって、すっごくお似合いです。

レモンエローを黒とのコントラストで引き立てるなんて、プロのファッションデザイナー顔負けのコーディネイトです!

学名だって「Emberiza elegans 意味は「優雅なホオジロ」。
英名でも「Yellow-throated Bunting」と、喉の黄色に注目しています。

カシラダカ ♂冬羽

比較しちゃ申し訳ないけど、同じ仲間の「カシラダカ」君にだってりっぱな冠羽があるのに、冬羽はいたって地味~~・・・おっと失礼、かなりの渋好みのデザインです。

今回はこの魅力的な冠羽に注目してみました。

失礼して後ろから覗くと、最近の若者がお気に入りの刈り上げのように見えます。

こんなに魅力的な冠羽なのに、彼はあまり立ててくれません。

そもそも冠羽って何のため? 図鑑では冠羽を立てているところばかりが書かれているので、もしかしてそれが普通だと思っていませんか?

観察しているとそれが見えてきます。冠羽を立てている時は緊張した時や興奮した時で、威嚇する時にも立てるようです。

これなんて、まるでいたずら小僧がクリクリに刈られたよう・・・。
このように採餌や休息している時には立てていません。こちらが普通なのです。

冠羽を立てるにはそれなりのエネルギーがいるので、必要以外にはそんな無駄はしたくないのです。要するにこちらは省エネモードの普段着ということ。

日本での繁殖はごく一部に限られているので、多分見ることはできないのでしょうが、きっとお目当ての可愛い♀にはこの冠羽を立てて「どうでい!カッコいいだろ?!」とアピールしていることでしょう。

おっと忘れるところだったわい!
彼らの足指は「三前趾足(さんぜんしそく)」です。





















学力テスト Vol.487-1 あんた誰?シリーズ その22

2025年最後の満月です。    2025.12.5
別名は「スーパーコールドムーン」なんだそうな。

ホワイトバランスで色温度を変えたりすると・・・このような「Blue Moon」にも。

「Blue Moon」といえばJAZZのスタンダードナンバー。
いろいろな人が歌っていますが、私のお気に入りは ①June Christy 
②Jo Stafford ③Julie London・・・彼女たちが歌っている曲が大好きです。
演奏なら Clifford Brown がBESTかな!!


さて本題。
次の鳥の名前と足指の形を当てて下さい。


足指のかたち
イラスト資料「鳥のフィールドサイン 観察ガイド」箕輪義隆







学力テスト Vol.486-2 アオハクガン ~ 白なのに黒 ~

 アオハクガン ~ 白なのに黒 ~

青空を飛ぶハクガン

ん、んん? ハクガンの中に何やら変わったものが!

な、何だ、こりゃ~!

顔はハクガンなのに体が真っ黒!

これぞ珍鳥の「アオハクガン」なのです!
羽の上部を見ると青灰色で、これが名前の由来。

英名は「Blue Goose」ですが、正式名は「Snow-Goose 」・・・すなわちハクガン!!
アオハクガンは羽毛の色を決定する遺伝子が異なって生まれました。以前は別種とされていたこともありますが「単なる色違いで、突然変異ではありません。

日本に渡ってくるハクガンは、2025年現在で約2000羽以上、その中にアオハクガンが10羽以下で混じっているだけなので、かなりというか、ものすご~く珍しいのです。

アオハクガンの直接頭かき

ハクガンのファミリー
左上と下から2番目の、やや濁った色の個体が幼鳥です。

マガンの編隊飛行

ここ このようなV字型の編隊だと、前を飛んでいる鳥が生んだ上昇気流の中を飛べるため、エネルギーの消費を抑えることができるのです。もちろん、そのためには羽ばたきのリズムや距離感を調整したり、気流の動きなどを敏感にとらえるなどという高い能力も必要なのです。
字の
ハクガンの繁殖地はロシアのウランゲル島が知られており、それらはアメリカに渡ります。
主な越冬地は北米で、その数は何と何と500万~800万羽と言われており、中央部ではアオハクガンが約25%ほどと言われるのに対して、東海岸へ渡ってくるグループではアオハクガンはわずか1~4%と非常に少ないとされているようです。

ワシントン州のスカジット・バレーとスティラグアミッシュ川のデルタ地帯には毎年9月下旬に数万羽という大群が渡ってくるとのことで、以下は現地の自然保護団体の話です。
1900年頃、ハクガンは世界でも数千羽にまで減少したが、その後 目覚ましい復活を遂げ、現在では世界で最も生息数が多い水鳥の 1 つになっているという。
                  ~ 一番下の◆に書かれている記事より引用 ~

ここはバンクーバーから遠くないので、アラナミキンクロとセットで行けたら最高かな!!


日本へ渡ってくるハクガンは2000年の頃はわずか数羽だけでした。
日本、ロシア、アメリカの国際共同で「東アジアへのハクガン復元計画」が 1993 年に始まり現在のように多数が飛来してくれるようになったのです。


詳しくは以下をご覧ください。

◆日本の空に復活した日本ガンたち
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/fund/message/vol06/

◆ハクガンの復元計画
http://shibalabo.eco.coocan.jp/goose/2-1/2-1-2/ac.htm

アメリカで撮影された、数万羽のハクガンが飛び立つ姿が圧巻

https://x.com/ABC/status/1738190151254462487?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1738190151254462487%7Ctwgr%5E3e3102402b17519752373737678e5082de2c9194%7Ctwcon%5Es1_c10&ref_url=https%3A%2F%2Fswitch-news.com%2Fnature%2Fpost-101307%2F
編隊



















学力テスト Vol.486-1 頭かきシリーズ その100

 

佐鳴湖岸のメタセコイヤがこんなふうになるのも、もうすぐです。

モミジが鮮やかなじゅうたんに

エナガ君も紅葉の中で

さてさて本題です。今回は記念すべき「頭かきシリーズ」の100回目!!

この鳥の ①名前 ②頭かきの種類 さらに③足指の形 ④水かきの種類 の4問について答えて下さい。
頭かきには「直接頭かき」と「間接頭かき」の2種類があります。



足指の形

水かきの種類

上記2枚のイラスト資料「鳥のフィールドサイン 観察ガイド」箕輪義隆







学力テスト Vol.485-2 その解答 チゴハヤブサ ~ スピード違反 ~ 

 チゴハヤブサ ~ スピード違反 ~ 

雲一つない紺碧の空です! これぞ絶好のタカ見日和り。

さらに風速は3mほどで、アサギマダラやトンボが飛び交うという申し分のないシチュエーション! こんな日に期待するのは何といってもチゴハヤブサに尽きます。

チゴハヤブサ 幼鳥

サシバやハチクマたちがゆったりと西へ流れる中、突然現れてものすごいスピードで飛び回ります。キジバトくらいの大きさで、カラス大のハヤブサよりも小さいので、その分  小回りが利きます。

彼の大好物はトンボ! ただ、狩りの瞬間はあまりにも素早くて遠いことが多いので、なかなか撮ることができません。

尾羽を広げて急ブレーキ! 

チゴハヤ君の陰になってトンボの姿が見えませんが、チゴ君が両足を前に突き出してトンボを捕まえようとしている瞬間です。

おっとどっこい!トンボもとっさに急旋回して魔の手から逃れます!

彼の名はギンヤンマ! 彼も飛翔の名手を自認しているので、そう簡単に捕まるわけにはいきません!

今回はチゴハヤ君の空振りに終わって・・・と、思いきや

その数秒後には、すぐにギンヤンマの正面へ先回り!
これぞ「先回りキャッチ」という秘技!!
10月のNHK「ダーウィンがきた チゴハヤブサ」で紹介されていた必殺技なのです。

上の写真では小さすぎて、何が何やら?と言われるだろうから、超拡大してみました。

これだけ拡大しても判りにくいけど、チゴハヤ君の指先にはギンヤンマが手中に!!
よ~く見るとチゴハヤ君の足指が「三前趾足(さんぜんしそく)」というのも判ります。

これが捕獲の瞬間!

超拡大すると、しっかりと捕らえられています。

今回の被害者はギンヤンマの♂でした。

そのしばらく後に、今度はチゴハヤの成鳥が登場しました。

その指先にはすでに獲物が!

拡大してみると、それはウバタマムシ!


地上にいるウバタマムシです。
おとなしく地上近くにいれば安住の生活ゾーンだったものを・・・

これぞ「飛んで火にいる夏の虫」!!! ウバタマ君の人生はこれで終わってしまったので笑うに笑えない話になってしまいました。

チゴハヤ君は「直接頭かき」


彼らの飛翔能力をもってすれば、小鳥なんてお茶の子さいさいで捕れるんだろうに、それには見向きもせず、何故か手強いツバメなども狙うようです。

自分の更なるスキルアップのために、敢えて難敵に挑んでいるのかな? 
こんな見事な狩りができる鳥は他にはいません。
これから越冬地の東南アジアまで渡っていきます。
また来年も戻って来てくれますように!!