春のチョウと言えばモンシロチョウ、でもこのチョウは純国産種ではありません。もともとはヨーロッパの乾燥地帯にいるもので、中国経由で日本に入ってきたチオウなのです。
そして意外と見過ごしているのが、この元々から日本にいた『スジグロシロチョウ』。翔んでいる時にはわかりにくいけど、止まるとこんなふうに支脈が見えるから、気をつけていると見つけられるかも?
止まっているのは、これも日本に古くから自生している「ニホンスイセン」です。
さて、本番!
春のチョウと言えばモンシロチョウ、でもこのチョウは純国産種ではありません。もともとはヨーロッパの乾燥地帯にいるもので、中国経由で日本に入ってきたチオウなのです。
そして意外と見過ごしているのが、この元々から日本にいた『スジグロシロチョウ』。翔んでいる時にはわかりにくいけど、止まるとこんなふうに支脈が見えるから、気をつけていると見つけられるかも?
止まっているのは、これも日本に古くから自生している「ニホンスイセン」です。
さて、本番!
ウグイス ~ ウグイス色って ~ その3
花札の歴史は室町時代末期にポルトガルから伝えられたカードゲームを参考にして、日本独自の花鳥風月の絵柄を用いて作られたカードです。
今回はその花札の中で、2月の絵札に書かれた「梅に鶯」のお話。自分でも以前からちょっと気になっていたので調べてみました。
ウグイス ~ ウグイス色って ~ その2
サクラのシーズンにウグイスをセットに撮ったことがなかったので「そんじゃ、この際だから撮ってみるか~」と軽く考えてしまったのが運の尽き!決めたことはやらねばなりませぬ。ヒマだとろくなことを考えません。
そもそもヒヨドリやメジロのようにサクラで吸蜜をするわけではないので、サクラに来る時は虫ねらい!よって木の中をアチコチ飛び回るのです。
ついでに、写真をやるジイサマたちがあまり撮ったことのない「八重紅枝垂桜」とセットというのを狙ってみました。どうせ撮るならダンディにカッコよく撮ってあげないとね!
ウグイス ~ ウグイス色って ~ その1
鳥の鳴き声には大きく2つあります。1つは「地鳴き」で、もう1つは「囀り」です。
「スプリング・エフェメラル」と言う言葉を聞いたことがありますか?「春のはかない命」と言う意味で「春の妖精」とも呼ばれています。
主にカタクリやイチリンソウなど、春の一時期にだけ咲く植物のことを言いますが、その頃に出現するチョウたちのことも「スプリング・エフェメラル」と呼びます。ギフチョウやウスバシロチョウなどが代表種ですが、これらは佐鳴湖の周辺では見られず、もう少し山間部に行かないと見ることができません。
私は勝手ながら、このツマキチョウを「佐鳴湖の春の妖精」と呼んでいます。例年ソメイヨシノが咲く頃になると翔び回るようになるのですが、パッと見は小型のモンシロチョウ。
翔ぶのも素早いし、なかなか止まることがありません。止まると、こんなふうに翅の先にあるオレンジ色が目を引いて、それはそれはものすご~く可愛いのです!
ヒヨドリ ~ ボサボサ頭の雑食屋 ~
今でこそ、一年中どこでも見かける鳥ですが、ホンの40年ほど前までは、夏は山に住んでいて、エサが不足する冬になると里に下りてくる「漂鳥」でした。
ヒヨ君は国内では「フン、どこでもいるじゃん!地味だし~!声はうるさいし~」と言われるけど、これでも海外のバードウォッチャーからは「おおっ、これがそうか~!」と喜ばれる、とにかく一度は見てみたいという鳥なのです。
というのも、ヒヨ君は日本以外では朝鮮半島の南部.台湾、フィリピン北部あたりにしか生息していないという分布域が狭いので、イギリスやアメリカ在住のバードウォッチャーは地元では見られない鳥なのです。
「地味だろうが何だろうが、見たことない鳥を見たい~!」って、いうのは鳥屋だったら絶対なのです!