続・生きるべきか死すべきか


生きるべきか死すべきか

そんな悠長なこと言ってる

バヤイじゃない!


ありゃ、やけに近寄っても動かないなぁ~

どうした?

何となく目も物悲しげに元気なさそうだし

足も曲げているし・・・


ちょっと手にとってみると

数回、体を震わせて

ピタッと動かなくなってしまいました。


タベサナエの最期


私がみとったわけです。


何があったんだろう?

体はどこも傷んでいなかったしなぁ・・・


生きるべきか死すべきか


昨日掲載された『ヤマツツジ』 ⇒ 紅?それとも朱?

アゲハ類が時々吸蜜しているのを見かけるけど、たまに、こんなのも来ます!


ブ~~~ン 翔んで来たのはオラの大好きな『マルハナバチのなかま』!


拡大してみるとこんな感じ


これが『クロマルハナバチ』なのか『コマルハナバチ』なのかは・・・これが悩みどころ!

生きるべきか死すべきか・・・のハムレットの心境まではいかないけど、マルハナバチSPっていうのは判ってるんで、それ以上はどうでもいいやい! そんなにコマルわけじゃなし・・・でも気になるなあ!?!? 誰か識別点を知ってたら教えてね!

「あっ!ハチがいる!」千葉県立中央博物館監修 によると、腹部先端のオレンジ部分より上部の腹の付け根側に、グレーとか白っぽい横帯があったらコマル、ただし黒いのもいる・・・って書いてあったけど、そんなんでいいのかなあ? 

別の情報によると、コマルは全身の毛が長く。クロマルは毛足が短いのが特徴で、特に腹部の毛は、刈り込まれたように短くそろって生えています・・・だって。

まあ、どうでもいいけど・・・でも気になるなあ~ だからやっぱり知りたい!すっごく知りたいっす!

「じゃあ、捕まえて見りゃいいじゃん」 アンタね~ 他人事だからそう言うけど、相手はハチだっせ! いくらマルハナバチだって刺しまっせ~ 注射も大っ嫌いなオラが、そんなことできるわけないじゃん! フン!

学力テスト Vol.121

新緑の葉がどんどん大きくなるにつれて、虫の種類もどんどん増えてきました。
もう、うれしくてうれしくて! 家になんぞ戻らずに、ずっとここで暮らしたい気分じゃ~!

さて今回はこんなのを集めてみましたが、やさしすぎたかな? じゃあ、例によって1問1秒で!


A


B


C


D


E

紅?それとも朱?


里山に咲くヤマツツジ


これ、今年一番のお気に入り


なかなかいいのがないなぁ~なんて

思いながら里山を歩いていたら

ふと目に止まったのが、これ!


ずっと前からここに生えていたのに

こんなにたくさんの花をつけたのは

今年が初めて?



この色がいい

そして少しばかり宙に浮いている感じが

これまたいい


この色、紅色?それとも朱色?

なんて思って日本の色見本で調べてみたけど

これだ!と言うのにはヒットしない。

近い色はあるのだけど

ピッタシではないのですねぇ。


だから余計にいい!

抜き足差し足


久々に登場!


これって何だかわかる?


じゃあ、こっちは?


仕方ないので、じっと待って、ようやく撮れたのがこちら! ふぃ~、待ちくたびれちゃったい!
こちらの顔はママ。

そして、下の赤ら顔のすごいがパパ! そうです・・・『キジ』のご夫婦だったんです。

「どうせヒマなんだから、ちっとくらい待ったっていいじゃん!」って?、いやいやオラには残された時間が少ないんだから、あんまり待たせないでね~・・・って愚痴の一つも言いたくなってしまいます。


とにかく、なかなか姿を見せない!イコール撮れない!



たまに全身を見せてくれる時は、こんなもん! 遠すぎて遠すぎて・・・
国鳥なのに狩猟鳥 だから警戒心が強くったって当たり前なのであ~る。


以前、一度書いてるからこちらも見てね ⇒ 短距離走のちゃんぴおん

やっとみっけ


シダの仲間に

ベニシダ

って言うのがあるのだけど

その名前の由来になっているのが

この新葉

成長してしまうと紅色ではなく
緑色になってしまうので

このベニシダの色を楽しむのなら

今しかないのだぁ~!


そんな風に思って

気にはしていたのだけど

その名のごとくホントに紅色の新葉って

意外とないのであ~る。

それを本日発見!

ほんと紅色

やったぁ~!!!


そのベニシダの特徴


新葉がこんな風に紅色なら

すぐにわかるけど

そうは簡単にこれじゃぁ~!って

素人に判別できるのは少ない。


そこで

簡単にわかる方法


一番下にある葉っぱ(小羽片と言うらしい)が

他の小羽片より小さいでしょ。

これ、重要ポイントじゃぁ!


このシダ、里山にはたくさんあるので

探してみましょ!

これぞ展葉


一つのツボミからこんなにたくさん

ドバッと葉っぱが開いてきます。




タブノキ


さぁ~、そろそろこの葉っぱを狙って

アオスジアゲハが姿を現すかも

おっと、その前に蛹がどこかにあるかも・・・

探してみよっかな。


里山にはクスノキは見当たらないので

多分、アオスジアゲハはこのタブノキを

食草にしているはず・・・

やっぱ現場をしっかり押さえないと

真のナチュラリストとは言えないのじゃぁ~



と言うことで明日は里山で
アオスジの蛹探しもしよっかな。


なんてたってこのタブノキ

樹高1.5mぐらいだからネ!


唯一のカエデ


カエデって何処にでも生えているように

思いませんか?

公園にもあるし、お寺にもあるし

秋にカエデの名所にいけば

真っ赤かだし・・・ネ。


でもでも・・・里山を探してみましょ!


あの手の平を思いっきり開いたような
葉っぱは、どこにも見当たりません。

里の家の庭に一本だけあるけど

多分、あれはどなたかが
植えたものだろうし・・・



そんな里山に

唯一カエデと呼べる仲間があるんです。


それがこちら

結構、あっちこっちに生えています。


う~ん、これほんとにカエデ?

なんて思う方もいるかもね

だって手の平開いてないもんね。


でも正真正銘カエデの仲間

ウリカエデ

と言います。


これは少し前、四月の初めごろの写真

こんな風に若葉と一緒に
淡い黄色の花をたくさんつけてくれます。


秋の黄葉もいいけど

これもいい!!


ヒゲなら負けないぞ~!

ニッポンヒゲナガハナバチ君だけがりっぱなヒゲを持っているわけではありません。里山にはいろんな虫がいるので、ひげの長さを自慢するものもいっぱい!

こんなのも、最近になってチラホラと翔び始めましたぞ! 花はオヘビイチゴ。
 

どうです! なかなかに見事なヒゲでしょ? それに何といっても見事なのは、その翅!
こちらは『クロハネシロヒゲナガ』ちゃん! 別名を「貴婦人の蛾」と言います。

あ~ん?何じゃ? 意味が分からんって? そんな人はこちらをどうぞ ⇒ LADY GAGA


そして真打ちはこちら! LADY GAGAちゃんの旦那さま! どうじゃ~! この見事なヒゲは!

こちらも読んでみてね ⇒ どちらが好き?

にっぽん代表


里山で「ニッポン」という名のつく虫で、この時期にまず思い浮かぶのは『ニッポンヒゲナガハナバチ』君。 菜の花で吸蜜に夢中です。


オスは、とにかくこの長~い触角がカッコイイんです!うっとりしちゃうね~!
花から花へ猛ダッシュで、撮るのはなかなかに大変! 翔ぶスピードはミツバチの倍以上という猛スピードだし、吸蜜の時間もあっという間で、すぐ次へ移動!


でもそこを何とか頑張って撮れたら、・・・まぐれだろうとなんだろうと、やっぱし、うれしいね~!
ハリルホジッチ監督にも気に入ってもらえるかな?

粋なお姿

これ、なかなかでしょ

博多織の模様に似ている?かな


里山に生えるシダは、ほとんどが緑一色


こんな風に斑入りの模様って

他にはないのであります。


これが粋っちゅうもんですなぁ~!




緑に黄色の模様

こりゃ私みたいなシダのド素人でも

一発ぅぅぅ~!

でも斑入りじゃないただの緑のもあるらしいので

そこんとこが大問題

だってド素人だからネ。

ちょっと形や色が変わっただけでも

こりゃなんじゃぁ~?って、あたふたするわけ。

やっぱ植物は地道に基本からですネぇ。


こちらの粋なお方

ハカタシダ

と言います。


新説?



この上の2枚は『スジグロシロチョウ』春型の「オス

そして下の2枚は、同じく春型の「メス」!



どうです?違いがわかるでしょ? 「ふ~ん、だから何?」って言われちゃうと困るんだけど
とにかくオスとメスで模様が違うってことが分かればよろすい!

こんなのを撮るためにエッチラオッチラと里山へ出かけて行くんだから、よっぽどヒマ!
いやいや、そんなこたありませんぞ! しっかりといろいろ詳細を覚えることが生物の多様性を知る、ひいては地球全体のことを知る・・・というグローバルな視点に繋がるのですから!・・・なんちゃって! ブヒッ!

平たく言うと、単に撮るだけだと飽きちゃうので、いろいろ理由をつけてるだけだけどね!

さてさて、本題! 
♪ちょうちょ ちょうちょ なのはにとまれ なのはにあいたら さくらにとまれ...♪。 
このチョウの種類はなんでしょうか?ヒントは「菜の葉に止まれ」。

この童謡に出てくるチョウはモンシロチョウ?それともスジグロシロチョウ? 図鑑で調べてみるとスジグロは、キャベツなどの園芸種よりも野性のアブラナ科を好む・・・と、書いてありました。

そして今回、菜の花畑で観察していると、菜の花にはスジグロは来たけど、モンシロは来てくれませんでした。もちろん近くを翔んではいましたがね!

だから、この童謡に歌われているちょうちょはスジグロシロチョウじゃないのかなあ?なんて思ってしまったけど、皆さんはどう思う?

以前掲載したのはこちらです ⇒  「ちょうちょう」  「ちょうちょう」から分るもの

ところで、「ヤマトスジグロシロチョウ」ってのを聞いたことある? 元々は「エゾスジグロシロチョウ」に含まれていたんたけど、検討の結果、独立種にしたんだそうな! そしてやっかいなことにその独立種が静岡県でも発見されてるんだって! 

スジグロシロチョウに酷似してるらしいけど、そんなのが里山に来たらどうしよ! 面倒だから「ふん、だから何さ!」にしちゃうか!

まさかの一株


いやぁ~マイッタ!

こんなでっかいのが

残っていました。

こりゃ今年の最大株ですかね。



メリケントキンソウ

去年から始めた里山のメリケントキンソウ

撲滅大作戦

と言ってもたった一人で敵に対抗しているわけだけど

やっぱ多勢に無勢

抜いても抜いても出てくるのじゃぁ~

どうゆうこと?

もうこれで終わりのはず!なんてホッとして

そしてまた一週間たってから見てみると

芽が出ているんですネぇ~。


でも、もうこれで最後じゃ!

じぇったいこれで打ち止め!


・・・と本日思って、記念に最後の一株?を

ブログに掲載させていただきました!

ざまぁ~みろぉ~!

ふぅぅぅ~・・・

ふわふわ


ひらひら、ふわふわ  菜の花畑を優雅に翔ぶ白いチョウ・・・ええですな~ 心が洗われますな~
えっ? よっぽど心が濁ってるんだろって? う、う、うるせいやい! 人がええ気持ちに浸ってる時に何ちゅうことを!


 これが、18日にknichanがブログに出した『スジグロシロチョウ』でやんす。
この日は2頭来てました。


撮影者なんてまるで眼中になく、菜の花の間をふわふわ 

ええなあ~! すっごくええなあ~~! こんなシーンを愛する人と見れたら!・・・もう死んでもええがなっ!


この写真をクリックするとチョウの周りにハチやハナアブの仲間がいっぱい翔んでるのが見えます。 とにかく多い! めっちゃ多い! ざらっと見ても20種類以上は集まってますね~!

8畳ほどの大きさしかないちっちゃな菜の花畑なのに、虫たちにとってはきっと天国なんでしょネ!

ところで、モンシロチョウのルーツがヨーロッパなのに対して、スジグロシロチョウが国産種ってのは知ってた? 

過去にいろいろ載せてあるから、ついでに見といてね! ⇒ 翅脈とは何ぞや   あんた誰?

至福の時間


ここがいつも紹介している

ビオトープ


両脇に広がる雑木林と

放棄水田を利用した池


とにかくこの季節


ここにいるだけで

し・あ・わ・せ

になるわけ



前方に見える黒っぽい濃い緑は
スギ・ヒノキ林とアラカシ・スダジイ群落

手前はもちろんコナラを中心にした雑木林

当然のごとく、この写真内すべて

私有地

よって部外者は地主の許可なく

立ち入りはできないのであります。



ちょっと上から眺めると
こんな感じ

いいでしょう!!!

五月の連休ごろになると
池右端にあるカキツバタが
咲き始めます。

そのカキツバタも含め
ここには相当数の植物を
他から移植しています。

ある意味、個体保護のために・・・

それがいいのか悪いのか

わかんねぇ~!

学力テスト Vol.120

春爛漫につき、鳥たちの動きも活発になってきました。
さてさて、今回は・・・というか、今回もビギナークラスのクイズを用意してみました。
簡単だから、1問あたり1秒で答えてね! 写真をじっくり見ればヒントは満載! 

えっ?じっくり見てたら1秒じゃできない? 
アンタ、そんな悠長なこと言ってるとリニアモーターカーに乗せてもらえないぞ~!
みんな忙しいんだからネ! 

オイラはみんなと違ってあわてるとか焦るのってキライだから、里山でじっくりのんびりと鳥や虫を見てる方がいいんだけどネ! じゃあ GOOD LUCK!











愛のメッセージ

里山の『サシバ』ご夫妻 最近はペアで現れては鳴き交わしてるね~



「かあちゃん、愛してるぞ~!」 「私もよ~、とうちゃ~ん!」 

青空をスイスイ~っと飛びながらの愛の語らい・・・うらやましか~
その声が、人間には「ピックイ~!」としか聞こえないのが残念!



さてさて、今年はにっくきカラス野郎に邪魔されずに、愛の結晶が誕生するでしょうか?

菜の花は大人気


いやぁ~今日の

菜の花レストランは大賑わいでした。

とにかくハエやアブやハチで超満員

でも私のコンデジじゃ

そんな少しばかり小柄な皆さんの

お食事風景を撮るのは

ちぃ~っとばかり難しいわけ


・・・と言うことで、そのお客様の中で

一番大柄なお方に

登場していただくことにしました。





菜の花の花から花へヒラヒラと

あちらこちらへ・・・


ありゃ、こんな風に顔までつっこんで・・・

ちょっとお行儀悪いかな


スジグロシロチョウ

この幼虫はアブラナ科が食草

と言うことは、菜の花に卵産むかもね。

サクラの蜜ってどんな味?

このブログの表紙の右にある『kunichanのひとりごと』。そこにニュウナイスズメのことが書いてあります。

ここ里山ではまだ記録にない鳥だけど、いずれはチャンスがあるかも?

さて、遠州地方で『ニュウナイスズメ』が確実に見られる場所と言えば、袋井市! 
いやいや忘れてはいけないのが、わが浜松市内の細江町! 里山からは車でほんの20分ほど西へ行ったところ、そこに毎年確実に越冬でやってきてくれます。ニュウナイを見たい人は、そのどちらかへどうぞ!

地元のバーダーでも、このポイントを知らない人がいたので「れれれ?」って思っちゃったけど、スズメに混じってるし、似てるし、気付かなければさりげなくスルーしちゃうんだよね。


でも、よ~く見るとスズメとは色も違うし、声も違う! これを自分で見つけた時の感激はヒトシオ!
だから頑張って探してみようぜい!

さてさて、『kunichanのひとりごと』で紹介されていた写真がどんなのかは知らないけど、同じ場所で撮ってきたのをご紹介!


こちらは♀


こちらが♂

どちらも花びらの下の茎の部分を噛んでいます。この間、約5~10秒ほど。この時がシャッターチャンスというわけ!

でも、こんなふうにさくらの花びらを上手にちぎって取り上げることができるのはホンの数羽で、殆どの個体は枝に付いたままの茎を噛んでいました。これだとあまり絵にならないんだよね~

同じ場所にいたヒヨドリが花粉を舐めていたのとは対照的。 蜜が大好きなヒヨドリやメジロとは、くちばしの形も違うし、だから蜜の採り方も違うのかな?

一緒にいたオジサンが、落ちていたサクラの花びらの茎の部分を噛んでみました。「おおっ、かすかに甘い!」 との感想を!

このオジサン、好奇心は超一級品で、すぐに鳥の気持ちに変身します。 そうかっ! だから素敵な、いい写真が撮れるんだな?・・・多分! いやきっと!!! 



この子を見ないことには・・・


里山のエフェメラルと言ったら、誰が何と言おうとコツバメ』ちゃん! そりゃもう、可愛いったらありゃしないい! 目に入れても痛くないってのはこのことだもんね~!

そんなコツバメちゃんよりも、ちょっと遅くに出てくるのが、こちらのエフェメラル(春の儚い命)!
ツマキチョウ


♀がクサイチゴの蜜をおいしそうにチュウチュウと吸っています。


♂はレンゲの蜜を!

これを見ないと本格的な春が来たって思えないんだよね~! 
撮るのがけっこう大変・・・というのも、なかなか止まってくれないし、吸蜜時間も短い! 今回は運よく、ホントに運よくペアをゲットしちゃった! こいつぁ春から縁起がいいわい! ブヒッ!


前回、紹介したのも同じころ ⇒ 平凡でつまんない