旬の味


出た出た~! ようやく出てきましたぞ!



このスッキリとしたカラーコーディネイトこそ、初夏にふさわしいドレス!



まさに旬の味そのもの! やっぱし『ミズイロオナガシジミ』君はカッケ~なあ!

以前に投稿した分はこちらです。 ⇒ ごりやく   おおっ~~~!!! 

学力テスト Vol.160

里山とはあんまし関係のないのまで出題しちゃうけど、そこんとこは許してちょ~ね!

な~んだ、こんなのカンタンじゃん! って勇み足しないでねっ! ここらあたりの出題で満点取れかったらチト問題ありですぞ~!











どよ~ん


「あ~あ、もう世の中イヤになっちゃったな~。部長からはガンガン怒られるし、アホな部下の出来はメチャ悪いし・・・オラのせいじゃないっちゅうのに! いっそのこと、ここから飛び降りて死んじゃおうかな~。そしたら楽になれそうだにゃ~・・・」


そんなドヨヨ~~ンと暗い雰囲気で、黄昏症候群のオーラをプンプン漂わせているカミキリ君。



背中のコブが彼の疲れた人生の悲哀を表しているようで、すっごくつらそうに見えてしまいました。



顔中、毛だらけだし、無精ひげもいっぱい生やしているみたい! 

先日、椎平で初発見! もちろん自分でもハナマルです! メダケなど細い枯れた竹に産卵するらしいから、きっとこの辺りのメダケを探せば、そこでひっそりと暮らしているんだろな!

でもでも、捨てる神ありゃ拾う神ありだぞ! 人生いろいろ! 生きてりゃこそ楽しいこともいっぱい! ガンバレ~~~!!! 

おっと、名前を紹介するのを忘れるとこだったわい! 『ハイイロヤハズカミキリ』君って言います。
「ヤハズ(矢筈)」っていうのは翅の先が、弓矢の羽の先端のような形に突きだしているからなんだってさ。

シックだけどかわゆ~い ニューフェイス


漢字で書くと「紫白星亀虫」 カタカナでは『ムラサキシラホシカメムシ』君。
何となく、お洒落っぽい名前! 

こんな色合いを「地味~」と称してはいけません! シックと言いましょ、シックと。


名前のとおり暗褐色が妖しく紫色に輝いていて、小楯板の左右には白くてでっかい紋があります。
サイズが約5mmと小さいので見落としてしまわないようにねっ!


ハルジオンが真っ盛りの時に探せば見つかることが多いんです。 他にはタンポポやキク科やマメ科にも要注意。

シラホシカメムシ類には次のようなものもいるけど、里山で一番見かけるのはムラサキ君!


こちらがよく似ている『シラホシカメムシ』君。白紋が小さいので識別はカンタン!


マルシラホシカメムシ』君は、さらによ~く似ているけど、じっくり見ると白紋の大きさで見分けられますぞ。

カラスヘビ その3

ついでに紹介しておくと、里山にはこんな「カラスヘビ」もいます。


これは『アオダイショウ』の黒色型と思われます。


アオダイショウは日本最大種!大きいものは2mにもなります。


その名前の由来は、体が青みがかっているものが多いから。そう言えば、黒といっても青みがかった黒じゃね~


こちらが、一番見かける色。


中にはこんな色のもいます。 

これだけ紹介したら段々気持ち悪くなってきた~。 やっぱり苦手なものは苦手じゃっ!!

カラスヘビ その2

 まずはこちらをどうぞ ⇒ カラスヘビ 



先日、これと同じと思われる個体に遭遇!





おおっシャッターチャンス~!! と思いきや、こちらをジッと見ながらカメラ目線でハイ、ポーズ!



舌をチロチロと出しながらゆっくりと退場していきました。

顔の模様からすると間違いなく『ヤマカガシ』君! 

ただし、この個体がkunichanが見たのと一緒かどうかは、顔の白い部分が微妙に違うようにも見えるから不明。なんせこの里山にはヘビ君たちがウジャコラいるからね~っ!







ついでと言っては何ですが ニューフェイス


ヤツボシハナカミキリ」と同じ日に発見! 2種類も一度にハナマルなんてすご~い!

「ヤツボシハナカミキリ」についてはこちらをどうぞ ⇒ 今年も来てくれるかな?


こちらは『ムネアカクロハナカミキリ』ちゃん。

♂は全身がまっ黒ということらしいけど、一緒にいなかったなあ~

今年も来てくれるかな? ニューフェイス

ブログ新登場! ギシギシそれともスイバ(?)・・・ここらはkunichanにお任せ~。に、たかっているのは、その名も『ヤツボシハナカミキリ』・・・と、見た目とピッタリの名前です。



図鑑で名前を探したら「ヤツボシハナカミキリ 普通型」というのがヒットしました。
ん? 普通型? 何のこっちゃ?


調べてみたら、このカミキリ君 全国的には普通種らしいけど、いろいろな色彩変異がいることで有名らしいね。

8つの斑がしっかりと現れるもの、薄く現れるもの、中には真っ黒いのもいるんだそうな。今回のが標準タイプで良かった~


写真は昨年のちょうど今頃! だから今年も会えるかなあ? 会いたいなあ! 、と期待してるんだけど・・・

学力テスト Vol.159

いよいよ里山のスターたちの揃い踏み!

今回はチョコッとレベルを高くしてみたので、頑張ってネ~! ヒント? そんなのは写真をよ~く見たら満載じゃ~! 

今回は、いつもよりもさらにじっくりと観察して、くれぐれもお間違いのなきようにネ! 

それにしても全員、うるんだ瞳でかわゆ~い!!!



















白覆面


まぁしかし自然界には、おもろい奴がいるもんじゃぁ


こんな顔したの初めて見ました。

これハエの仲間

メバエ科

マダラメバエと言います。




とにかくおススメはこの顔ですよね。



覆面してこれからどこかに忍び込む?

それも、おつながりしながら・・・

すごい奴らじゃぁ



詳しい生態は未だ不明な部分が多いらしい

わかっているのはハチの幼虫に寄生

すごいですねぇ

枯れ栗つづき 


もう枯れ栗は、トラカミキリに大人気

こちらはウスイロトラカミキリ


これでトラカミキリ族3種目

文一のカミキリムシハンドブックの説明を見ると

丘陵地の雑木林からブナ林帯に生息と書いてありました。


ホストはコナラやブナなど広葉樹の枯死木

まぁクリに来てもおかしくはないですよね、きっと。


出現期は6~8月と書いてあるから

これはちょっと早め。

見つけたのも一匹だけ

これからどんどん見つかるかもねぇ~!


弱肉強食


2枚目以降の解説を見る前に、この写真の虫が何なのか判ったらすご~い!! 

いつも出すクイズなんかよりも難問のはず! さてさて、時間を巻き戻してみましょう。


ウイ~ン おや~、トンボが何やら餌を捕まえてイタドリの葉上へ翔んできました。


どうやら『タベサナエ』君のようです。


サナエトンボの顔は正面から見ると愛嬌があるけど、今回はその獲物が何なのかを徹底取材!


バリバリムシャムシャと豪快に食べています。


ガイシャは『ヒゲナガハナノミ』君、どうか成仏してね~!

トンボは生きているものばかりを狙うのですが、せっかくなら食べ残さなきゃいいのに・・・って思ったら、残っているのはヒゲ、頭、上翅、足だけで、おいしそうなお腹の部分はすべて食べてました。 

ヒゲナガハナノミについては、こちらをどうぞ ⇒ ふだんは「赤の他人」のふり

枯れ栗は予想通り


去年に枯れた栗の木

原因は、水分が多すぎて根腐れ?かも


でも自然界は死んでから!

また新たなお役目が始まるのであります。


四月にはシラケトラカミキリとヒメクロトラカミキリが

まず登場


そろそろ何か来てもいいはずなんだけどなぁ~

なんて思って見てみると

何かが動いているではありませんか。




陽の陰った場所で見るとこんな感じ


でも陽が当たるとこんな風に輝きだします。


ちょっと違う角度から・・・

なんとこちらもタマムシの仲間

ムツボシタマムシと言います。

初めて見たかもぉ~!

ちっちゃいし、落ち着きなく動き回るし・・・

ちょっと見るのは大変だけど

枯れ栗は大繁盛なのであります。

これも初登場



翅に模様があったら、その特徴を名前に入れるのは当たり前のことだけど、これは『シモフリシマバエ』と命名されてます。霜降りってのがちょっとお洒落な名前! サイズは3~4mmと極小。



更に驚くべきことに身体も霜降り模様!! これはすご~い!!

ハエ=汚らしい・・・なんて先入観で思ってる方はいませんかい?

このハエを見て「かっけ~!」とか「すんばらすい!」と思うか、はまたま「ハエ? 私しゃキライじゃ~」と思うか、それはアンタの感性次第! 

でも子供には自分の考えを押し付けちゃダメだぞ~
もしかしたらファーブル先生になるかもしれないんだからね! えっ? ファーブル先生みたいな生き方じゃ生活できないって?