学力テスト Vol.115

今回は水鳥シリーズということで。
判りにくいものでも!写真の細部をよ~く観察すれば、答えにたどり着けますぞ!
ではレッツラゴ~!











早春の華


早春の候、いかがお過ごしでしょうか。


そのような挨拶文がそろそろピッタシ?の頃


屋外でこんな花を見つけたら

もう間違いなく春ぅぅぅぅ~!

ですよね。


少し前にまだ蕾だった

ショウジョウバカマ


予想通り、ピッタシカンカン

しっかりと花を咲かせてくれましたヨ。


咲き出しのころは雌しべの柱頭
だけが目立つけど

こんな風に開くと雄しべが伸びてきます。

一つの花で花粉を送り出す時期と受ける時期を
ずらす仕組み。

なかなか考えていますねぇ。


そうそう・・・ショウジョウバカマって

たくさんの花の集まりなんですよぉ~!


あるわあるわ


さぁ~里山のニホンアカガエル
どのぐらいになったのでしょう?

1月15日に産卵が始まって
本日で一カ月と10日

まだこんなにたくさんの卵塊があちらこちらに。

そろそろ終わりのはずなんだけどなぁ~



このニホンアカガエル

生息地域は平地から丘陵地

昔は湿地と林があればそれなりに見られたはず。

浅羽の田んぼあたりでも見られた・・・
なんて話も聞いたことあるしネ

でも現在、このあたりで見られるのはごくわずか

数の減少が心配されているカエルなんです。


この近縁種にヤマアカガエルって言うのいるんだけど
私はまだ一度も姿も声も確認したことなし!

住んでいるところは山間部っていうのだけど

どのあたりからが山間部なのかなぁ~?









超珍鳥

里の家では、たまに珍鳥の記録が出ます。先日kunichanが見たという『アトリ』君も然り!
近くでは出ていてもここの記録としてなければ珍鳥!

そしてそして、ここではとんでもないのも記録されているのです。


数年前に「見ちゃった~~、ムヒヒ・・・」と、その話を聞いて、くやしい思いをした『イスカ』君!


イスカと言えば、バードウォッチャーからは、あこがれというか、よだれを垂らすというか、とにかく特別の想いをかけられている例のヤツです。 それを、よりにもよってこんな里山で!

こんな風に、くちばしが上下が食いちがっているのが特徴。当然ながら私はここで見たことなんてないっす! くやしいから今回はこれにて。

ツツジ第一弾


さぁ~咲き始めました。


もう10日ほど前から

こんな風に白い釣鐘みたいな花が

ちらほら

毎年、この場所のこの木が
いっとんさきに花をつけてくれます。



多分だけどツツジの仲間では

このアセビの花が第一弾かも・・・


そしてあと3週間もすれば

もう木全体が白い花に包まれるはず


となれば・・・・


そうそう、里山の人気者

コツバメちゃんがやってくるんですねぇ~


でも、もしかしたらコツバメちゃん

ちょっと間違えて早く出てきてしまったぁ~!


なんてぇことないかなぁ~?


そんな風に思って里山に出かけた時は

必ずこの花の周囲を探してみるのですが

そうは思い通りにならないのが世の中。


自然は私と違って

キチッとしているんですねぇ!



罪の意識

我が家では冬になるとエサ台にミカン、冷凍してとっておいた次郎柿、パンくずなどを提供します。
来る鳥は普通種ばかりだけど、朝になってもエサをやるのを忘れていると催促の声を出したりするのが、すっごくかわいいんだよね~! そんな彼らにはエサを盗るという意識は毛頭なし!

庭で餌付けすることによって、農作物への被害を減少させる・・・という人もいます。

今、このブログの表紙にある『ミカンをつついているメジロ』君は見た目では、言わば農家の敵!




じゃあ、この2枚の写真はどうなるのかな? 
これはミカン畑に棄ててあったミカンの山で食事をしている『ヒヨドリ』君と『ムクドリ』君。 
別に悪いことをしてるわけじゃないので害鳥とは言い難いですね~

だから彼らも堂々と食事をしているので、カメラを向けても、そんなの気にもしません。なに撮ってんだよ~、ケッ!ってなもんです。

あえて弁護すると表紙のメジロ君だって、農家が採らなかった残り物のミカンを食べているので、別に窃盗容疑を掛ける必要はありません。



なのに彼の場合は、カメラを向けたらドキドキしたような顔でこちらの様子をうかがっておりました。
これって、彼の心にちょっぴり、ミカンを失敬しているっていう罪悪感があったからかな?





もうすぐ来るはず

今日、里山からそんな遠くない場所でこんな風景を見てきました。


これって何だかわかるかな? 約100羽の群れ!


これならどうじゃ? まだわからん・・・って?


今日の群れの中に数羽、こんなのも混じっていましたぞ! これは♂の夏羽でござる。

おっと紹介を忘れるとこだったわい!これは近いうちに里山でも見られるはずの『アトリ』君たち
100羽のうちの数羽でいいから、おこぼれを期待!


学力テスト Vol.114

恒例のはてな写真も、これだけダラダラ続けると嫌味かな?
でも虫のシーズンはもう少し先なので、まだしばらくは鳥のクイズで我慢してね!











しっちゃかめっちゃか


しっちゃかめっちゃか


物事が混乱・散乱している様子で

「めちゃくちゃ」ということ


さぁ~て本日の里山・・・

ビオトープ池の中は確かに・・・・



昨日の雨のおかげか・・・

まだ産んだばかりのプリプリ卵塊が

あちらこちらに


と思えば

もうすでにオタマちゃん状態も

うじゃうじゃ


おっと、こんなやつらもいました。

まだ産むつもり?


ビオトープ池からは真昼間なのに

ニホンアカガエル

くるるっるるるぅぅぅ~ってな

とっても心地よく
遠くまで響く鳴き声が聞こえてきます。



そして、この時期に産む卵塊は

ほとんどがこじんまりと小さい。

今年初めて産卵をする個体なのかも?



もっとマイナー


まぁマイナーもここまでくれば

十分に開き直れるノダ。

もうこの際マイナーついでに

ご紹介しておきましょ!


さぁこの写真を見て
ピッタシカンカン!

植物名を言い当てた人は
植物マニアか
このブログを丁寧に読んでくれてる人

まぁどっちも同じ変人かな?

おっと、そんなこと言っちゃぁ
読者のみなさんに失礼でありました!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さぁ~て、そのマイナーな植物

この時期になってもこんな風に
冠毛をくっつけたまま

コウヤボウキ

現在の姿なのであります。


じゃぁ過去はどうだったのか?

検索してみてねぇ~





これならわかる?


ちょっと前の投稿で

三出裏星
(ミツデウラボシ)

というシダの仲間を紹介したのだけど

その時はまだ十分に成長していない個体
だったの覚えてる?

えっ?そんなマイナーなシダの仲間のことなんて
覚えてるわけないじゃん!

そうですよねぇ~ ('_')

シダの仲間って超マイナー

湿潤で温暖な日本
種類はとってもたくさんあるのだけど
花は咲かないし、暗い場所にあるし
そして何と言っても種の特定が
とっても難しいときてる。

これじゃぁ人気ないのもわかるのであります。

そこをあえて

これでもかっ!としつこくネチネチと
紹介することにしたのじゃぁ




こちらが成長した姿

これだったら
三出(ミツデ)の意味がバッチシでしょ



そして裏星(ウラボシ)

葉っぱをひっくり返してみると

その通りぃぃぃ~!

このシダはわかりやすい!

寒谷ビオトープの駐車場斜面に
生えていました。

探してみてね!



ジョウの彼女

 

へい彼女~! いつ見てもかわゆいね~! こちらのクリクリしたパッチリ目は『ジョウビタキ』のオネイサマ。

今回は「ヒタキ」という意味について。
ジョウビタキの声を聞くと「な~るほど!」と思うけど、「ヒッヒッカッカッ」と鳴きます。魔法使いの婆ちゃんの笑い声ではなく、これを「火、火」という意味にとらえ、さらに「カチカチ」とかいうのを「火打石」に見立てて「火焚き」と呼んだんだってさ。


被写体としては、ついつい♂を撮る頻度の方が高くなるけど、彼女の方も相当な美人! 


足を踏ん張っているのは、四股を踏んでいるわけではなくて、ドデンと構えている奥方を連想してもらったほうがいいかな? この安定感こそが、家庭の平和のイシズエなのであ~る。

ついでにこちらも見てね! ⇒  うちの女房にゃ髭がある  スッピンの魅力

ジョウ

「尉と姥」って知ってる?
「えっ、何のこと? だってこんな字、読めないし~・・・何のこっちゃ?」というあなたへ。

「尉(じょう)と姥(うば)」は謡曲「高砂」に登場する人物のこと。
「♪高砂や~ この浦舟に 帆を上げて~、 この浦舟に帆を上げて~♪ 」 これを結婚式で、どこぞのオッチャンが謡ったのを聞いたことない? えっ、これでもピンとこない?

これが謡曲「高砂」で、これに登場するじいちゃんとばあちゃんが「尉と姥」ってこと。
フィ~、ここまで説明するだけで疲れちゃった!

さて本題!要するに、何を言いたいかっていうと『ジョウビタキ』という名前の由来。


 ♂のこの見事なシルバーグレーの帽子が「ジョウ」という名前の由来につながっています。


すなわち「ジョウ」=「尉」のことで、尉とは翁(おきな)・・・すなわちじいちゃんのこと。だから老人の白髪を連想させる頭の色を持つヒタキという意味でやんす。

「尉」にはもう一つ、炭火の灰になった色・・・という説もあるんだって! こんなことを覚えておいて何かの時にチラッというと尊敬のまなざしで見られるかもネ!?


いっとんさき


準備はOKかな?


さぁ~みんなスタートラインに並んで

前を向いてぇぇぇ


ヨ~イ・・・ドン!!!



フキノトウと

こちらの

ショウジョウバカマ


どっちが先に花開くでしょうネ。


里山では

あちらこちらに群生しているのだけど

毎年、なぜか寒谷ビオトープの

ショウジョウバカマが

いっとんさきに花を咲かせます。


日当たりは最悪な場所なのに
なんでぇ~?


どうも
自然界は人間の理解の枠を
超えているのだ。

身近な体型

奈良時代の頃は「ひめ」とか「しめとり」と呼ばれていて、平安時代以降になって、現代と同じく『シメ』とよばれることになったそうな・・・

名前の由来? 「シ」は飛ぶ時に出す「シーッ」と鳴く声で、「メ」はツバメやスズメのように、鳥を現わす接尾語なんだってさ。



この写真では、肝心のシメ君のチャームポイントのくちばしが見えない!


くちばしはこんなに立派!ちなみに噛む力は、人がリンゴをかじる時と同じくらいの30~50kgはあるんだってさ!


 この太り気味で尾が短い体型が大好き! イヤイヤ決して自分に似ているからではありませぬ。
こんなかわゆい鳥を、彼女と一緒に見たりすると、きっと シ・ア・ワ・セ な気分になりますぞ!
幸せになれるのは、青い鳥ばかりじゃないのであ~る。




今だけが旬


もう里山では

フキノトウ

顔を出しています。




このぐらいがちょうど採りごろかな?

天ぷらにピッタシじゃぁ~


そして
ちょっと目を離すと
すぐにこんな風になってしまいます。

まぁ大きくなっても苦味が増すだけで
味は大して変わらないわけだし


フキ味噌にする場合は
もっと成長した方が
量があっていいと私は思うのであります。


えっ、そんなの邪道?

山菜道に反する?

まぁ、そんな堅いことおっしゃらずに

・・・・・・・ネッ!




ウメニハナアブ


いやぁ~昨日、今日と
暖かくてとってもいい天気

そしてなんと二連休

こんな幸せはめったにないノダ。


明日からはまた強烈な寒波到来
・・・なんちゅう予報


やはり日ごろの行いだなぁ~!

なんて自己陶酔してたわけ


そんな中

里山の「レストラン・梅」は

期間限定
特製「梅蜜ランチ」を目当てに

わざわざ遠方から

来店するお客様で大賑わい




そんなお客様のお一人

私の低レベルコンデジでも

こんな風に撮れるのが


オオハナアブさん



ちょっと梅の花の上で
一休み

さぁ~これからもう一人前
頼むとしますかっ!

「梅蜜ランチ、もう一つ追加ぁ~!」




犯行現場




コラ~!誰だ~?大事に育てている青島ミカンに、首まですっぽりと突っ込んで、食べ散らかしているのは!



へっ、オラのこと? アハッ 見られちゃったの? デヘヘヘ・・・


え~い、見られついでだから、逃げるのはもうちょっと食べてから

最近の『メジロ』ちゃん、けっこう図太くなってきました。もしもし、そんなところは大阪のオバチャンに似ちゃダメだぞ~! 謙虚に&おしとやかにね!



♡の行方


あれからすでに4週間ほどが経ちました。

さてさて♡はどうなったのじゃぁ?

もう、そろそろ・・・のはずだけどなぁ~

と言うことで池の中を覗くと・・・



という状態になっておりましたヨ!

卵塊の上にちょこんと乗っかっている

ちいちゃな物体

まだまだここから離れようとはしません

そうそう、これぞ

オタマジャクシの子供

じゃなかった


ニホンアカガエルのオタマジャクシちゃん


さぁ、これからが大変

周りは敵だらけ

すでに畦付近にはアオサギ野郎の白っぽい
フンが見られます。

今年も元気に育ってほしいですネぇ。

学力テスト Vol.113


先日はどこぞの神社の境内の裏手で写真を撮っていたら、いきなり「ド~ン!、ド~ン!」という太鼓の音! うわわ~っ、鳥が逃げちゃった~! 

あとで聞いてみたら豆まきの行事だったわい!
皆さんはしっかりと豆まきをしたかな? 横着すると鬼が来るぞ~~!

さてさて、お話変わって今日も他愛のないクイズに挑戦していただきましょうかね~!
先週と似たかよったかの簡単クイズ。
「またこんなアホくさいやつなのけ?」って言わないでね!
けっこう撮るのも大変なんだからさ!











 




おんなだけ?


おんなだけ・・・


昨今、こんな言葉を発したら

それは差別用語じゃぁ~!

なんて即、言われてしまいそう


昔は男・女ってな呼び方が当たり前?
だったけど

最近は男子・女子が普通でしょ


巷のオジンたちはその変化に対応できず
まさしく化石状態

世の中について行くのは
厳しい!



そんな世の中
堂々と「おんなだけ」って言えるのが
これ!

女竹って書きます。

正式な呼び方はメダケ

別名・オンナダケ


名前は竹なんだけど実は笹の仲間

笹って竹と違ってこんな風に
鞘がずっとくっついています。


竹はタケノコの時だけ
鞘に包まれているもんね。

こちらさん
里山では川沿いの斜面や道沿い

などに出現

でも
ホッタラカシにしておくと
もうそこらじゅうメダケだらけ。


これも適度な管理が必要。

じゃぁ~何に使うかというと・・・

そう、カリバチトラップなんですねぇ。


カリバチさんたちにとっては
バッチグゥ~の産室になるわけざんす。

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そして、こちらさんも利用するみたい

シンメトリーじゃない顔

どうぞご覧あれ







もてる・もてない

カモたちは今、恋人選びの真っ最中。北へ帰る前にカップルを決めるのです。
今回は『コガモ』たちで、その様子を見て見ましょう。


これは一般的なケースで、1羽の♀に2~3羽の♂が集まってきます。
観察していると、これとは違ったケースがチラホラと。


どの世界にも不公平というのはあるもので、この♀は8羽の♂に囲まれて♂をよりどりみどり! なにやら♀の態度も「ムフフ・・・」と、自信満々!



ところが、こちらの♀には誰も来てくれません。
後ろにいる♂は、たまたまそこを通過した・・・って、だけのこと。


うわ~、♂たちが無視して離れて行ってしまいます。
少しくらいは、振り返って関心の素振りくらい見せてやらにゃあ!
素通りしちゃダメじゃん!

この♀同士を比べても美女なのかそうでないのか、性格がいいのかそうでないのか …トンと見分けがつきません。

でもオイラはこの不幸な乙女ちゃんを応援するぞ~! 
そのうち、とんでもなくイイ♂が花束を持って言い寄ってくるから、それまで落ち込まずにぐゎんばれ~! アンタはきっとシンデレラ姫になれるぞ~!